どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「新人保育士からの相談」です。
・保育園の園長先生など管理職の方
向けへの記事になります。
皆さんの中には新人保育士さんからの相談を
受けている方が多くいると思います。
大なり小なり悩みを抱えがちな新人保育士にとって、相談する事は勇気のいる事ですし、相談するのにも躊躇する事が多いです。
では、あなたはその壁を乗り越えて新人保育士が相談してきた時に、どのように相談に乗っているでしょうか?
相談された時にちょっとした工夫で親身になれますし、逆に相談して損したと思われてしまうケースもあります。
ここでは、新人保育士が相談してきた時に大切にしたいポイントを5つにまとめましたので、詳しく解説していきます。
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新人保育士からの相談を受けていますか?
新人保育士さんは様々な悩みを抱えています。
程度の違いはあれど、新人保育士さんにとっては大きな問題だったりもします。
さて、皆さんの中には園長先生などの役職者であったり、先輩保育士さんとして相談を受ける事があるのではないでしょうか。
新人保育士さんが相談してくるということは、ある程度職場のコミュニケーションや労働環境が良いということでもありますが、相談を受けるのにもいくつか大切にしたいポイントがあるのをご存知ですか?
今回はそのポイントを5つにまとめました。
どれも大切な事ですので、ぜひ実行してみましょう。
相談は2種類に分ける事ができます
共感してほしいという気持ち
まずは、自分の気持ちを共感してほしい、分かってほしいという気持ちからくる相談です。
新人保育士さんは右も左も分からないまま日々の保育業務をこなしています。
その中で気持ちがもやもやしてしまう事もあるでしょう。
皆さんも新人時代があったはずなので、よくわかると思います。
共感してもらう事で相手は分かってもらえたという気持ちになり、満足感を得る事もありますし、話を聞くだけでも違うでしょう。
このように共感してほしいという気持ちから相談にくることがあります。
明確な答えが欲しい相談
もう一つは明確な答えが欲しい相談です。
保育や行事についての悩みはどちらが良いか明確に答えが欲しかったりもします。
例えばAとBで悩んでいて、どちらにしたらいいか迷った時や、
○○で行きたいけど今一つ自信が持てなくて実行に移せない時の相談が当てはまります。
明確に答えが欲しい時は、大体自分の考えが固まっている事が多いです。
要は、それを実行に移す時の自信や不安を取り除いてほしいという思いが隠れている相談なのです。
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新人保育士からの相談を受ける時に大切にしたいポイントは5つです
真剣に話を聞いてあげているか
まずは、真剣に話を聞いてあげられているかです。
相談に乗る際、話し半分で聞いている様な事はありませんか?
新人保育士は勇気をもって相談に来る事もあります。
その時に真剣に話を聞いてもらえなかったらどう思うでしょうか。
あなたが新人保育士の立場であれば、
そんな園長先生や先輩保育士の事を良く思わないはずです。
つまり、同じ事を新人保育士は思っています。
ばれていないと思っても意外と分かってしまうのです。
相手は真剣に話をしにきています。
相談を受けるあなたも真剣に対応しましょう。
目を見て話をしているか
真剣に話を聞く際に、ちゃんと目を見てあげているでしょうか。
目をそらしたり、別の方向を見ながらの相談は相手に不安を覚えさせます。
目を見て話をしないと、
「話が伝わっているかな?」
相手はこんなことを考えたりします。
人との会話において、目を見て話す事は基本中の基本です。
ぜひ目を見て話を聞きましょう。
そうするだけで安心感がアップしますね。
寄り添う姿勢を見せているか
新人保育士からの相談の中には状況を分かってもらいたい、気持ちを理解してほしいと思って相談に来るケースがあります。
その時に相手に寄り添う姿勢を見せているでしょうか。
話を聞くだけ聞いて、はいサヨナラ~なんてことにしていないとは思いますが、寄り添う姿勢がないと次から何も言ってこなくなるでしょう。
言葉はキツイかもですが、相談するだけ無駄という印象を相手に与えてしまうのです。
そっと寄り添う様な姿勢を見せることでまた悩んだときにも相談に乗れますし、
継続して話を聞くことで、相手が何を考えているのかが把握できます。
そうなればコミュニケーションも容易に取れる様になりますし、悩んでいる兆候を見出せばこちらから声をかけてあげる事もできます。
それだけ寄り添う姿勢を見せる事は大切なことなのです。
完全に解決すべき相談と考えさせる相談を見極める
相談を受けた際にその相談内容が
・答えを求めているのか
どちらなのかを探る必要があります。
2種類の相談があると伝えましたが、どちらの相談なのかを見極めるとともに、場合によっては相手の成長を考えて、自分で考えれるようにヒントを与えてあげるという事もできます。
相談は何も全て明確に答えをだしてあげる必要はありません。
悩んでいるけど最終的な決断は保育士さんにしてもらう事も時には必要です。
ありがとうの気持ちを忘れないで
新人保育士は相談しにくるまで何度となく悩んだりためらいを繰り返しています。
それを乗り越えてあなたに相談しにくる訳です。
それなのに適当な対応はできないですよね?
むしろ、相談しに来てくれてありがとうという気持ちを持つべきです。
実際に「相談してくれてありがとう」と一言伝えるだけで相談して良かったと相手に思ってもらう事ができます。
相談されて感謝するというのは一見おかしい様にも思いますが、
相談にいたるまでの過程を考えたら決しておかしくない事ですよ。
相談は新人保育士の力を伸ばすチャンスです
相談は新人保育士の悩みを解決する為の手段になります。
できる限り親身になり、真剣に話を聞いて対応してあげたいものです。
一方で相談は新人保育士の力を伸ばすチャンスであるとも言えます。
相談の数だけ解決があるとすれば、
相手の判断軸や経験を増やしてあげられるのではないでしょうか。
経験が増えれば更に相談の数が増える可能性もありますが、
それだけ力の伸びしろができます。
指導する側としては、こんなチャンスは中々生まれません。
相談をきっかけに新人保育士が主体的に成長できると思いませんか?
ぜひ、沢山相談にのってあげ、新人保育士さんに寄り添ってあげてくださいね。
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