保育園のリスクマネジメントの方法|危機管理との違いや私が工夫した事

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成功・未来・挑戦の道しるべ

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「保育園のリスクマネジメント」です。

この記事は
○保育園のリスクマネジメントを学びたい方
○リスクマネジメントをどう工夫すべきか考えている園長先生や保育士さん
向けへの記事になります。

あなたはリスクマネジメントについて考えていますか?

リスクマネジメントは「リスクに対する備え」の事を言います。
どこの企業であっても、リスクに対する対策を用意しているものです。

様々な想定をしておかないと、何かが起こった場合に後手に回ってしまうケースも多く、
信頼・信用の低下、社会から厳しい目で見られるなど、不利益を被ってしまいかねません。

リスクに対する対策を練っておかなくては、
いざという時に対応ができなくなってしまうのです。

保育園であってもそれは同じです。

保育業界は信頼関係で成り立っているような世界ですので、リスクに対する備えは万全でなくてはなりません。
そして最大限行う事が必要です。

ここでは保育園で行うべきリスクマネジメントについてまとめました。
危機管理との違いや、保育園でどう工夫しているのかも紹介します。

内容的には保育士さんだけでなく、保護者の方や保活中の方にも見ていただきたい内容になっていますので、良かったらこのまま読み進めていってくださいね。

少し長めなので、目次から知りたい所までジャンプすることができます。



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リスクマネジメントと危機管理の違い

リスクマネジメント(リスク管理)とはこれから起こるであろう事に対しての対策の事を指します。

例えば…
・地震が起きた時はどう対応するか
・戸外活動を安全に行うにはどんな工夫が必要か
・不審者に対する備えは
・クレームが起こらないようにするには
・職員の離職を減らすためには

などがリスクマネジメントの例として挙げられます。

よく危機管理と混同されがちな言葉ですが、
危機管理は起きてしまっている出来事に対して行う管理のことです。

リスクマネジメント→未来の事に対しての対応
危機管理→現在進行形・過去の出来事への対応

このように考えれば全くの別物という事が分かりますね。

保育園におけるリスクマネジメントとは

考える女性
保育園で行うべきリスクマネジメントは多岐に渡ります。

子どもをお預かりし、1日無事に保育を行うわけですが、
子どもの行動は不規則で、時に突拍子の無いことをする可能性もあります。

安全ばかりに気を取られ、保育の活動の幅が小さくなってしまうことは避けたいですが、
保育は安全が確保されてるのが前提としてあるという事も忘れてはいけません。

保育の内容、環境構成、人員配置など、気を配るべきところは沢山あります。

また、内部的な事だけではなく、外的要因に対しても備えておかなくてはなりません。
自然災害、不審者対策など、保育園以外が原因で起こることも予測しておきます。

保育士園長まゆあ
では実際にどのような場面のリスクを考えておくべきかを解説していきます!

命に関わるリスクマネジメント

まずは、命に関わるリスクマネジメントについてです。
保育園は子どもの命を預かっている場です。
命を落としてしまうような事はあってはなりません。
その為には考えられる全ての事を行う必要があります。

命に関わるマネジメント①保育活動中の事故

保育の活動中に起こる事故は多岐に渡ります。

保育中の事故例
・友だち同士でぶつかっておでこが腫れる
・転んで唇を切る
・遊具から転落してしまう
・手を繋いでいて腕が外れてしまう
・車や自転車が突っ込んでくる

上記のとおり、大小さまざまな事故が考えられます。

保育内容の見直しは常に行うことが必要

保育活動でのリスクマネジメントは保育内容の見直しと実践の繰り返ししかありません。

子どもは常に成長します。
そして、成長すると行動が変わってきます。
その時々の状況に合わせて適切な保育環境を整え、検証していく必要があるわけです。

また、保育内容も成長に合っているか、無理をしていないかなどを考えていきます。

具体的なポイントの例

・危ない箇所・死角は無いか(保育室内・戸外)

