保育士が絵本を読み聞かせるコツは4つある【大切なのは信頼・角度・抑揚・準備】

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座って絵本の読み聞かせ

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「絵本の読み聞かせのコツ」です。

この記事は
・絵本の読み聞かせのコツを知りたい方
・子どもたちの前で読み聞かせをするのに自信が無い保育士さん
向けへの記事になります。

保育園での保育中に絵本の読み聞かせを取り入れる所は多いです。
朝の会や午睡前など様々なシーンで実施した経験があるのではないでしょうか。

保育士さんは必ず読み聞かせをしたことがあるでしょう。
新人保育士さんなどは経験を積むために繋ぎの場面などで先輩から振られることもあったと思います。

その中で、うまく読み聞かせできなかったなと感じた方もいらっしゃることでしょう。

絵本の読み聞かせにはいくつかのポイントがありますが、今回はうまく読み聞かせができないなと感じている方向けに、上手に読み聞かせるポイントを4つ紹介します。

ポイントは「信頼・角度・抑揚・準備」ですよ。


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絵本の読み聞かせのコツは信頼・角度・抑揚です

絵本の読み聞かせ

保育士さんの中にこんな悩みを抱えている方はいませんか?

・絵本を読み聞かせしても子どもたちの反応が薄い
・読み聞かせをしても子どもが落ち着かない
・ちゃんと聞いてくれているのかわからない

私も新人保育士だった頃に同じ悩みを抱えていました。
聞いてくれているのか不安ですし、他の保育士と比べて反応が違うと感じ、悩んだことを覚えています。

絵本は子どもが成長するうえで沢山の情報が得られる良いツールです。
家庭でもそうですし、保育園でも絵本の読み聞かせをする所が多いと思います。

人気のある絵本ともなれば、子どもたちの興味がすごくあり、「もう一回読んで!」というリクエストの声が多く聞かれることもあります。

せっかくなので、子どもたちにプラスになる読み聞かせ方法を知れたらいいですよね。

私なりに考えて実践していった結果、ポイントは「信頼・角度・抑揚」にまとめられると思いました。
そこに事前の準備を加えた4つのポイントを順に紹介していきます。

コツ①信頼関係があると安心して話を聞く事ができる

保育士と園児

保育において子どもとの信頼関係はとても大事です。
保育士さんであれば誰もが感じている事でしょう。

信頼関係を築くことで子どもたちは安心して園生活を送る事ができるようになります。

保育士園長まゆあ
園生活で何よりも大事な事ですね

絵本の読み聞かせでも同じです。
信頼関係を築いていた方が上手くいきやすいように思います。

・この先生何の絵本を読んでくれるんだろう?
・楽しい気持ちにさせてくれるかな?

など、信頼関係があると子どもにこういった気持ちが芽生えてきやすいです。

逆に信頼関係がまだ築けていないとどういうことが起こると思いますか?

・絵本に集中しない
・子どもが泣いてしまう
・ふらふらしてしまう   など

こんな状況になってしまうとうまくできなかったと感じることになるでしょう。

信頼関係はすぐに築けるものではありません。
日々の積み重ねが大事になります。

繰り返しになりますが、保育において子どもとの信頼関係は大事になりますので日頃から意識し、それが読み聞かせにもつながる事を覚えておきましょう。


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コツ②絵本の角度を気にしていますか?

新人保育士さんにありがちなのが「絵本の角度を気にしていない/気づいていない」ことです。

サブで子どものそばについてよーく観察すると分かりますが、読み聞かせている子どもが見にくそうにしたり、身体を動かしたりしている姿が見られる事があります。

絵本の角度の悪い例

絵本が見えないと立ち上がったりするのは当然の事だと思いませんか?
それに気付かないで「座ってね」などと声をかけても子どもにしてみたら「?」な事です。

絵本はみんなが見えるように角度を調節すると良いです。

絵本の角度の良い例

子どもの人数などでも変わりますが、このように全員から見えるように配慮します。

しかし、緊張したり慌てていると絵本が閉じ気味になってしまいがちです。
私の経験では新人保育士さんや実習生さん、インターンの方など、保育の現場になれていない方に多く見られます。

