新たな視点が見つかるかも?こどもの目線に立つことの大切さ

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子どもと母親

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回はこどもの目線に立つことの大切さについて書いていきます。

なぜこの話題について書こうと思ったのか理由を先にお話しますと、新人職員の研修を行っておりまして(2022.3執筆時点)、新人さんからこんな言葉がありました。

「なんか、こどもの目線に立つってすごく難しいですね」

その新人職員はこどもたちとの関わりの中でそう感じたようですが、同じように感じた方もいらっしゃるのかなと思ったので書いてみようと思いました。

いまりちゃん
こういった発言は一歩ずつ保育者の道を歩んでいる感じがしてイイですね!

こどもの目線と言っても何を指すのかがあいまいだと思うので、記事内では2つに絞って書いていきます。

日々忙しく過ごす中で忘れてしまうというと語弊があるかもですが、やるべき事に追われて自分の事で精一杯になってしまうと、こども目線で考える事ができなくなる事もあるでしょう。

ただ、こどもの成長などを考えたらこども目線で考える事はとても大切な事ですよね。
ですので今回の記事の中では、職員に話したことを中心にこども目線に立つ大切さをまとめてみました。

ちょっとした時に思い出せるきっかけになれば幸いです。



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こどもの目線は大きく分けて2つある

さて、みなさんはこどもの目線って聞いた時に何を思い浮かべますか?

実際の目線(目の高さ)やこどもの気持ち、視線など様々な事を思い浮かべると思いますが、大方のイメージは実際の目線の高さだと思います。

ただ、こどもの目線に立つというのは実際の高さ以外にも意味があり、「こどもの気持ちになって考えてみる」という意味もあります。
こどもの気持ちになって考えてみると、今まで気づけなかったことにも気づくことができます。

こどもの目線に立つというのは子育てでも保育でも、こどもと関わりがあるのであれば絶対に忘れてはいけない視点だと思うのです。

保育士園長まゆあ
では次に「実際の高さ」と「こどもの気持ち」の2つについて掘り下げていきたいと思います



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実際の高さから考えるこどもの目線

目を合わせる母子

まずは実際の高さから考えるこどもの目線についてです。

よく、こどもと話すときは目線の高さを合わせてと言いますよね。
高さを合わせる事で威圧感を無くし、お互いのコミュニケーションを取りやすくすることもできます。

他にも以下の事をすると、今まで気付かなかった事が分かります。

・こどもの高さから様々な方向を見る
・同じ目線でハイハイしてみる
・時には寝転んで見渡してみる

保育園など沢山の目があるところでは恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、実際に寝転んで見渡してみるのも大事な事です。

私も過去、実際に寝転んでみたことがあります。
すると様々な事に気付くことができました。

・こどもの目の高さに危険なものがある
(尖ったところが目に入りそうなど)
・部屋の中がごちゃごちゃしている
(狭い、通りづらいなど)
・棚が閉まっていない
(大人目線だと閉まっている様に見える)などなど

どうでしょうか?
上記はほんの一例ですが、実際に気付いた点でもあります。

こどもが過ごす環境は安心で安全な方が良いですよね?
大人の都合で環境を設定しがちですが、安全面を考えるのであればこどもの目線に立って安全な環境を作る必要があります。

「実際の高さ」ひとつとってみても、これだけの事が見えてくるのです。



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気持ちから考えるこどもの目線

では次に、こどもの気持ちから考えてみましょう。

こどもの気持ちから考えるというのは「こどもの気持ちになって考えてみる」が表現としては正しいかもしれません。

・嫌な事があった時にどう感じたか
・嬉しい時にどう感じたか
・普段過ごす中で場面ごとに何を思っているのか
・こどもが行動したときの気持ちは?

こどもの気持ちを考える事は大切な事です。
気持ちを汲み取り、受け止めてあげる。
この経験を通し、こどもと大人の信頼関係が生まれていくわけです。

「あ、これがしたかったんだ」
「そんな風に思っていたんだ」
「こうすれば良かったかな」

こんな感じで大人が気付いていくとこどもへの接し方とかも変わっていくのではないでしょうか。

こどもであっても一人の人間。
大人が頭ごなしに決めつけてしまってはこどもの気持ちは分かりません。

冷静になってこどもの気持ちを考えてみましょう。



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新たな視点の発見に繋がる

高い高いする親子

こどもの目線に立つことで、大人が気づけなかった新たな視点の発見に繋がります。

・そんな考えがあったのか
・これは気づかなかった
・次はこうしようかな

今までとは異なる視点に気づけると大人である私たちも行動が変わりますよね。
そしてこの行動は「こどもの為になる行動」に繋がるはずです。

ぜひ、こどもの目線に立って考えてみることを意識してみてくださいね。



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