どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「保育士の体調不良について」です。
・出来るだけ休みたくないと考える保育士さん向けへの記事となります。
保育業務をしている保育士さんが体調不良になってしまうケースはよくあることです。
発熱、咳、だるさ、精神的な疲れなど理由は様々ですが、特に入職したての頃は有給が付与されていない事がほとんどですので、休むと給料に影響が出てしまいます。
出来る事なら休むことなく乗り切っていきたいですよね?
ここでは保育士さんが体調不良にならないためにできる対策をお話していきます。
決して無理は禁物ですよ。
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保育士が体調不良になるのはよくある話です
保育業界で一生懸命頑張っている保育士さん。
毎日様々なできごとに向き合いながら業務をこなしていっていますよね。
しかし、慌ただしい生活を送っていると、疲れがたまります。
保育士さんの中にも一人暮らしのかたがいらっしゃいますが、
一人暮らしの方は食事も簡単に済ませがちになるので栄養バランスが偏ってしまう事もあります。
きっと思い当たる節がある方もいるでしょうね。
また、今までと生活スタイルが変わるので、その変化についていくことが難しいと感じる方もいるでしょう。
加えて、職場の環境によっては気持ちが不安定になるなどの精神的な変化も見逃せないポイントです。
そういう状態が続くと身体の抵抗力や免疫力が落ちてしまい、体調不良を引き起こしがちになります。
このように保育士さんの体調不良はよくある話でもあります。
次に体調不良を引き起こす原因を細かく見ていきましょう。
なぜ体調不良になってしまうのでしょうか
子どもから病気をもらってしまう
まずは考えられるのは「子どもたちから病気をもらってしまう」事です。
保育園は大なり小なり集団生活の場です。
集団でいると病気にかかる確率が上がります。
保育士を何年もやっていると段々と免疫がついてくるのか、あまり風邪などをひかなくなっていくかたが多いです。
しかし、新人さんはそうではありません。
また、初めて子育てをする方も同じように子どもからもらいやすいです。
子どもが元気になったと思ったら両親で風邪をひくというケースはよくあります。
子どもからもらう病気は妙に感染力が強く、長引く様な気がします。
それほど子どもから感染する病気は気をつけるべきポイントなのです。
休めないと言って無理をする
これは新人保育士さんほどそうかもしれませんが、保育園の状況によっては「休みたいです」と中々言い出せないケースがあります。
また、保育園によって対応は様々ですが、新人保育士さんは働き始めだと有休が付与されていない状態がほとんどですので、休んでしまうと欠勤扱いでお給料が減ってしまう事もネックです。
ですので、熱があっても無理して出勤してしまう事態になりがちです。
その結果倒れてしまうといった事例もあります。
私も勤務初日の夜に熱を出してしまい、それからというもの2週間くらい熱が出たり下がったりを繰り返していました。
当時の園長先生が苦手だった事もあり、熱がある事を言い出す事ができず、夜寝るときに必死に汗をかいて熱を下げようとしていた思い出があります。
無理をすると仕事に対しての気持ちも落ちてしまいますが、無理せざるを得ない状況に陥りやすいのも保育士には多くあることです。
少しくらいの体調不良では言い出せない
微熱や少しのだるさだけでは体調が悪いと見なされず、事実を隠して勤務しがちです。
確かに咳が少しでる程度のことでお休みする方は少ないでしょう。
ですが、微熱がある、声がかれるほど喉が痛い、咳がひどいなどの状態になると早めに病院受信したほうが治りが早いのも事実です。
このケースも毎年のようにみかけますが、「大丈夫?」と声をかけても「大丈夫です」「頑張ります」と答えて無理をしてしまうパターンが多いです。
私も熱を出しながら仕事していましたが、言い出すことができなかったひとりでした。
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精神的な疲れから体調不良に
保育園は人が関わりあう場所ですので、場合によっては合う合わないがあります。
また、子どもを安全に見なきゃいけない、
保護者への対応、保育に対する不安などから、精神的な疲れが溜まりやすいです。
保育士の仕事では、学生の頃とはまた違う精神的な疲れが襲ってきます。
1日2日だけだったら耐えられるかもしれませんが、それが毎日の事になると嫌になってしまいますよね。
私は病は気からはある意味正しいと思っており、精神的に充実している状態だと体調が良いのに、ちょっと落ち込むような事があったとたんに体調が悪くなる気がします。
それだけ精神面が体調に関わっているという事ですね。
ついつい夜更かししてしまう
「次の日がくるのが嫌」
「友達に話を聞いてもらいたい」
こんな気持ちからついつい夜更かしをしてしまうことはありませんか?
