こどもが前向きに!トイレトレーニングでパンツをはきたくなる声かけ

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トイレとトイレットペーパー

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回はトイレトレーニングをする際に、こどもがパンツをはきたくなるような声かけを紹介します。

いまりちゃん

保育士園長まゆあ
まだご覧いただいていない方は先にこちらをご覧ください

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トイレトレーニングを行う際に、必ずこどもに声かけをしていると思います。
パンツやトイレに誘う時に試行錯誤しながら声かけをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こどもにとって大人からの声かけは大きな影響を与えます。
それが実の親であれば、よりその影響は大きくなります。

そこで今回はこどもがパンツをはきたくなる様な声かけを紹介していきます。
トイレトレーニングの参考になれば幸いです!



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こどもの成長には「自主性」が欠かせない

初めに大前提となることをお話ししますと、こどもの成長には「自主性」というものが欠かせません。

自主性とはざっくりいうと「自分で行動する力」といったものです。
自分の身の回りの事を自分の力で行う、自分でやろうとする力。
これらの積み重ねが自立へと向かわせます。

それはトイレトレーニングでも同じで、周りの大人から「トイレでしなさい」「パンツをはきなさい」と言われてするのではなく、自分からパンツをはこう、トイレに行こうと思える様になる事が大事です。

保育士園長まゆあ
前向きな気持ちと言っても良いですね

自主性は最初から自ら高められるものではありません。
周りの大人が働きかけ、こども自身が気づき、徐々に身についていくものです。

そして、身につけていく過程の中で必要なのが「声かけ」なのです。



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前向きになれる様な声かけをしてみよう

自主性を伸ばすための第一歩として「前向きになれる様な声掛け」が挙げられます。
声掛け次第では、こどもがパンツをはくことに対して前向きな気持ちになることができます。

ただ、子育てしているとついつい否定の言葉を使いがちになる方も多いと思います。

「それダメ!」
「なんで○○したの!」
「いけません!」

上記の様な言葉を使った事が無い方はいないのではないでしょうか。

こういった言葉かけをされたらこどもはどうなるでしょうか。
これでは気持ちが前向きにはならないですよね。

繰り返しになりますが、こどもの気持ちは大人の声かけ次第で変える事ができます。
大人からの声かけなしには成長もありません。

ぜひこどもが前向きになれる声かけを意識して行っていきましょう。

保育士園長まゆあ
では次に前向きになれる声かけの例を紹介していきます



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パンツをはきたくなる様な声掛けの例

付箋に書かれたLet‘s Tryの文字

「○○して××しよう」

これはトイレトレーニングの場面だけではなく、子育て全般でも言える事かもしれません。

「○○しないと××しないよ」という声かけを聞いた事がある方も多いと思います。
また、この言葉を使った事がある方も多いのではないでしょうか。

極端な言い方だと「パンツはかないとおやつあげないよ」と言ったところでしょうか。
この声かけは何かを取り上げるような声かけで、あまり望ましくはありません。

逆に、「○○して××しよう」は見通しを持てる声かけになります。
例えば「パンツはいておやつ食べよう」だとパンツをはいた後の行動が明確になりますし、自分でやろうという気持ちにもなりやすいです。

この声かけを繰り返す事がこどもの行動力向上にも繋がりますし、成功する確率も上がっていきます。
そうなるとこどもがより前向きになっていけるので、「○○して××しよう」の声かけを意識して行ってみましょう。

「好きなパンツ買いに行こうか」

自分のお気に入りとなるものがあると、前向きになる事ができます。
その為、こどもがはくパンツを自分で選んでもらうという事も一つの手段です。

この声かけは一見、「もので釣る」という考えに見えますが、そうではありません。
声をかけてもあくまでも最終的に決めるのはこども自身です。

買いに行くのも実際に買うのもこどもの意思に任せる。
声かけも「買いに行こう」でもなく「買いに行くよ」でもなく、「買いに行こうか」ですからね。

この声かけだと最終的な決定をこども自身に委ねる形になります。
自分ではくパンツを自分で選び、買う。
この経験をする事でこども自身が納得してパンツをはく気持ちになりやすくするのです。

私の三男はウルトラマンが大好きなのですが、ウルトラマンのパンツを買いに行ったところから「自分ではく」という気持ちに切り替わりました。

もちろん気に入るものが無ければ買わないで良いと思います。
また、買いに行く気分でなければ無理に買う必要もありません。

「好きなパンツ買いに行こうか」と聞いて、こども自身が「はきたい!」という気持ちになった時に、お気に入りのものが見つかれば良いと思います。



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「失敗しても大丈夫だよ」

トイレトレーニングでは失敗も付き物。
おもらしをしてしまう事だって十分にあります。

おもらしなどが続いてしまうと、上手くいかなかった事にこどもも大人もイライラしてしまう事もあります。
更にはトレーニングに対して後ろ向きになってしまうこともあるでしょう。

ですので失敗しても大丈夫だという事をこどもに伝えていく必要があります。

大人が「おむつを外さなきゃいけない!」と強く思ってしまうと、こどもにとってはプレッシャーになってしまいます。
プレッシャーがかかると、こどもも緊張状態になってしまいます。
その結果、失敗すると気持ちが落ちてしまい、トイレトレーニングやパンツをはく事に対して後ろ向きな気持ちになってしまうのです。

「失敗は必ずある」と頭の中にきちんと置いておき、失敗しても大丈夫という雰囲気を作ってみましょう。
大人が「失敗しても大丈夫」というスタンスでいれば、徐々にこどもも安心します。

のんびりと気長に構えていく姿勢を持ちたいですね。



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うまくこどもの気持ちをのせていきましょう!

笑顔の親子

こどもにとっても今まで慣れ親しんではいていたおむつからパンツに替える事は大きな出来事です。
こどもによっては嬉しく思う子もいれば、不安に思う子もいて当然でしょう。

その時に大人がどの様な声かけをするかは気を使うべきところです。

うまくこどもの気持ちをのせていけば、一気にトレーニングが進むことだってあります。

大人の声かけ次第でこどもの行動は変わりますので、上手くいかないと感じた時は自身の声かけを変えてみるときっかけがつかめると思いますよ。



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