保育の振り返りをする事で得られる3つの効果【保育の質と明日のヒント】

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振り返る子ども

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「保育の振り返り」です。

保育を行う上で欠かせないのが「振り返り」。
保育を振り返る事で保育の質の向上が見込めたり、自己研鑽につながるなど良い効果が見込めます。

しかし、日々の忙しさから適当な振り返りをしたり、そもそも振り返る事をしない人もいるのではないでしょうか。

保育の振り返りをすると良い効果が得られる。
このことを知っておけば保育の振り返りに対してもう少し意識するようになるのではないでしょうか。

ここでは保育を振り返る事によって得られる3つの効果について紹介します。
意識して取り組めるようにしてみましょう。


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保育の振り返りは良い効果をもたらしてくれる

保育士であれば誰もが行うであろう「保育の振り返り」
みなさん行った事があると思います。
各種保育書類にも書けるようになっていますからね。

しかしながら、普段忙しい中で保育の振り返りをじっくりと行うことは難しいのではないでしょうか。

ただでさえ、多忙である保育士の仕事。
一日終わるころには疲れきってしまってそれどころではないよと思う方も多いかもしれません。

また、経験が浅いうちだと、どの様に振り返ったら良いのか分からないといった声もあると思います。

ですが、保育の振り返りを行うことは様々な面で良い効果をもたらします。
良い効果を知っていれば振り返りに対してもっと意識が持てるのではないかと思います。

保育士園長まゆあ
次に保育の振り返りで得られる効果を見ていきましょう



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①振り返りは明日の保育のヒントを得られる

保育士園長まゆあ
保育の振り返りは明日の保育のヒントを得られます

例えば自身の保育を振り返ると、自分がやった事を客観的に見る事ができます。
その時に反省点が見えると、次は同じ事をしないようにしようという意識が働きます。

そうすると、次の日の保育をどう行っていくのかが見えてくるのではないでしょうか。

「明日何しようかな」
「どうやって保育を展開していこう」

保育は点で考えるのではなく線で考える必要があります。
こう考えているうちは、連続性をもって保育を考えられることができてません。

反省と改善を繰り返し、明日の保育に活かしていくことが必要なわけですね。

そして、それは次に紹介する「保育の質」にも関連してきます。

②振り返りは保育の質を上げる事に有効

いまりちゃん
保育の振り返りは保育の質を上げる事にも有効です

振り返りを行うことで、自身が行った保育を分析することができます。

・子どもの成長・発達を意識していたか
・保育の中で危ないところはなかったか
・子どもたちの興味はどうだったか
・保育内容は適切だったか
・言葉かけはわかりやすかったか
・職員同士の連携は取れていたか

こうした視点で繰り返し考えていくと、自然と保育の質の向上につながります。

年度の初めの方は、担任になった保育士も子どもたちの様子がうまくつかめなかったりすると思います。
そこで保育を振り返る事で保育の質の向上につなげられますし、前述の連続性というところにもつながってきます。

保育の質の向上は全ての保育園、保育士が行っていかなくてはならない事です。
上げるための手段の一つとして「保育の振り返り」はとても有効なのです。

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③保育士自身の成長にも繋がる

保育士園長まゆあ
保育の振り返りは保育士自身の成長にも繋がります

保育士として成長をする過程で、自身の事を冷静に振り返る事はとても大切なことです。

何も振り返らないままでは今後の成長も見込めないですし、独りよがりな保育になっていきかねません。

また、定期的に他人にも評価をもらってみるのも良いでしょう。

アドバイスをもらう感覚で良いですが、
自身の視点と他者から見た視点では違っていることが多々あります。

こうして様々な視点で保育を振り返っていくことで自己研鑽にもつながります。
自分の為になると思ったら考え方も変わっていくと思います。
ぜひ意識的に行っていきましょう。

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冷静に振り返る環境づくり

目を閉じて瞑想する女性

保育を振り返るタイミングは様々です。

保育日誌を書いているときに振り返りを行うこともあれば、お風呂の中でゆっくり考える事もあるでしょう。

通勤途中の電車の中だってそんな時間になるかもしれません。

ここで大事なのが「冷静な環境を作れるか」ということになります。

慌てている状況では良い振り返りを行うのは難しいでしょう。
かといって時間を空けすぎてしまうと細かい点を忘れてしまうかもしれません。

私は基本的に電車通勤ですので、乗っているときに考える事もありました。
園全体の統括という立場になった今でも考えますし、園内でも家でもない環境で考えると気持ちも落ちつきますので、大事な時間になっています。

環境を少し変えて冷静に考えられる場所や時間を見つけてみましょう。



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振り返りを大事に行ってみませんか?

保育室で遊ぶ子ども

保育の振り返りで得られる効果を3つ紹介しました。

保育において様々な場面で行われる保育の振り返り。
大事なものとはわかっていてもなかなかできない現実もあると思います。

ですが

・明日の保育のヒントになる
・保育の質の向上につながる
・自分自身の成長にもつながる

こういった点を意識してみると振り返りに対する意識や意欲が増すでしょう。

1日にほんの少しの時間でも取り組めます。
とても大事な「保育の振り返り」を意欲的に取り組んでみてくださいね。


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