どうも!保育士園長のまゆあです。
今回は「隙間時間で行える保育業務」について書いていきます。
どの様な仕事でも必ず「隙間時間」というものが発生します。
毎日1分も空き時間なく仕事をしている方はいないと思います。
特に保育は日々状況が変化しますし、突発的に何かが起きる事も多いです。
突発的な事に対応する為に予定通り進まない事もある一方で、ちょっと時間が空いたなと思う瞬間もありますよね。
この時間にできる事をこなしていったら、時間の有効活用につながると思いませんか?
今回はそんな隙間時間で出来る保育業務をまとめてみました。
実行されている方もいらっしゃると思いますが、時間を有効活用する為にも今一度振り返って考えてみませんか?
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隙間時間とは?
隙間時間とは、文字通りタスクとタスクの合間に発生するちょっとした時間の事です。
多くは数分の時間を指しています。
保育ではある程度の予定を立てるものの、おおまかな予定となっており、時間通りに仕事が進むことはほとんどありません。
保育をする中で思いもよらぬことが起きる事もありますし、こどもたちの事を考えたら大人の都合で時間通りに動かしてはいけませんからね。
ですので、意外と多くの隙間時間が発生していると思います。
意外と無駄にしがちな時間です
隙間時間が発生した時、みなさんはどんなことをしていますか?
「あ~今何しようかな?」と考えている間に時間が過ぎていた、という事はありませんか?
私が現場にいたころはよくありました。
しかし、今振り返るとそんな時間にできる事は沢山あるなと思いました。
意外と無駄にしちゃう事が多くありましたから。
ちりも積もれば山となるという言葉があります。
少しずつでもまとめれば大きな時間になるはずです。
意識を少しでも変えていくと、隙間時間の有効活用に繋がっていきます。
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隙間時間で行える保育業務
保育の確認
まずは保育の確認です。
この後何をするのかを確認するだけですが、この確認が意外と重要だったりもします。
ある程度経験を積んだ方であれば、身体に染み付いたものがあると思うので、そこまで必要な時間ではないかもしれません。
一方、新人保育士さんや、入職して間もない方にとっては必要な時間になると思います。
確認をしておけば自ら動くことができますし、気持ちに余裕も生まれます。
余裕があるか無いかは、仕事のパフォーマンスにも影響します。
どうせだったら余裕があった方が良いですよね。
ちょっとした時間で、保育の確認をする事は時間の有効活用に繋がるのです。
今後の予定を立てる
保育は日々行われますが、先の事も考えていかなければなりませんよね。
来週の事、来月の事、半年先の事、一年先の事、どれだけ考えられているでしょうか。
隙間時間は数分なので、考えられる事には限りがあります。
ですので、考えられる事は大まかな事になると思います。
その大まかな事をもとに、もっと時間がある時に詳細を詰めていくというやり方をすれば良いのではないでしょうか。
時間がある時に一から考えるのと、少しでもアイデアを生んだ状態でスタートするのでは効率が異なります。
「予定立ての準備の時間」として隙間時間を使うのも良いと思います。
室内の整理・整頓
普段から室内をきれいにしておくことは、保育の環境を整えておく意味でも大事な事です。
しかし、慌ただしい時間も多い保育において、整理・整頓が追い付かなくなる時もあるかもしれません。
ですので、ちょっとした片づけをしたり、汚れたところをサッと掃除するような時間に充てるのも良い事だと思います。
・押し入れの片づけ
・ロッカーの中を整理する
・床の汚れをとる
・窓をサッとふく
・机やいすを丁寧に拭く
こうして挙げただけでもいろいろできると思いませんか?
全てはできなくても、片付けの時間を積み重ねていけば習慣化していきますので、きれいな状態を保つことができるようになります。
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補充作業
隙間時間は物の補充を行う時間としても有効です。
必要な時に物が無いと困ってしまいますよね。
無くて取りに行く間、職員がその場を離れる事もあると思います。
これは正直無駄な時間と言えるのではないでしょうか。
例えばこういった物の補充はすぐに行えていますか?
・ペーパー類
・ハンドソープ類
・消毒液
毎日使うものは他にもあると思います。
無くなりかけたら補充するだけなのですが、これが意外とし忘れてしまう事が多いです。
慌てて補充する事が無いように、こういった時間を使って補っておきましょう。
一人分の書類を下書きする
隙間時間は書類の下書きの時間に充てる事も出来ます。
例えば3分時間があったとしましょう。
3分は秒数にすると180秒です。
書くことが決まっている書類であれば、3~5行は書けると思います。
何も決まっていなくても、箇条書きにして書く事もできます。
ちゃんと書けなくても、箇条書きさえできていれば後が楽になりますよね。
1回は3分でも、20日出勤すれば1時間になります。
こうしてみると結構な時間になるのではないでしょうか。
この様にちょっとした時間でも書類をこなしていく事も可能になるのです。
ちょっとしたリラックスタイム
隙間時間をリラックスする時間に充てるのも良いと思います。
休憩がままならない事例もよくある保育業界。
リラックスできる時間が多少でもあれば心の余裕も生まれます。
3分でも良いのでストレッチをしてみたり、軽く運動をしてみると疲労回復も早まります。
保育にもいい影響を与えると思いますので、あえてこういった時間を作るのも良いですね。
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リストアップと可視化が重要
ポイント①やる事のリストアップ
まずは、やる事をリストアップしておきましょう。
隙間時間に何をするかをあらかじめピックアップしておくと、取り掛かりが早いです。
更に、それをクラスとして共有しておけば、無駄な時間が減っていきます。
やる事をクラスで共有するのであれば
・ノートで共有する
・チェックリストを作る
などの方法でピックアップしたものを共有すると良いと思います。
隙間時間は少しの時間しかありません。
迷っていると、それだけで終わってしまうので、有効活用に繋がらないでしょう。
素早く取り掛かるためにも、やっておきたいポイントです。
ポイント②どれだけ隙間時間が発生しているか把握する
隙間時間がどれだけ発生しているかを把握するのも大事な事です。
意識するとしないとでは、活用の仕方も変わってくるはずですからね。
一日を振り返った時に時間を簡単にメモをするのも良いと思います。
時間軸付きの手帳があれば、線を1本引くだけでも十分に分かります。
1本5分というルールにしておけば計算もしやすいでしょう。
目に見えて時間が分かれば、意識が変わってきます。
何となく流してしまう時間が有意義な時間に変われば、仕事の質も上がってくるでしょう。
リストアップと時間の可視化は大切な事ですので、取り組んでみてくださいね。
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隙間時間を有効活用していきましょう
隙間時間は1回の時間としては短くても、積み重なればまとまった時間になります。
3分でも20日あれば60分になります。
こうしてみると結構まとまった時間になりますよね?
保育業務はとても多く、時間内で終わらせる事が難しいケースが沢山あります。
もちろん業務量を減らしたり、内容を検討するなどの努力も必要ですが、隙間時間も有効活用できるように意識していく事も必要な事です。
ちょっとした事かもしれませんが、やるとやらないとでは大きな差が生まれます。
ぜひ、意識してやってみてくださいね。
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