・保育する人数は十分か

・成長に合った活動内容になっているか

・新しい試みを行う際は導入が十分に考えられているか

などです。

ミーティングなどの機会を利用して、実際やってみてどうだったのか、
上手くいったか、大変な所はなかったか、危険でなかったかなど、
様々な角度から検証しましょう。

もちろん、じっくりと話す時間がない時もあると思いますが、
全くやらないよりかは少しでも話す機会を持とうという意識が必要ですし、
話す内容を細分化していけば時間も短く済むでしょう。

私の園では1~2週間に一回、ミーティングを行っています
その時にクラス報告を行っているのですが、そこで話し合う事にしています。

クラスを超えて話すと気づけなかったポイントにも気づくことができるので、
年中通して継続して取り組んでいます。

ヒヤリハットを活用しよう

事故や怪我が起きた場合、事故報告書などを作成する事になると思います。
また、事故に至らなくてもヒヤリハットを書く保育園もあるでしょう。

ヒヤリハットとは、事故や怪我にならなかったものの、
怪我をしそうになり焦った(ヒヤリ)、気づいたら危険が迫っていた(ハット)など、
危ないと思ったことを見つけることを言います。

有名なのがハインリッヒの法則で、1件の重大な事故の裏には29件の軽微な事故などがあり、その下には300件ものヒヤリハットが存在するといった法則です。

保育環境や内容の見直しにおいて、このヒヤリハットはとても大切です。
職員が気づいた危ないと思う点を取り除く事ができるからです。

私の園でもヒヤリハットは職員会議で各クラスから提出してもらい、職場全体に周知する事にしています。

保育士園長まゆあ
職員全員が危険性について認識できるようにするのがポイントです
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命に関わるマネジメント②睡眠中におこる事故

お昼寝する男の子
睡眠時に起こる事故で一番怖いのが「突然死」です。

乳幼児突然死症候群(SIDS)が起きやすいのが午睡などの睡眠時と言われています。
身体の暖めすぎや柔らかい布団、保護者の飲酒・喫煙がリスクを上げる要因とも言われていますが、はっきりと解明されたわけではありません。

また、他人の布団などが顔にかぶさる、嘔吐に気づかず詰まってしまう、
うつぶせ寝になって口がふさがり窒息するなどの事故も考えられます。

一方、午睡時は保育士にとって連絡帳を書いたり製作物を行うことができる時間になりますし、休憩をとるのも主にこの時間になります。

子どもの安全を守る為の人員配置を行う必要がある反面、こういった時間を確保することも大事ですね。

睡眠時はとにかく目を離さない

保育園での死亡例のうち、午睡中に目を離してしまい、
気づいたら手遅れになっていたケースがあります。

その為、午睡中は目を離さず、絶えず確認する必要があります。

監査などでも指摘されますが、5分に1回は身体を触り、
呼吸しているか、異常はないかを確認します。
そして、その記録をしっかりと取っておきます。
なので、複数で見ることが重要ですし、巡回指導でも必ず言われる所です。

また、事故が起きてしまった時に素早く動くことができるように
発生時の手順をフローチャートで見える化しておいたり、
予算の余裕があればAEDの設置やベビーセンサーなどの整備などもできる対策として挙げられます。

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命に関わるマネジメント③災害に対する備え

防災用品
災害はいつ何時起こるか分かりません。
首都直下型地震や南海トラフの大きな地震が発生する可能性は年々大きくなっています。
また、園内・近隣の火災、台風、水害なども保育中に考えられる災害です。

起きる確率は低いと言いながらも、実際に起こって被害を受けてしまうと
対応は大変なものになります。

避難訓練と備蓄をやってますか?