何を隠そう私もそうでした(笑)
「あーやだなぁ」
↓
「テレビでも見るか」
↓
「携帯いじるか(当時スマホ普及前)」
↓
「CD聴くか」
↓
「こんな時間か寝なきゃ(夜中2時)」
↓
「朝起きるのつらーい」
こんなことを繰り返してました(笑)
でも、同じような経験を持つ方はきっと多いと思います。
こういう状態になると睡眠不足から疲れが抜けずにだるさを抱えたまま保育することになりますし、眠気が残ればただ辛いだけです。
保育士は体力も必要です。
睡眠時間を削るような事をしてしまうと自分の首を絞めるだけになります。
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体調不良にならない為の防止策は5つ
手洗い・うがいをこまめにする
まず体調不良にならない対策として効果的なのが「手洗い・うがいをすること」です。
基本的なことだとは思いますか、保育園の中ではきちんとやっても家ではあまりやらなかったりしませんか?
ハンドソープを使って手の汚れをしっかり落としたうえでうがいをするだけで全然違います。
うがいもこまめにして菌が体内に入るのを防いでいきましょう。
保育園は集団生活を送っていることもあり、どこにでも菌がいる可能性があります。
また、子どもは咳をしても手で押さえることが出来なかったり、おもちゃをなめてそこから感染が広がるケースもあります。
何度手洗いしようが、すぐに菌が付着しやすい環境なのです。
ですので、何度も繰り返し手洗い・うがいをすることが効果的なのです。
よく食べよく寝て良い習慣を作る
保育士は身体が資本です。
バランスの良い食事をこころがけて良く食べる。
早めに布団に入り、なるべく睡眠を摂る。
どれも大事なことですね。
食事から様々な栄養素をとることで疲れにくい身体を作ることができます。
睡眠を沢山とることで溜まった疲れをとるだけでなく、気持ちもリフレッシュできます。
子どもや保護者に規則正しく生活しましょうという割には保育士さんができていないパターンが多くあると思います。
という私もエクストリームリビングスリーピングの常習者ですが、なるべく睡眠時間を6時間は確保しようとしています。
もちろん、その時の状況にも左右されるとは思いますが、良く食べ良く寝て良い習慣を身につけていきましょう。
マスクの着用
感染症が流行る時期になるとマスクをする保育士さんが増えますよね。
マスクだけで完全に病気の感染を防ぐのは無理な話しですが、感染する確立を下げることはできます。
また、自身が保菌している可能性がある場合、他人への感染リスクを下げることもできます。
そういった意味ではマスクの着用は非常に有効的であり、やっておきたい取り組みです。
ただし、保護者やお客さんの前で着用するのは失礼になってしまうので、感染症の時期にお断りを入れている状態以外ではケースバイケースで対応しましょう。
疲れをとる為にお風呂に入ろう
一人暮らしの方だと浴槽にお湯をためず、シャワーだけで済ますケースが多くあるのではないでしょうか?
しかし、シャワーだけだと疲れが取れず、次の日にも疲れを残してしまう一因にもなります。
ですので、できる限りお湯に浸かって疲れをとるようにしてみましょう。
お風呂に入ることで良いことがたくさんあります。
・お湯に浸かることで身体に圧がかかり、むくみの解消が期待できる
・身体のコリや冷えを解消する
などが挙げられます。
私はできるだけ毎日お湯に浸かっています。
お湯に浸かると気持ちがリセットされた様な気持ちになり、スッキリします。
通勤が電車で座れないので足が痛かったりしますが、浸かっていて足をもむと気持ち良く感じます。
疲れが取れる様な感覚にもなるので、効くのは間違いありません。
精神的なリフレッシュをする
休日にレジャーをしたり、勤務終わりにヨガに行くなどして、精神的なリフレッシュをはかるのも体調を保つ為のコツになります。
リフレッシュすることはとても大事な事であることは明白です。
リフレッシュしないと心の余裕が無くなりませんか?
リフレッシュの方法は何でも良いと思います。
・買い物をする
・読書をする
・スポーツをする
・遊びに行く
・レジャーを楽しむ
などなど。
ここで大事なのは「本当に好きなことをする事」です。
好きなことでないと逆にストレスが溜まると思いませんか?
精神面の充実が体調にも影響すると分かればストレスが溜まらない事はしなくなるはずです。
好きな事を思う存分楽しんでみてくださいね♪
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保育士さんは無理をせず早めに対策していきましょう
保育士さんにとって体調不良はなるべく避けたいもの。
しかし、週の初めは仕事に対する気持ちが上向かないことも多く、どうしてもかかってしまうことだってあります。
体調が悪い状態での保育は気持ちを辛くさせるだけ。
無理は禁物ですからね。気をつけたい所です。
この記事では体調不良になる原因と対策を紹介しましたが、少しの工夫で防げる事が多いと思いませんか?
早めの対策も併せて行うことで、段々と体調を崩しにくくなっていきます。
あなたなりの対策を考えてみて、元気に保育を行ってくださいね。
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