どうも!保育士園長まゆあです。
今回は「保育業務のミスを減らす為の取り組み」と言うテーマで書いていきます。
本来あってはいけない事ですが、保育業務においてミスが発生することは間々あります。
ミスが起きる理由としては
・保育現場の業務量の多さ
・確認不足
・常に緊張を強いられる環境
このあたりに原因があると思います。
ただ、ミスを完全になくすのは難しくても、減らすための取り組みは行えるはず。
今回の記事ではミスを減らす為の取り組みを5つ紹介していきます。
自身が気を付ける事も必要ですが、周りもフォローしあって意識していきましょう!
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保育業務のミスが多くて困っていませんか?
皆さんの園ではどのくらいミスが発生していますか?
保育者も人間なのでミスをすることは誰にでもあることでしょう。
ただ、その頻度が多くなってしまうと周りからの不信感につながりかねません。
ミスが多くなってしまうようなら何かしらの改善が必要です。
本人の努力も必要ですし、お互いのフォローも必要です。
早速次から保育業務のミスを減らす為の取り組みを一つずつ紹介していくので、取り組めることからやってみましょう。
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取り組み①やるべき事は書き出す
まず一つ目は「やるべき事を書き出す」です。
保育業務は多種多様です。
こどもたちの事や書類の事、雑務や翌日の準備などやる事が山の様にあります。
その業務を全て頭で覚えておくはできるでしょうか?
少なくとも私はできませんし、完璧にこなせる方の方が少ないと思います。
そこで抜けが生じてしまう様であれば、やるべき事を書き出しておくことをおススメします。
書き出す方法は何でもいいと思います。
例えば
・A3くらいの紙に大きめに書いておく
・ホワイドボードに書く、
・タブレットなどでリマインドしておく
などです。
書き出しておくことでやるべき事が抜けてしまうミスを防ぐことができます。
明確に書いてあれば思い出す事もできますし、タブレットなどで仕組化できるのであればそれも有効です。
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取り組み②シングルタスクを意識する
次は「シングルタスクを意識する」です。
シングルタスクやマルチタスクといった言葉を聞いたことはありますか?
シングルタスクとは、シングル(一つの)+タスク(仕事)と言う言葉の組み合わせで、一つの仕事を行う、一つの仕事に集中するといった意味になります。
(マルチは複数のといった感じです。)
一つの仕事に集中すれば、確実性は上がります。
逆に二つ以上の仕事を並行して行う場合、効率は上がりますが集中力が散漫になったり、抜けが生じる可能性も上がります。
保育の仕事はやる事が多い状態なのでマルチタスクで出来れば良いとは思いますが、それでミスするくらいだったらシングルタスクを意識して集中して取り組みましょう。
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取り組み③小声でも良いから声に出して確認して行う
3つ目は「小声でも良いから声に出して行う」です。
これは園児の持ち物の返し間違いや行事などの準備の時に大きな効果を発揮します。
私も常々意識している事ですが、声に出して行うと確実性が上がります。
例えば園児の持ち物をカバンにしまう時など、記名された名前をつぶやき、カバンの名前を見てつぶやいて確認してしまうと間違いがありません。
また行事の時は、「何か忘れている事はないかなぁ」と頭の中で思いめぐらすだけでは抜けが生じる可能性があるので、声に出しながら確認してみましょう。
心の声も良いと思いますが、ミスをしない工夫をするのであれば声を出してより確実な方法を取るべきです。
目で見て確認、声に出して確認。
一つ目の書き出しと組みあわせて、意識してやってみましょう。
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取り組み④休憩、休息をしっかりとる
4つ目は「休憩、休息をしっかりとる」です。
何事もそうですが、疲れた状態では判断を誤ってしまう可能性を上げてしまいます。
保育は事故や怪我を防ぐために常に緊張、集中した状態で行います。
緊張や集中は思いのほかパワーを使いますし、こどもたちの相手をするだけでも体力を使いますよね。
ですので休憩を取って身体や頭を休ませること必要です。
休むことで再度集中できるようになり、ミスの減少にも繋がります。
保育業界は休憩や有給休暇などの休みが取りづらいという声が多くあります。
人数がギリギリで、休憩が1時間取れないような環境にいる方も多くいます。
疲れた状態での保育はこどもの事故や怪我を未然に防げなくなる可能性を上げるので、注意が必要です。
経営層や園長は休憩、休息が取れるように運営すべきですし、保育者も休日は遊ぶなどして気晴らしする一方、保育に向かう体力の回復も行いたいところですね。
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取り組み⑤無駄な作業の見直しをする
最後に紹介する取り組みは「無駄な作業の見直しをする」です。
皆さんは業務量が多い状態と少ない状態、どちらの方がミスが起きやすいと思いますか?
内容や個人のスキルによるところが大きいとは思いますが、業務量が多いと業務を処理するスピードも求められ、雑になりがちです。
そこで、無駄な作業が無いか見直しを図ってみましょう。
単純な話ですが、業務量が減れば負担も減るはずです。
負担が減ればやるべき業務に対して一つ一つの事に対して集中して労力をかけられますし、時間もかけられます。
本当にやるべきことに集中できればミスも減り、おのずと保育の質にも良い影響も与えます。
無駄な仕事や無くしても大丈夫な事はどんどん減らしていきましょう!
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ミスは起きるもの、だけど減らせるもの
ミスが多いと周りからの不信やクレームになったり、自分自身に嫌気がさしてしまうという事もあると思います。
ですので、
「ミスは起きるもの、だけど減らせるもの」
私はそう考えています。
ミスをしないという意識は必要ですが、変に意気込みすぎるとプレッシャーにもなるので、まずは減らすという所から徐々に意識を高めていくと負担も少ないです。
今回紹介した5つの取り組みは難しくないですし、むしろ当たり前じゃんと言われそうなものもあります。
ただ、確実に取り組めばミスを減らすことができるようになります。
ミスを減らし、良い環境にしていきたいですね!
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