災害に対するリスクマネジメントは避難訓練の実施するところから始まります。
地震、火事など様々な想定をし、子どもも交えて繰り返し訓練します。

いざ訓練をしてみると、意外と子どもが動かなかったり、避難するのに手間取ることが分かります。
防災頭巾も普段からかぶせる・かぶる練習をしておいた方が良いでしょう。
初めは泣いてしまいますが、繰り返し練習しているとそのうち慣れて泣かずにすんなりかぶってくれます。

また、園内に備蓄をしておくのはとても大事な事です。
3日程度の水や食料などを確保しておくのが望ましいです。

ですが、認可外施設だとスペースや予算の都合で備蓄が十分でないケースも見られます。

予算の都合となると中々難しい問題になりますが、
少しずつ買い足して行くことが必要ですし、
認可外施設であっても国や自治体が補助金を出すなどして
取り組むべき点でもあると思っています。

ハザードマップを見てみよう

ハザードマップをご存知でしょうか?
また、実際にご覧になった方はどれだけいるでしょかう?

ハザードマップとは災害時にどこが危険か、その度合いを地図上に表したもので、
地震の際の倒壊危険度や洪水時の予想浸水などがそれにあたります。

危険度が色分けされて表示されているので、視覚的に見やすいですし、
自園の避難計画にも役立たせることができます。

自治体などが作製しているので、一度、自園の所在地のホームページなどで確認してみると良いでしょう。

不審者対策は忘れずに

不審者に対する対策もしっかり練っておきましょう。

連日のように不審者に関する情報が流れる今の世の中。
私自身、Yahoo!の防災速報アプリをインストールしており、
住んでいる地域と職場の近く、実家の近くの3か所を登録していますが、
結構な頻度で不審者や事件の情報が流れてきます。

小さい子どもたちを集団で預かる保育園。
不審者に対する備えもしっかりしておかなくてはなりません。

自治体からの情報をチェックしよう

自治体によって差はありますが、不審者や災害などの情報を
メール配信してくれる所もあります。
まずは、そういった情報を入手することができるのか、問い合わせしてみるのをおすすめします。

また、個人レベルでは警視庁などのウェブサイトからの情報だけでなく、
Yahoo!の防災速報アプリをインストールしたり、TwitterなどのSNSからも情報を得る事も出来ます。

情報を知っていると知っていないとでは行動に大きな差が生まれますし、
予測も立てられやすいですよね?

情報を常にチェックするという癖をつけると良いでしょう。

防犯用品をそろえていますか?

防犯用品はある程度揃えておいた方が安心なのは言うまでもありません。

さすまたや防犯カメラ等は値段も高いですが、
催涙スプレーや唐辛子入りのスプレーなどは手軽に購入できます。
また、木刀などをすぐに持ち出せるところに置いておくのも良いですね。

購入できなくても、身近なものでも対応できます。

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保育園の運営に関するリスクマネジメント

室内すべり台で遊ぶ女の子

運営のマネジメント①保育士の確保、育成

保育園において保育士の確保は必要不可欠であり、長い目で育成していくことが大切になります。

そして、できたら長く働いてもらえるのが良いと思っている保育園がほとんどです。
そもそも保育士がいなくては、そもそも保育園の運営はできませんからね。

保育の仕事は専門性も高く、気軽に飛び込んできても大変な世界でもあります。
堀江貴文さんが「保育の仕事は誰でもできる仕事」というツイートをして様々な声があがりました。

真意をひも解くと堀江さんの言っている事は分かる部分も多いですが、
専門的な知識を持つ保育士さんをはじめとする職員がいないと、やはり保育の仕事はできないと思います。

そのためにも、職員の採用計画、採用後の指導・研修、職場環境の整備はしっかりと行うのが望ましいです。

保育園運営の最大の資産は「職員である」

保育園を運営するときに、子どもたちが大事なのは言うまでもありませんが、
それ以上に大事なのは保育士を始めとした職員です。

職員は保育園にとって最大の資産とも言えます。
東京都内の企業主導型保育施設で、保育士が一斉に退職したニュースがありましたが、
職員のことを大事に思い、それなりの対応をしていればこういった事態を招くことはなかったかもしれません。