少し落ち着いて子どもの様子を見てみるとわかります。
反応を見ながら角度を調節したり、位置を確かめていきましょう。

コツ③抑揚は子どもたちの気を引く為の重要なテクニック

絵本の読み聞かせ

読み聞かせをする時に棒読みで読む保育士さんはいないと思います。
しかし、表現があまり上手でなかったりすると興味を引き付けられなかったりします。

絵本を読み聞かせするときに抑揚はとても大事です。

・声の大小
・読む速さ
・声の高さ、低さ
・登場キャラクターのなりきり

など、内容によって様々な抑揚をつけて読むことができると思います。

私が読み聞かせする時の例を紹介すると

・始まりの歌(静かな感じに歌って落ち着かせる)
・初めは平坦な感じで読む
・場面が変わったタイミングで抑揚をつけはじめる
・ちょっとふざけた感じで大げさに読む
・極端に小さい声で読んでみる
・最後は落ち着いた感じで終わる

とにかく「飽きないためにはどうしたらいいか」を念頭に子どもたちの様子を見ながら行っています。

飽きさせないための工夫を沢山行いたいですね。



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コツ④読む前に一読して準備しよう

小さい頃、学校の先生から予習をしましょうと言われた経験はありませんか?
絵本の読み聞かせにおいても同じ事が言えます。

読む前に一読すると様々なメリットがあります。

・どんな内容なのか把握できる
・年齢に合っている絵本か
・どのように抑揚をつけるか考えられる
・話すときのポイントをおさらいできる

上記のとおりメリットが多くあります。

経験を積んで絵本の内容を把握していたり、ぱっと見ただけでどう読もうか構成を考えられるなら事前の一読は必要ありませんが、慣れていないうちは一読しておいた方が無難です。

一度でも読んでおけば頭の中でシミュレーションができますし、子どもたちの反応の予測、気持ちの余裕を作ることもできます。

一読する癖をつけて落ち着いて読み聞かせに臨みましょう。

本屋の絵本コーナーをのぞいてみよう

休みの日に本屋さんに行く機会はありますか?
または図書館でも良いですね。
私は割と本を読むのが好きな方なので、独身時代からよく行っていました。

絵本コーナーでは沢山の情報や反応を知ることができます。

・最新の絵本を知ることができる
・沢山の絵本に触れあえる
・絵本コーナーで読んでいる子どもの反応を知ることができる
・保護者が何の絵本を選んでいるのか参考に出来る

このようなメリットがあります。
結構いい情報を得ることができると思いませんか?

皆さんも本屋などに行く機会がありましたら、積極的に行ってほしいと思います。

しかし、私は保育士になってからしばらくは一人で絵本コーナーに入ることができませんでした。

なぜ入ることができなかったのか、想像して見てください。
絵本コーナーに男性が一人でうろついていたらどう写るでしょうか。

きっと、周りにいる保護者は不審がってしまうと思います。
そこにいる人が保育士であるということは分からないですし、子どもを狙った事件も起きているので変な目で見られる可能性があります。

周りの目は意外と厳しいですよ。

そんなの気にしないという方もいるかもしれませんが、変に間違えられるんだったら…との思いから入らずにいました。
子どもが産まれてからは気にならなくなりましたが、独身時代は変に気にしていた部分が大きかったです。

男女差別ではないですが、この辺は女性の方が怪しまれないのかなぁと思いました。



絵本ナビなら自宅でも楽々購入&内容も分かる

絵本コーナーに入れなかった私がどのように情報を得ていったか。
それはネットの力が大きかったです。

情報化社会において、ネットの力は絶大です。
真実の情報である事を見抜く力も必要ですが、手軽に情報を得ることができるので活用したいツールでもあります。

その中であるサイトの存在を知る機会がありました。

それが「絵本ナビ」です。

楽天ブックスやアマゾンでも絵本は売られていますが、絵本ナビであれば8000冊以上の絵本が一部ためしよみができたり、2000冊以上の絵本が何とまるごとためしよみができるというすごいサイトです。

買っていないのに読めるって太っ腹すぎませんか?

こうした機能を使って情報を得ることもできます。
気に入ったものがあれば購入することもできますし、土日の発送も行っているので配達までに時間がかかりません。

私も会員登録をしており、購入をした経験があります。
メルマガ一つでも良い情報になるので、登録することをおすすめします。
ついでに気になるものがあったらサクッと購入してしまいましょう。


気持ちを落ち着かせて絵本の読み聞かせをしましょう

新人保育士

新人の頃や働き始めだと子どもの前に出るだけで緊張してしまう方が多いと思います。
気持ちが焦ってしまい、周りが見えなくなることだってあるかもしれません。

そういう時は少しスピードを落とし、ゆったりとした気持ちで読み聞かせをしてみましょう。

気持ちを落ち着かせて臨めば、今まで見えなかったことが見えるかもしれませんし、子どもたちをうまく巻き込みながら読み聞かせを行えるかもしれません。

「信頼・角度・抑揚・準備」

これらのコツを頭に入れて、絵本の読み聞かせをどんどん実践していきましょう。

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