どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「保育がうまくいかない原因と解決法」です。
・保育がうまくいかないと悩んでいる方向けへの記事になります。
保育士さんには大なり小なり保育について悩む時期があります。
私も昔は保育に悩みまくり、気持ちが沈んでしまったこともありました。
今となってはいい思い出にはなっているのですが、悩んでいた当時は苦しかったですし、辞めたいという気持ちも芽生えました。
結果としてどうにか踏ん張って今があるのですが、試行錯誤を繰り返したりもしました。
そこで今回は保育がうまくいかないと悩んでいる方向けに
4つの原因と解決策と5つお話したいと思います。
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保育がうまくいかないと悩んでいませんか?
保育士さんなら誰もが必ず「保育がうまくいかない」と悩む時期があります。
みなさんにもきっと思い当たる節があるのではないでしょうか?
うまくいかないと思う感情はマイナスな感情であり、それを引きずってしまうとどんどん良くない方向へ向かってしまいます。
好転させるのはとても労力がいるものですが、悪化するのはあっという間です。
いかに悪化させないかは一つのポイントになります。
保育がうまくいかないと悩むのには原因があります
原因①疲れが溜まっている
疲れが抜けない状態で保育をすると、身体が思うように動かないだけでなく、
思考回路もうまく回らなくなります。
すると、今まで判断できていたことができなくなるなど、判断力が鈍ってしまいます。
保育の現場において判断力はとても大切で、常に何かしらの判断を迫られますので、判断ができないとなるとうまく保育を行うこともできなくなるでしょう。
原因②モチベーションの低下
モチベーションが低下も保育がうまくいかなくなる原因になります。
そもそも、保育に対してモチベーションが低いとどういうことが起こるでしょうか?
モチベーションが低いということは、保育に対して後ろ向きな気持ちがあるということになります。
保育に後ろ向きだと良い保育をしようという気持ちが起きません。
当然そのような状態だと上手くいくものもうまくいかないですよね?
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原因③自分を見失っている
これは割とあるなと思っています。
というのも、人間は周りに流される傾向があり、自分を表現できずに苦しんでしまうというケースがあるからです。
ここで私が知っている事例を一つ紹介します。
保育士歴が4年ほどの保育士さんがいます。
その保育士さんは本来優しい性格で、おっとりしている方です。
一方、周りにいる保育士さんはベテランも多く、中には厳しく指導する方がいます。
園の雰囲気としては厳しい保育士さんの雰囲気に飲まれてしまう傾向がありました。
そうした環境で保育していた彼女はどんどんその方の雰囲気に飲まれ、同じように厳しく指導する保育士さんになってしまいました。
そんな自分に悩み、どう自分を表現したら良いのかわからなくなった彼女は、気持ちが不安定になり、ついには心療内科にかかってしまうことになりました。
というお話です。
このケースの場合、まわりの保育士さんの雰囲気に飲み込まれ、その方と同じような保育をしてしまった結果として、自分の本心と掛け離れてしまい、自分というものを見失ってしまったのです。
自己嫌悪になり悪循環に陥ってしまいがちになります。
うまく保育ができなくなるだけでなく、離職にも繋がりかねませんので気をつけるべきポイントでもあるかなと思っています。
原因④スキル不足
新人保育士が悩んでいる原因にありがちなのが、「単純なスキル不足」です。
意外と多いと思っているのですが、業務に慣れてくると少しの壁にぶつかっただけでできないと思ってしまいがちです。
そして、わりとこの事実に気付いていない保育士さんも多い気がします。
そもそも、保育は1、2年で全てが分かる職業ではありません。
10年以上経っても悩むことだってあるでしょう。
どんなにベテランさんでも
「まだまだ勉強中です」
と謙遜される方だっているくらいです。
私だって未だに悩んでいます。
ですが、保育の悩みはスキルを向上させるで軽減できます。
1年目だろうが20年目だろうが勉強する内容は同じです。
