保育士が判断力を身につけるのはとても大切です【メリットや鍛え方】

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AとBの選択肢を持つ女性

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「保育における判断力」です。

この記事は
・保育でうまく判断できずに困っている方
・判断力をつけたいと思っている方

向けへの記事になります。

保育において判断力をつける事はとても大切です。

保育士は子どもが安全に健やかな成長を遂げられるように保育を行う仕事です。
日々保育園で長い時間過ごすことになりますが、保育を行う中で様々な出来事が起こります。
その度に判断をして行動するわけです。

この判断は時には素早く行わなくてはならないときもでてきます。
そうしないと子どもが危険な出来事に直面してしまうかもしれないからです。

ここでは保育における判断力を身につける事の大切さとメリット、鍛え方について解説していきます。


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保育士が判断力を身につけるのはとても大切です

赤ちゃんを抱く女性

保育士が判断力を身につけるのはとても大切なことです。

なぜならば、保育の現場では様々な出来事が次から次に起こり、その度に最善の方法を判断して行動しなくてはならない仕事だからです。

例えば、保育を動かす際に、週案などで事前に内容を決めていても状況によっては立案通りに行う事が難しい事があると思います。
そういったときにそこで何をするか、すぐに判断しなくては保育が止まってしまいます。

また、目の前に危険が迫っているような時にどうやったら回避できるか、判断しなければならないこともあるでしょう。

こういった時に判断力が身につけていることで、様々なメリットが生まれます。

保育において判断力をつけるメリットは3つあります

指をさす女性

保育をスムーズに行う事ができる

繰り返しではありますが、保育は判断の連続です。
常に何かしらの判断をこなしながら行っているものです。
ベテラン保育士にもなれば無意識に行っていることでもあるでしょう。

素早い判断は保育にリズムをもたらします。
良い保育を行っている保育園ほど迷いがないように見ることができます。

逆に保育がスムーズに行えない原因を探った時に、様々な原因はあると思いますが、
判断に迷ってしまっている事が一つ挙げられるでしょう。

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事故や怪我を未然に防ぐことができる

判断力があると、事故や怪我に繋がりかねない出来事があったときに未然に防げる確率が高くなります。

逆に判断力がないと、目の前で起こっている危険な出来事にすら気づけません。
怪我をしてからようやく気づくようでは遅いのです。

これはとても危険なことだと言うことはお分かりだと思います。

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保育業務の効率化が図れる

保育業務では、沢山の物事をこなす必要があります。
時にはやることが多すぎて何から手を付けて良いのかわからないと混乱してしまうケースもあるでしょう。

ところが、判断力を身についていると、やらなくてはならない仕事が明確化します。
自分が何の仕事をしなくてはならないのか、何からてを手をつけたらいいのか、
重要なものは何かなどの視点で判断できるようになります。

仕事の順序立てができたらあとはこなしていくだけです。
迷いがないので仕事も捗っていきます。

判断力は仕事の効率化にもつながっていくのです。

では、どのようにして判断力を鍛えるのでしょうか

空に描かれたPOINTの文字

経験を積む

判断力を鍛えるには、経験を積むのが一番です。
なんだそんな事かと思ったかもしれませんが、経験に勝るものは無いでしょう。

ただし、ここで言う経験は年数ではなく、「どれだけ実践したか」です。

実践することで、実際に保育で判断する機会ができると思います。
また、成功からだけでなく失敗からも沢山学ぶことができるので、とにかく積極的にチャレンジしていくことが必要です。
むしろ、沢山の失敗を重ねていくほど鍛えやすいかもしれません。

保育は机上の理論では絶対に分かりません。
経験者は分かると思いますが、学校で保育の勉強をしただけじゃ現場に出てすぐに動く事が出来ないですよね?
学校で勉強することが土台としてしっかりとあった上で、現場で実践することで保育士として成長していくことができるのです。

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あらかじめ予測できる行動などを共有する

クラスの担任として子どもたちと接していると、徐々に行動パターンが分かったり、
何をしようとしているのかが事前に把握できるようになります。

何をしようとしているのかが分かれば、判断材料になるので素早い行動につながります。

繰り返しになりますが、分かっていないと目の前で起こるまで判断することができません。
例えば、噛みつきなどのトラブルが起きそうだから止めようと考える事ができないということです。

保育において情報の共有はとても大事です。
情報を共有することは保育士の判断材料の増加をも意味するのです。

環境整備から予測する

保育の大事な要素に「環境」があります。
ここで特に大事なのが物的環境です。

保育する前に環境設定をすると思います。
設定をした時に危険がひそんでいないかをあらかじめ検証しておきます。

保育するにあたってこれは安全か危険かを判断したり、
どういった行動を取るのかを予測します。

あらかじめ予測をしておく事で、実際にその環境で保育をするときに様々な判断材料として使うことができます。

ヒヤリハットなどの事例研究

ヒヤリハットを活用していますか?

ヒヤリハットとは、文字通りヒヤリとした事、ハッとした出来事で、事故にはならなかったものの、事故になりそうだった出来事の事を指します。

保育の現場でヒヤリハットが起こる原因としては、

・疲労の蓄積
・モチベーション
・気付かなかった
・子どもの予想しなかった動き
・環境の不備

などが挙げられます。

実際に危険なことが起こりそうだった事を、園内研修やミーティングなどで事例研究として取り上げ、検証ををしていくと、
次に同じ事が起こりそうになったときに危険回避の判断をすることができるようになります。

保育士園長まゆあ
もしやっていないとしたらすぐにでも取り組むべきですね。

意識して判断をくだす

人間は無意識のうちに判断をしながら生きています。

例えばコンビニで商品を選ぶという行為も判断のうちですよね。
他にもどの道を歩いて職場に向かうかというのも判断だと思います。

挙げれば沢山ありますが、無意識に判断していることを意識的に行うことも判断力を鍛える方法になります。

大事なのはなぜその結論に至ったかを理由づけること。
理由づける事で意識的に判断をし、行動できるようになるからです。

何でもないことにまで目を向けるのは少々大変なことでもありますが、こつこつと鍛えあげる為には良い方法であります。


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気を付けたい判断疲れ

頭を押さえる女性

判断力を身につけようとするときに一つ気をつけたいことがあります。
それは「判断疲れ」です。

人間は一日に9,000回以上も判断していると言われています。
重要な判断から細かい判断まで様々ですが、判断の時間が長かったり考えたりすると脳が疲れてきてしまいます。

保育士園長まゆあ
この状態を判断疲れと言います。

判断疲れの状態で何かを考えようとしても、うまく思考が働かなかったり、考えるのが嫌になってしまいます。
モチベーションの低下も招いてしまいますので、疲れを感じたら休むことを優先した方が良いでしょう。

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判断力を鍛えて保育士としてスキルアップしましょう

スキルアップイメージ

判断力を身につけることは保育の中でとても重要である事がお分かりいただけたかと思います。
時間をかけないで判断していくことが保育では重要であり、刻一刻と変化する状況に対応していく術になります。

保育士1年目でも判断力が身についている人はどんどん行動することができます。
こういったタイプの人は後にリーダー格になっていきやすいです。

もちろん人それぞれ得意不得意がありますが、判断力を身につけることは誰でも可能だと思います。

判断力を鍛えていって、保育士としてスキルアップしていってくださいね。

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