どうも!保育士園長のまゆあです。
みなさんはこう思った事はありませんか?
次から次へと業務をこなさなくてはならなかったり、子どもたちが落ち着かなかったりすると気持ちが焦ってしまいますよね。
きっと誰もが経験あることではないでしょうか。
私はツイートなどで焦って保育しても良い事はありませんと言っています。
気持ちが焦るとミスが発生するなどの悪い部分が現れてしまうからです。
確実に保育を行える様になれば、慌てる事もありません。
落ち着いて保育を行う為にできる事を行っていきましょう。
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確実に保育を行うと慌てる気持ちが無くなります
あなたは保育をしていて上手くいかないと思った事はありませんか?
この気持ちは保育士であれば一度は経験したことがある事と思います。
そういった時は大抵気持ちが慌てています。
慌てた気持ちで保育を行うとミスが発生したり、視野が狭くなる為上手くいくはずのものが上手くいかなくなるといった現象がおきるのです。
慌てて保育すると良い事はないと思っておいた方が良いと思います。
私も自園の保育士には慌てないで確実に保育しようねと伝えています。
経験上、少し時間をかけてでも確実に保育を行った方が上手くいくことが多いからです。
ではなぜ上手くいくようになるか
次に確実に保育を行うことで得られるメリットを紹介していきます。
確実に保育を行うメリット
ミスが減る
保育であってはならないのが「ミス」です。
人間ですので誰もがミスをする事がありますが、極力減らした方が良いものです。
確実に保育するという事はミスが無くなるという事です。
厳密には0とはならないかもですが、
ミスを減らしていくことが保育の質の向上にもつながります。
月齢に合わない保育の実施
○持ち物の返し間違い
○事故や怪我をおこしてしまう
○職員間の情報共有もれ
○保育の準備不足 など
ミスはない方がいいに越したことはありません。
しかしながら、気持ちが落ち着いていないとミスが発生しやすくなります。
ミスが多いと他の保育士や保護者から心配の目で見られてしまいますよね。
心配で済めばいいですが、不信感に繋がってしまったら保育園全体の不信や保育の質の担保などにも関わってきますので注意が必要です。
また、ミスをしたときに何が原因だったかを考える事もできるようになります。
原因が分かれば改善できますからね。
その結果更にミスを減らす事ができるでしょう。
視野が広くなる
慌てず確実に保育をすると、確実に視野が広くなります。
見えなかった事に気づくことができるようになるのです。
慌てた状態だと目の前のことにしか気づけなくなりがちです。
場合によっては目の前のできごとにも気付かないといったことが起こります。
確実を心掛けると慌てた状態から若干でもスピードが落ちると思います。
しかしその分気持ちの余裕にもつながり、他のことを気にする余裕ができます。
自己肯定感が向上する事で、気持ちが充実する
確実に保育を行うと上手くいくことが多いですが、その結果自己肯定感も向上します。
自己肯定感とは簡単に言うと自分の事を良く思える力で、この力が高まると前向きになりやすくなります。
また、気持ちの充実にもつながります。
気持ちが充実していると余裕が生まれるはずです。
余裕の気持ちを持っていればより確実に保育をする意欲につながります。
その結果、良い循環が生まれ、保育士として成長することも可能です。
良い循環は意識していきたいですし、これが当たり前になるくらいになると意識しなくても確実性があがりますね。
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焦って保育しても良いことはありません
ミスが増えて信頼の低下
ミスが多いと他の保育士や保護者から心配の目で見られてしまいます。
心配で済めばいいですが、不信感に繋がってしまったら保育園全体の不信や保育の質の担保などにも関わってきますので注意が必要です。
信頼を築いていくのはとても大変なことです。
何事もプラスに積み上げていく方が労力がいりますからね。
一方、落ちていくのは簡単で、信頼を失うのは一瞬です。
人間落ちる方が楽で、そこに身を委ねてしまいがちになります。
保育園や保育士は信頼で成り立つもの。
信頼を損ねてしまうことはあってはなりません。
重大な事故の発生
焦って保育すると重大な事故に繋がってしまう可能性もあります。
自分の園に限ってそんなことは起きないと考えている方も多いと思いますが、そんなことはありません。
事故が起きないという保障はどこにもありませんからね。
その事故が焦りから周りが見えなくなっていて発生したものだったらどうでしょうか?
きっと保護者に納得のいく説明ができないと思いますし、最悪の場合訴えられてしまう事だってありえます。
みなさんの園でもヒヤリハットを記入していると思いますが、事が小さいうちに対処していった方が良いです。
ヒヤリハットが起きた原因が自身の焦りだとしたらそれに気付かせてくれます。
焦りは無用、事故につながるという意識を高めていきたいですね。
保育園のリスクマネジメントの方法|危機管理との違いや私が工夫した事もご覧ください。
AEDや救急車が必要になるくらいの事故や怪我が起きる可能性だってあります。
焦った気持ちが最悪の結果を生むような事態は避けていきたいものです。
自信の喪失から保育が嫌になることも
成功すると自己肯定感が向上する一方、失敗すると自信を失ってしまい、
その結果、保育が嫌になるケースもあります。
自己肯定感が低くなると気持ちも落ち込みやすいです。
ちょっとした事で落ち込むので、気持ちも前向きになれず悪循環になります。
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保育が嫌になってしまうと、保育士として働く意欲が無くなってしまいます。
そうなると更なる保育士不足へ拍車をかける事にもなってしまいます。
自己肯定感は保育士に必要な物だと思います。
低下させない様に注意していきましょう。
時間をかけて意識すれば確実になる
少し時間をかけてでも確実に行うことは、
単に時間をかける事ではありません。
なぜならば、ただ時間をかけただけでは意識は何も変わらないからです。
意識をするということが大事になります。
○視野を広げて保育する
○間違いがないように意識する
○ミスが起きないように注意する
○子どもたちを安全に保育する
○職員で情報が行き渡っているか
上記の他にも意識しなくてはならない事が沢山あります。
ただ時間をかけていただけではこれらの事には気付けないと思います。
みなさんはどう思いますか?
「意識する」ということだけで、これらの点にも気付く事ができると思いませんか?
それだけ意識をする事が大事であり、確実に保育を行う為の方法だったりもします。
確実に保育する事を意識してみましょう
確実に保育する事を意識する。
意識することは実はとても疲れることです。
頭をフル回転させることになるので神経もつかいます。
こういった状態を維持すれば、仕事が終わった途端に疲れ果てるかもしれません。
私もそういった経験があり、集中して意識していたら疲れ果ててしまった事もあります。
それだけ大変な事なんです。
ですが、確実に保育を行う為には必要なことであり、保育士としてのレベルアップにも繋がることです。
確実に行う事ができれば慌てる必要もありません。
落ち着いて保育を行う為にも、少しずつ意識して行っていきたいものですね。
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