早ければ早いほどレベルも上がっていきます。
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悩んだ時はこんな視点で解決を試みよう
方法①現状を冷静に分析してみる
まずは、なぜ上手くいかないのかを自分なりに探ってみましょう。
・疲れが溜まって力が出ない
・嫌だなぁという気持ちが強い
・子ども達が落ち着いていない
・保育士同士の連携がとれていない
・コミュニケーション不足
色々挙げてみましたが、原因は複数あることがあります。
現状を冷静に分析してみると、いったん整理することができるので対策を考えやすくなります。
うまくいかない時は自分の置かれている状況を理解したくないものです。
ですが、冷静にその事実を受け止め、自分の中に受け入れた上で解決策を探さなくてはなりません。
その為にもまずは冷静に現状を分析していくことが必要なのです。
方法②事例から実践を繰り返す
保育がうまくいかないと悩んで相談する人は多いです。
ネット上にも相談している方が沢山いて、それに対する回答も沢山あります。
何事もそうですが、先人の知恵があって今が存在します。
先輩方がどのようにして乗り越えてきたかを知るという事はとても大切なことです。
そして、事例をもとに取り入れられるものを実践していきましょう。
取り入れてもうまくいかない事もあると思いますが、繰り返し実践していくことでスキルアップにも繋がりますし、今はうまくいかなくても違うケースではうまくいくこともあるかもしれません。
何がきっかけで状況が好転するかはやってみないと分かりません。
ですので、諦めずに繰り返し事例の実践をしてみましょう。
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方法③時には割り切る事も必要
上手くいかないと考え込んでしまって先に進めない事もあると思います。
ですが、時にはうまくいかないならいかないで割り切ってしまうのも一つの手です。
割り切って考えると、気持ちが軽くなる気がしませんか?
いっその事さっさと寝てしまい、疲れをとるように努めたり、
思い切り遊ぶことでストレスも軽くしちゃいましょう。
完全に割り切ってしまえば、ひとまず悩みはそこで一旦終わります。
気持ちを切り替えて保育に臨むことができればそれでOKにします。
方法④うまくいったことにも目を向けてみよう
うまくいかないと落ち込んでいても、中にはうまくいっている事が絶対にあります。
どんなに小さな成功でも、自分をほめてあげるようにしてみましょう。
改善点だけを挙げてみるのも良いですが、併せてうまくいっていることも一緒に挙げてみると気持ちが違うと思います。
毎日のようにこなしている事でも、実は他の人にとっては苦手な事という事だって考えられます。
小さな成功の積み重ねが、
いつの間にか大きな自信になって状況が好転していくでしょう。
自分の力を信じていきたいですね!
方法⑤子どもと思い切り遊ぶ
普段も子どもたちと遊んでいると思いますが、
ここは一つ思い切りはしゃいで子どもたちと遊んでみましょう。
子どもたちとの信頼関係は重要です。
関係が築けていないと子どもたちもついてきませんし、好かれることもありません。
クラスとしてまとめていけなくなる可能性もあるのです。
子どもながらにあなたがどういう人かを見極めていますし、本能で好き嫌いを判断することもあります。
そこで、思い切り遊ぶという事が必要なのです。
夢中になるくらい遊ぶことができれば、子どもたちも楽しめますし、
自分自身もスッキリした気持ちになれるでしょう。
私も仕事が詰まっている時は思い切り遊ぶようにしています。
うまくいかない時はとことん遊ぶ!
こんな気持ちも持っていて良いのかもしれませんね。
保育がうまくいかない時は落ち着いて対応しましょう
保育がうまくいかないと感じると、
気持ちが落ち込んだりモチベーションが下がりがちになります。
ですが、そのままでいいという訳ではありませんので、早めに解決できるように行動したいものです。
ずっといい状態を保ち続けるのは難しいですが、
うまくいかなくなった時に好転させる方法を知っておくだけでも違うと思います。
いずれ訪れるその時に備えて、頭の片隅に置いておくと良いですね。
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