どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「保育リーダー」です。
・リーダーを任されたけど不安な方
向けへの記事になります。
保育士としてクラス運営を行う中で必ず行うのが「週リーダー」です。
呼び方は園によって異なると思いますが、
1週間などの短期間、保育を中心になって行っていく役割の人のことを指します。
年度初めは先輩保育士がその役割を担うことが多いと思いますが、
じきに新人保育士にもその役割が巡ってきます。
どうですか?緊張しますよね?
中には不安でたまらないといった方もいらっしゃることでしょう。
みんなの先頭に立って保育を行っていくのは緊張もしますし、不安になると思います。
私も初めてリーダーになったときはものすごく緊張をしたのを覚えています。
もちろん、今は特に緊張することもなく、楽しんで行えるようになったのですが、新人保育士さんだとそうはなりません。
保育リーダーを経験することは保育士としてさらなるレベルアップにつながるので積極的にこなしていきたい役割でもあります。
そこで今回は新人保育士さんでも自信を持ってリーダーを行える方法を5つ紹介します。
すこしでも不安を解消することができれば幸いです。
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初めてのリーダーは緊張します
保育リーダーを任された新人保育士のみなさん。
今の気持ちはどんな気持ちですか?
きっと緊張していると思います。
中には「仕事にいきたくないなぁ」と思っている方もいるでしょう。
私も1年目の時に初めてリーダーを任されたときはとても緊張しました。
今でも覚えていますが、とにかく仕事に行きたくなかったです(笑)
それだけ新人保育士にとっては大きな出来事ですし、とてつもなく高い壁に思えるのです。
では、リーダーをやる前にやっておくべきことがわかっていればどうでしょう?
すこしは安心できると思いませんか?
リーダーとしてやっておくべきことは5つあります
①作成した週案をしっかり頭に入れておく
まずは、週案をしっかりと頭に入れて行動するようにしましょう。
大体の場合、その週のリーダーになる人が週案を書くと思います。
週案は、クラスの行動の基本となる部分です。
晴れの日の保育と雨の日の保育の両方が考えられていると良いですね。
その週に何をすべきかはそれまでの流れによって多少変更しながら決定していきます。
計画通りに行かない事も多いですが、柔軟に考える事もおすすめします。
もちろん、変えすぎると何をしているのかが分からなくなりますので、
その辺も考慮しつつ保育を行っていってください。
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②あらゆる可能性を考えておく
晴れの日と雨の日の保育を考えていく事を先ほどお話ししましたが、
他にもあらゆる可能性を考えておくと急に何かあった時に対処が可能になります。
・子どもの欠席が多かった時
・ちょっとしたスキマ時間が生まれた時
・体調不良の子ども、職員がでた時
・地震や火事などの緊急事態などなど
他にも考えられる事は沢山あると思います。
保育では急な予定変更が起こったり、予想もしなかったことが起こる事もあります。
集団で生活しているので、急に何かがあってもすぐに体制を整えられない事だってあります。
ですので、
「今○○がおきたらこうしよう」といった意識を持っておくことが大事なのです。
③声を大きく出すことを意識する
初めてのリーダーはとても緊張します。
緊張すると何が起きるかというとで声が小さくなりがちになります。
保育士は子ども達に声かけをしたり、
歌を歌ったり、読み聞かせをするなど声を沢山使う職業です。
また、他の先生に対してお願いごとをする場合もあるでしょう。
そういった時に声が小さいと聞こえないですし、何も伝わりません。
特に子ども達に伝わらないとまとめる事もできませんし、適切な声かけをしようと思っていてもできない事の方が多いです。
声が小さいとおどおどしている様にも見えてしまいます。
子ども達は保育士のそういった部分を敏感に察知しますよ。
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④他クラスの動きを確認しておく
保育園は自クラスだけで成り立っているわけではありません。
0歳児から5歳児まで各年齢ごとのクラスがあります。(この限りではありませんが)
自分のクラスだけ考えてしまうと、他のクラスから不満が上がる事もあります。
