どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「保育士の自己肯定感」です。
●自己肯定感を高め、成長したいと思っている方向けへの記事になります。
保育において自己肯定感は大切で、子どもたちの伸ばしてあげたい力です。
では、保育士さんはどうでしょう。
自己肯定感を高めることは子どもだけでなく保育士にとっても大切なことです。
しかし、経験が浅いうちは保育士としての自信が中々持てないでいると思います。
考えていたことが成功しなかったり、成長の実感が持てずに、「私って保育士向いていないんじゃ」と思って辞めてしまう方もいるでしょう。
こういった状況だと自己肯定感が低くなりがちですね。
自分自身をまずは認めてあげ、自己肯定感を高める取り組みをしていけば自然と自信もついてきます。
自信がつけば、保育士として更なる成長も見込めます。
保育士として働くにあたり、メリットが大きいのです。
ここでは、保育士が自信をつけるために自己肯定感を育むことについて、身につけかたやメリットについて解説していきます。
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保育士として自信をつけるなら自己肯定感を高めましょう
いきなり結論にもなりますが、保育士として自信をつけたいのであれば、まず自己肯定感を高めていきましょう。
保育士という仕事は子どもだけでなく保護者や職員といった周りの大人や、地域住民、役所関係など幅広い人間関係の中で仕事をします。
人と人の仕事になるとどうしても他人の目が気になってしまう事もありますよね。
そこで失敗ばかりしてしまうと白い目で見られているような気がしてしまい、「自分はダメだ」と烙印を押してしまう事になりがちです。
自己肯定感が高ければ前向きになれるので、積極性も増します。
積極的になれるとそれにともなって保育士としての成長スピードも早まります。
成長すればおのずと自信もついて来ます。
自己肯定感を育むことは保育士にとってメリットだらけなのです。
自己肯定感とは自分を評価できる力の事
では、自己肯定感とは何でしょうか。
自己肯定感とはWikipediaではこのように定義されています。
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)と同じ意味あいで用いられる。
つまり、自分という存在を認め、行動したことやその結果もありのまま受け入れ肯定していく力の事で、人を良い方向へ導く事ができる感情です。
そもそも、自分を評価しない事には自己肯定感の高まりも生まれません。
少しずつ良いところから認める、受け入れることから始めていきましょう。
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こういった行動は自己肯定感を下げてしまう
失敗に対し必要以上に悩む
失敗に対して悩み過ぎるのは良くないことです。
もちろん反省する、次に活かそうとすることは良いことです。
「できない人なんだ」と思ってしまうと
自分を否定してしまうことに繋がり、
自己肯定感を下げる結果になります。
失敗すると気持ちが沈みがちになりますが、気持ちを切り替えていく必要があります。
気持ちを高めすぎてしまう
気持ちを高めるのは良いですが、高めるとそれを維持するのが大変です。
その状態をキープすることが辛くなり、結果失速してしまうとパフォーマンスが下がってしまいます。
その状態になると行動が伴わなくなります。
さらに失敗してしまうことも増え、それが自己肯定感の低下に繋がります。
心を安定させる事も保育士に必要なスキルだと思います。
いつも一定の状態を保てると良いですね。
それが高水準だとなおさら〇です。
理由をつけてやらない
理由をつけてやらない事は「逃げている事」とも言えます。
逃げてしまうと、経験する機会を逃してしまいます。
結局経験できないまま終わってしまうので、成長につながりません。
成長できないといつまで経っても今のままです。
いずれ壁にぶつかったり周りが成長して追い抜かれてしまうと、気付いた時には成長していない自分に落胆してしまいます。
そうなるとやはり自己肯定感の低下になりかねないのです。
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自己肯定感を高められる4つの方法
方法①小さな成功体験を積む
成功体験を積むと聞くと、すごく大きなことのようにも思えますが、そうではなく小さな成功体験をどんどん積んでいったほうが自己肯定感の高まりに繋がりやすいです。
小さな事といわれるとピンと来ないかもしれませんが、極端な話「今日を無事に過ごすことができた」といったことでもいいのです。
小さな成功を感じていくことで自信にもつながります。
小さな成功は失敗などで隠れがちですが、冷静に振り返ってみると沢山あるはずです。
方法②自分に価値をつけてみる
子どもだと価値という概念を理解するまで時間がかかりますが、大人だと価値の大切さが分かるはずです。
そこで「自分の価値」というものを付けてみましょう。
自分の価値は何でもいいと思います。
・ピアノは苦手だが、ギターなら誰にも負けないです
・力仕事は私にお任せ
・掃除を丁寧にやるので、いつも部屋を綺麗に保てます!
・話をするのが得意です などなど
自分に価値をつければ価値に対して自信が生まれたり、自分という存在を活かす事ができるので、結果として自己肯定感を高める事ができるようになるのです。
方法③他人の目を「気にしない」
他人の目が気になったり、比べたりして悩む方もいると思います。
そのせいで「自分はダメだ」と思ったりするかもですが、それは全く気にしなくてOKです。
あなたではないのです。
気にしたところであなたの人生にはほとんど影響はないと思って良いと思います。
自己肯定感をあげるという観点では他人を気にする必要は全くありません。
他人の目を気にせずにいれば、自分の事に集中できますからね。
方法④思い切って上の立場にたってしまう
これは保育士として経験年数を積んだ方向けですが、思い切って上の立場に就いてみるのも良いと思います。
もちろん、そういったチャンスが無ければ難しいかもですが、立場が人を作るという言葉にも表れる通り、上の立場になることで自然と自己肯定感が芽生えてくることもあります。
私も初めて園長の話を打診されたときは「このタイミングで?」と思いました(笑)
もう少し経験を積みたいと思っていましたからね。
ですが、今では受けてよかったと思いますし、園長になったことで自分に対して肯定感を持てるようにもなりました。
大変な事も増えますが、ステップアップをきっかけに自己肯定感が高まる事もあるのです。
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自己肯定感を高めて自信をつけよう
子どもも大人も自己肯定感を高めて人生を歩んだ方が前向きになることができます。
励ましながら達成できた喜びを感じ、
認めてもらうような取り組みを行うこともあると思いますが、
それこそ自己肯定感を育むことに繋がるということを覚えておきましょう。
保育士は子どもの成長の手助けします。
その立場の保育士が自己肯定感が低い状態だと子どもの自己肯定感も育ちません。
あなたの自己肯定感の低さが、子どもにも影響する可能性があるのです。
自己肯定感の高まりは周りにも伝わります。
まずは自らの肯定感を高めてみてくださいね。
そうすればおのずと自信がついてきて、自己肯定感の高まりを感じられますよ。
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