園児も大事ですし、運営する資金も大切かもしれませんが、
一番大事なのは保育士を初めとした職員であるという視点を持っていたいものですね。

運営のマネジメント②クレームへの対応

保護者からのクレーム、不満などは必ず起こるものと思っておくと良いと思います。
常日頃からクレームが起きたときの対応を考えておくべきです。

クレームは何が原因で起こるか分かりません。
職員の何気ない一言が引き金になるかもしれませんし、
ちょっとしたすれ違いが原因の事もあります。

いずれにせよ、不満がある状態が長く続くと良いことがありません。
保育園全体の不信にも繋がってしまいます。

クレームなどは素早い対応をしよう

クレームが発生したときは素早い対応を心掛けます。
把握した段階でまずはゆっくりとお話を聞くことが大切です。
そしてひとまず相手の気持ちを受け入れ、状況を整理しながら対応していきます。

クレーム対応は早ければ早いほど、その後の関係修復が早まります。
難しいと感じたり、嫌な気持ちにもなるかもしれませんが、園長を筆頭に真摯に向き合い、丁寧に対応するのが大切ですね。

普段から会話する事を心掛けよう

私は割と保護者と雑談する機会を持っていて、時にはくだらない話をする事もあります。

ですが、これは単にお喋りしたいわけではなく、その中から保護者が今どんな状況なのか、子どもと家でどんな事をしているのか、保育園に対してどう思っているのかなどのヒントを探っています。

こう言うふうに書くと誤解されてしまう事があるかもしれませんが、
リスクマネジメントは事前に行っておくものです。
話すことで心を開いてくれる様になりますし、クレームを抑えられるかもしれません。

普段の何気ない会話も立派なリスクマネジメントの一つになります。

運営のマネジメント③地域との関わり

保育園を運営するにあたり、地域との関わりは無視できるものではありません。

今は保育園を建てようと思っても地域住民からの反対運動などで断念せざるを得ないケースが多くなっています。

また、騒音、マナーなどが悪いと、地域住民からも苦情が入ることもあります。
そうなるとその対応もしていかなくてはなりません。

保育園が地域に根付くには、その地域のルールに従うことも必要です。
保護者にも理解を求めなければならないケースもあるでしょう。

地域からも信頼される為に普段からの挨拶や、参加できる行事があったら参加してみるなど、関わり合いを保育園側からおこなっていきましょう。

労務管理からみるリスクマネジメント

保育士園長まゆあ
労務管理の面からもリスクマネジメントについて考えていきます

労務管理のマネジメント①残業

ワークライフバランス
保育園の悪いイメージとして「サービス残業」を思い浮かべる人は多いと思います。

業務量の多さから時間内に終える事ができず、サービス残業をしてしまう、またはさせる保育園の話は後を絶ちません。

残業しなくても良い環境づくり

残業があるとうことは、業務内で仕事が終わっていないという事です。
36協定を結べばその範囲内での残業は可能にはなりますが、できるなら残業が無いほうが良いですよね?

残業する理由を下にいくつかまとめてみました。

残業する理由
・業務量がキャパオーバーしている
・人手が足りず、回らない
・行事等で手の込んだ事をやりすぎている
・無駄な業務をしている可能性

これらが残業の理由として挙げられます。

保育業界では人手不足による残業も多いですが、
業務の見直しをすることで残業を減らせる可能性があります。

残業が続くと心身の疲弊につながり、結果として離職率が高まります。
離職が多いと周りから正当な評価をされにくくなり、
負の連鎖に繋がる可能性もあります。

残業はこういったリスクを抱えていることを認識した方が良いと思います。

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労務管理のマネジメント②職員のモチベーション

ガッツポーズをする保育士
職員のモチベーションをコントロールする、または把握することは、リスクマネジメントの観点からも大事な事です。

なぜならば、モチベーション一つで保育園が良い方向へも悪い方向へも転がるからです。

良い方向に進めば問題がないですが、悪い方向へ進んでしまっては
保育士の離職や勤務態度の悪さ、保育の質の低下につながり、
保育園にとって良くない事が起きやすくなってしまいます。

モチベーションを高める声かけ

職員のモチベーションを保ったり、引き出したりする事もリスクマネジメントの一つ言う事ができるでしょう。
保育に対してのモチベーションが高ければ、色々なことに取り組んでいこうという気持ちにもなれます。

仕事に前向きになれる環境になると良いものです。

そのためにも日頃から褒めてあげたり、自信をつけられるように励ますような声かけをしていくと効果的です。

労務管理のマネジメント③コンプライアンス

コンプライアンスという言葉をご存知でしょうか?