そうならない為にも連携していく必要があるわけです。
〇どの場所を使うのか
〇合同保育にした方が良いのか
など、他クラスの事も考えられるようにしましょう。
最初は難しいと思いますが、そのうち園全体の流れがわかってきますので、自然と考えられるようになります。
⑤クラス内の役割を明確にしておく
クラス内の役割分担は大事です。
リーダー以外の役割としては
■サブ…リーダーのフォロー、子どものフォロー
■雑…片付けなど雑務が中心
などがあります。(呼び方・人数は保育園によって違うと思います)
誰が何の役割を担うのかを明確にしないと、それぞれがバラバラな行動をする事になります。
大体のクラスが役割をローテーションで回していると思いますが、クラス担任同士連携して保育を行わないとクラスがまとまっていきません。
まとまらないと子どものうごきが把握しきれなくなる事もありえます。
そうなると事故や怪我につながります。
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失敗は成長の第一歩になる
失敗は成長につながる
みなさんも経験があると思いますが、失敗したら恥ずかしい、怒られるなど色々な感情が芽生える事でしょう。
ですが、失敗する事で人は学び、改善しようとします。
最初に成功するよりも失敗して学んでいった方がはるかに成長する事ができます。
失敗した次が恐くなるかもですが、挑戦が大事です。
コツコツ経験を積み重ねていきましょう。
周りのフォローをもらって乗り切る
リーダーとして前に立っていると、どうしてもうまく流れを作る事ができずにあたふたしてしまう事もあるでしょう。
そういった時は一人で解決しようとせず、先輩や同期など周りの力を借りて乗り切るようにしましょう。
良くあることでもありますが、自分一人の力でどうにかしようと頑張った結果、
かえってどうにもならなくなってしまう事があります。
子どもがまとまらないとなるとクラスが荒れてしまう事もありますし、事故や怪我が発生するリスクも高くなります。
フォローをもらうことは悪い事ではありません。
ベテランさんだって初めはフォローをもらいながら保育のリーダーを行っているはずです。
取り返しのつかないレベルになる前にちゃんとSOSを発信しましょう。
回数を積極的にこなす
リーダーとして緊張しないで動ける様になるには、回数をこなしていく必要があります。
何事もそうですが、回数をこなして経験を積むことで業務を覚えたり心の余裕を作ることにつながるので、どんどんやっておいた方がいいと思います。
こうした取り組みが保育士として力をつけていくことになるのです。
百聞は一見に如かずではないですが、先輩にやり方を聞いて頭の中で想像しただけでは何も成長しません。
実践で取り組んでいかなければいつまでたっても慣れませんので、積極的に挑戦してみてくださいね。
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リーダー週を楽しんでみては
初めてのリーダー週は緊張すると思います。
ですが、リーダーを経験することで保育士としても力をつけられますし、経験を積んでいく事はとても大事なことです。
慣れるとリーダーは楽しいものですよ。
私はリーダーを任されるまでに時間がかかりました。
その分、任されて回数をこなしていった結果、リーダーは楽しいものだと気づくことができました。
その気持ちが今の園長職にも繋がっている気がします。
・緊張もあると思います。
・失敗だってすると思います。
・先輩から叱られる事もあるかもしれません。
ですが、あきらめずに挑戦することで
・自己肯定感が高まります
・経験が増えることで心の余裕ができます
・リーダーや保育の楽しさに気づくことができます
・保育士としての自信を深められます
大変な事も多いと思いますが、失敗しても楽しむくらいの気持ちでリーダーをおこなってくださいね。
自分にご褒美をあげてみよう
リーダーとして頑張った自分に何かご褒美をあげてみましょう。
緊張すると精神的にも疲れますし、身体も疲れがたまると思います。
・土日などの休みを使って遊びに行く
・美味しいものを食べる
・好きな映画をみる
など、好きな事を思う存分やる時間にするのも良いですね。
好きな事をするとストレスが軽減されますし、リフレッシュすることはとても大事です。
↓の記事でリフレッシュについてまとめていますので、ぜひご覧ください。
【休日編】保育士が疲れた時に気持ちをリフレッシュする方法を3つ紹介します
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