改めて確認!保育におけるこどもの人数確認の重要性【大事故を無くす】

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積み木で書かれたHOW MANYの文字

どうも!保育士園長まゆあです。

今回は「保育における人数確認の重要性」ということで書いていきたいと思います。

保育をする時にこどもの人数確認を行う事は基本中の基本です。
お預かりしているこどもがいなくなるという事態は絶対にあってはならないことですので、必ず確認をしているはずです。

しかし、忙しいなどを理由に人数確認を怠ってしまう事例があります。
その結果、こどもの命が失われてしまうといった大きな事故に繋がってしまったケースもあります。

今回は改めて保育における人数確認の重要性を確認していきます。
保育現場は大変なことも多いですが、意識を高く持って取り組むようにしましょう。



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保育における人数確認は重要です!

指差しする手

保育における人数確認は重要です。

保育園ではその日に何人登園して、何人欠席しているかを確認しています。
保育園じゃなくても幼稚園、学校、施設など、こどもに関わる施設において都度人数確認が行われています。

と、こうして改めて書いてみましたが、保育者だけでなく、こどもに関わる全ての方が

「そんなの当たり前」

と思ったことでしょう。

そのくらい保育においてこどもの人数を確認する事は当たり前の事ですし、重要な事です。

しかしながら、人数確認がされずに大きな事故がたびたび起こってしまう現状もあるのです。



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ささいな確認不足から大きな事故に繋がることも

2022年9月に幼稚園に通う園児が園バスに取り残されてしまい、亡くなるという痛ましい事故があったのは記憶に新しい所です。

この事故ではいくつもの確認不足、ミスが重なって起きてしまいました。
例を挙げると、バスに乗った人数と降りた人数が合わなければ確認するという行動に繋がるはずが、人数確認をしておらず、取り残されている事に気付けませんでした。

事例としてバスの事故を取り上げましたが、こどもが取り残される可能性があるのはバスだけではありません。

普段の保育でもこんな場面で取り残される可能性があります。

・戸外活動や園外保育
・トイレの個室
・勝手に違う部屋に行ってしまい気づかない
・保育室以外の部屋
・押し入れや倉庫

保育士園長まゆあ
どうでしょう?身近な所にも危険が潜んでいると思いませんか?

いまりちゃん
確かに!いない事に誰も気づいていない状況では、こどもの命が危険にさらされてしまいますね…

大きな事故はささいな確認不足、ミスからも発生します。

「自分の園では起きない」と誰しもが思っていると思いますし、そうであって欲しいと思うのが自然ではありますが、「自分の園でも起こる」と認識しなくてはなりません。

確認不足、ミスによってこどもの命が失われてしまうとしたら…。
楽観視してはいけない事がよくわかりますよね。



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複数人で人数確認するのがベスト…しかし

色鉛筆とCHECK!の文字

こどもの人数を確認する際、複数人でチェックしたほうが確実性が上がりますし、ベストです。

しかしながら、今の保育現場の現状ではそれすら難しいと言わざるを得ない環境で保育している保育園があるのも事実です。

例えば職員配置がギリギリな保育園。
こどもの人数に対して最低限必要な保育士数は、国の基準で決められています。
(自治体によっては独自に多めの配置基準にしている所もあります。)

0歳児3人に対して1人、1歳児6人に対して1人…と決められていますが、これらはあくまで「最低基準」です。

最低基準ギリギリの状態で保育する事は保育者の疲弊、負担増を招きます。

事業者によっては「基準を満たしているから」という理由で最低限しか採用しないといったところもあるようですが、そういった状況でも保育業務は多岐に渡るので保育者が厳しい状況におかれてしまいます。

こういった状況が続いてしまうと、大変だからと言って複数人での人数確認がおろそかになってしまったり、そもそも確認をしなくなるなどの事態を招きかねません。

確認がおろそかになると事故の確率もあがります。
非常に危険な状態に陥ってしまう事がよくわかりますね。

もちろん、大変な状況でもしっかりと取り組んでいる保育園も多いと思いますし、全ての保育園がそうであって欲しいです。
しかしながら、今の保育現場の現状では、複数人での確認がおろそかになっている実態がある事も知っておいていただければと思います。



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こどもも保育者も保護者も安心して過ごせる保育園を目指して

青空の下の園児と保育者

こどもの人数を確認する事は、こどもの安全確保に繋がります。

ちゃんと登園している人数を確認し全員いる事が分かっていれば、保育者も安心できますし、こどもが安心して過ごせる環境であれば、預ける側の保護者も安心できるはずです。

状況によっては慌てていることもあると思いますが、そう言った時こそ落ち着いて確認をすることを意識してみましょう。

保育士園長まゆあ
確認しているうちに気持ちを落ち着かせることもできます

当たり前の事ではありますが、大きな事故に繋がらないように人数確認をしっかり行い、こどもたちの安全を守っていきましょう。



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