コンプライアンスとは法令遵守のことで、要は法律をしっかり守って働きましょうねということです。

もちろん、保育園であってもコンプライアンスについて考えていくべきです。

保育業界では毎年の様に様々な不祥事が発生します。
不祥事が起きたときの社会的信用度の低下、その対応などは保育園に計り知れないほどの痛手を負わすことになります。

そうならない様に、コンプライアンスの強化をしたり、
職員一人一人が守れるように徹底するなどの対策が必要ですね。

園長先生はリスクに対してどう立ち向かう?

プランを選択するサラリーマン

最終的な判断をきちんと下す

園長先生は園で行うこと、起こったことに対して最終的な判断を行います。
的確に、迅速に判断をし、職員に指示を出していく事になります。

園長が判断をしないと、組織は動きません。
特に大きなリスクが迫っているときは
決断を素早くしなければリスクの波に飲まれてしまいます。

迷っている暇が無いこともありますから、最終的な判断をきちんと下せるように、
普段からリスクを想像しながら、想定の範囲内を増やしていくことが求められます。

判断のサポートを求めること

園長先生にも得意なことがあれば、苦手なこともあります。
全てのことに対して万能に判断できるかといったらそうではないことも多いでしょう。

逆に園長より保育士の方が判断に優れている分野があるかもしれません。
それが分かれば、事前にサポートを求めることも必要でしょう。

園全体のより良い対応を考えたときに、苦手な人が下した判断と、
得意な人が下した判断では、対応が全く違うということも考えられます。

そういう場合は素直に力を借りるくらいの謙虚さを持ち合わせていたいものです。

判断の基準がぶれないようにする

判断を園長が下す際、同じような事柄でも判断が異なることはあまり良くないです。
そのたびに判断が違うと、下にいる職員は戸惑ってしまうでしょう。

また、判断のブレは職員からの不信をかう可能性もあります。
全ての人が納得できる判断をすることは難しいことでもありますが、
一定の考えをもって職務にあたることが大切ですね。

判断の基準

リスクに対して判断をする際に、いくつかの基準となる例を紹介します。

・効果的か・・・保育内容の見直しなど変える事で効果が期待できるか
・負担・・・一部の職員に業務が片寄っていないか
・常識的か・・・コンプライアンスに反することではないか
・納得感・・・対応する相手が納得できるか、できているか
・必要、不必要・・・その事柄が本当に必要なのか

こういった視点をもって考えていくと、一定の判断しやすく、
迷うことも少なくなっていくでしょう。

部下からの報連相がしやすい状況作り

園長先生は全てのことをずっと見ている訳ではありません。
業務も保育士と比べて多岐にわたるので、園内の把握がしづらい時もあります。

そのため、部下からの報連相は現状把握の為に必要です。
そして、可能なら部下の方から報告して来るような体制を作れるのが理想です。

そうなるためには信頼関係を築くことが何より大切ですし、
普段から会話をして話しやすい雰囲気を作ることが必要でしょう。

もちろん、園長先生も園内を巡回する中で頭ごなしに保育を否定することはせず、
保育士の意思や、やってきたことを尊重するようにしましょう。

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備えあれば憂いなし!できる事から始めよう

成功・未来・挑戦の道しるべ
保育園という場所は、利用する人全ての生命を一番に考えなくてはなりません。

一方で、保育サービスは年々多様化しており、
利用者の期待に応えるためにはリスクを背負う事も認識しましょう。

リスクマネジメントがどれだけできているかは園によって様々です。

想定の範囲内をどれだけ増やせるかが大事であり、それに対して何を準備しておくかは日々の課題になります。

「備えあれば憂いなし」という言葉があります。
まさに準備不足で後悔することがないようにしたいものです。

できることはすぐに対応することができます。
そのためにも今すぐにでもできることがないかを探し、行動していきましょう!


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