これから増加傾向に…保育園における外国人保護者への子育て支援とは

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外国人親子

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「保育園における外国人保護者への子育て支援」です。

この記事は
・外国人保護者への対応で困っている保育士さん
・外国人家庭への子育て支援策を模索している方 
向けへの記事になります。

年々外国人家庭の保育園利用が増えています。
需要は今後も増え、外国人保護者に対する子育て支援は必要不可欠になります。

しかし一方で言葉や文化の違いから保育園として対応に苦慮するケースも増えています。

しかし、外国人の方だからと言って、保育園を利用する保護者に変わりはありません。
日本の方と同じように子育て支援をしていく必要があります。

ここでは外国人保護者に対してできる子育て支援を考えていきます。
これからの時代はこういったケースが増えていきますので、できる事を考えていきましょう。


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外国人家庭が多くなっています

外国の子ども達

日本には外国から来た方がたくさん住むようになりました。

日本で結婚をし、子育てするケースも増加していますので、外国人の方の保育園利用ニーズは高いと言えるでしょう。

私が勤務している保育園でも数名の外国人家庭の園児が在籍しています。

初めは中々なじめなかった子どもも、今ではすっかり慣れた様子でクラスに溶け込むことができています。

では外国の方が増えるとどういったことが起こるか考えてみましょう。

言葉や文化の違いに苦慮する保育園がでる

考える女性

外国人家庭の増加により、保育園としてある問題が浮き彫りになりました。

それは「言葉・文化の違い」です。

日本語が理解できる保護者であればよいのですが、そうでない保護者も多く、伝えたいことが伝えられないといったことが起きています。
おそらく該当する保育園はたくさんあるでしょうし、私の園でもそういった方がいます。

また、文化の違いで時間にルーズだったり約束が守られないなどの事例もあります。

当たり前の事でもありますが、対応に苦慮するケースはまだまだ多い様です。
対応に苦慮すると、保育園・保育士の負担が大きくなってしまいます。

では、こういった問題を解消する為に
また、外国人保護者に対しての支援できる事はあるのでしょうか?


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外国人保護者に対する一番の支援策は理解すること

取り合う手

言葉も文化も異なる国で頑張る外国人家庭

私たち日本人が海外に行くと、とてつもない不安に襲われますよね?

・言葉が通じるか
・知らない土地で襲われないか
・トラブルにあわないか

など、色々な事を想像すると思います。

それと同じことです。
日本の治安は良いとはいえ、異国の地で頑張るのは相当な忍耐力や精神力が必要になります。

外国人家庭の皆さんはそれぞれ日本で頑張って暮らしているのです。
まずは、こういった背景があると言うことを理解しましょう。

不安を抱えている事を理解し安心させる

外国人家庭の方を見ていると、いつも笑顔でいることはありませんか?
ニコニコして穏やかそうに見える方も多いでしょう。

しかし、その裏では不安な気持ちを抱えたまま暮らしている方も多いのです。

お話を聞いてみると

・生活に慣れるか心配
・日本語がわからないから大丈夫かな

といった声が聞こえてきます。

大なり小なり不安を抱えて生活する外国人家庭は多い様に思います。

言葉は中々通じないかもしれませんが、「心配しなくても大丈夫ですよ」という姿勢が伝わるだけでも安心感が違いますよね。

外国の方が利用しても安心して保育できる環境を作る事が、子育て支援につながります。


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お互いに歩み寄れる姿勢を

外国人家庭と保育園がお互いに歩み寄れるようにしていきましょう。

私たちは背景を理解しつつできる限りの支援を行う一方、園内のルールを変えてでも対応するかといったらそれは違います。
何をやっても許されるという環境は作らないほうが良いでしょう。

なぜならば、既存の方の不満に繋がるからです。

ある程度は保護者の方にも保育園のルールも守っていただかないと、集団生活が成り立たなくなる可能性もあります。

お互いが歩み寄るためには普段からのコミュニケーションを欠かさないことが大切ですが、コミュニケーション不足は考えの相違を生み出します。

普段から良好な関係を作っておくのも子育て支援の一つになります。

必要に応じて自治体と連携する

外国人家庭への対応は各自治体でも抱えている課題でもあります。
保育園で解決できない様な問題が発生した時は自治体と連携するようにし、助言をもらった方が対応しやすくなります。

また、対応に悩んだ時に相談するようにすれば、何か支援をしてくれる可能性もあります。

自治体との連携は保育園の運営には欠かせないものです。
企業主導型保育事業など、一部自治体が絡まない施設もあるかもしれませんが、
その自治体の中にある認可外施設という事には変わりありません。
思い切って相談するのもありでしょう。


保育園全体で取り組んでいこう

手を掲げる

保育園で子どもを実際に見るのは担任になった保育士です。
保育士は言葉が通じなかった場合、身振り手振りを交えてコミュニケーションをとるわけですが、中々通じなかったりすると時間ばかりが過ぎていきます。

もちろん、時間が経てばある程度のコミュニケーションが取れるようになりますが、負担に思ってしまう保育士は多いと思います。

ですので、外国人保護者への対応は担任だけでなく、園長をはじめとした園全体で一丸となって取り組んでいくべきでしょう。
保育士だけに任せるべきものではないのです。

そうすればその子に対する対応が園全体で行われる事になり、共通理解しやすくなります。

これから増える課題に対応していきましょう

子どもを預けるイメージ

外国人保護者に対する子育て支援はこれからの保育園の課題とも言えるでしょう。

どうしても日本の文化や保育園のルールに合わせてもらいがちになってしまいますが、相手の文化や言葉も認めて理解し、決して差別しない様な取り組みが必要になります。

繰り返しになりますが、まずは外国人家庭の事を理解する事、保護者に安心感を持ってもらう様にするのが大切です。

その為にも普段からコミュニケーションをとり、良好な関係作りを目指してみてください。
安心感のある保育園作りをする事が子育て支援に繋がりますからね。

外国人の方は大なり小なり不安を抱えながら生活を送っています。
その事をしっかりと受け止め、子育て支援に繋げられるように取り組んでみてください。

外国人保護者の子育て支援に役立つアイテム

外国人保護者とのコミュニケーションをとるためにGoogle翻訳などの翻訳アプリを利用する保育園は多いと思います。

しかし、ここに落とし穴があるのをご存知ですか?

実は、各翻訳アプリにも得意・不得意があり、例えばGoogle翻訳はしっかりとした一文を翻訳するのは得意ですが、独特な言い回しや表現があるものには向かないという事があります。


そこで活用したいのがソースネクストが提供しているPOCKETALK(ポケトーク)です。

ポケトークとは話した言葉をその場ですぐに翻訳してくれる通訳機で、CMなどでも宣伝していて知名度が上がってきています。
これがあればお互いが何を言っているのかが容易に分かるようになるのでコミュニケーションが容易に取れます。

現在世界74ヶ言語に対応しており、個人的には各保育園に1台整備しても良いんじゃないかと思っています。

保育園や保育士の負担を減らす為には有効なアイテムになると思いませんか?

ポケトークがある事で、外国人保護者の方も安心して保育園に来てくれるかもしれません。

外国人保護者とのコミュニケーションツールとしてぜひ検討してみてくださいね。

詳細はこちら


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