先輩保育者必見!新人保育者への指導に必要なものは○○と○○の2つ

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ガッツポーズをする二人の保育士

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回は新人保育者への指導に必要なこと」ということで書いていきたいと思います。

この話は、過去にTwitterでも触れているのですが、新年度に入る直前に職員と会話していたことがベースになっています。

今年度(2022年度)は私の保育園でも新たな職員を迎え入れることになりました。
久々の新人職員ということで、初めて後輩を持つ職員は緊張していましたし、3年間ほぼ入れ替わりが無かったので新人さんへの指導も久しぶりになりました。

その中で「どうやって教えていこうかな」という声が挙がったので、そこで色々なことを話し、今回記事にしてまとめてみました。

新人保育者さんへの指導は保育園にとっても必要なことです。
無理ない指導ができるように、紹介していきたいと思います。


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新人保育者への指導、あなたはどうしますか?

考え事をする保育士

新年度、新人保育者が配属になった保育園は多いと思います。

忙しい保育現場において、新人保育者さんの成長は必要不可欠なもの。
先輩保育者はどうにか成長してほしいと願意を込めて指導しています。(よね?)

指導と聞くと教育的な研修などを思い浮かべる方も多いと思います。
確かにそれも大事ですし、技術を身につけるためにはある程度の時間をとって教える必要もあります。

保育士園長まゆあ
しかし、それよりも大事なものというか、もっと根本的な部分で指導に必要なものがあると私は思うのです

ここ数年、マネジメントの研修を受けたり、自分なりに保育者が幸せに働ける環境とはなんなのかを突き詰めていく中で、必要なものが2つあると思ったので、職員にも話をしてみました。

話をしてみると職員たちも納得したようだったので、皆さんにも紹介したいと思います。

保育士園長まゆあ
もちろんこれが正解というわけではないので、こういう意見もあるんだというくらいに思ってください



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私の園で出た結論は「伴走力」と「共通言語化」の2つ

指導には先輩保育士の「伴走力が必要」

私が勝手に伴走力と言っているのですが、調べてみるとビジネスやマネジメントの世界でも使われている言葉の様です。

伴走=共に走るというイメージになりますが、先輩と後輩という立場はあれど、同じ保育者として一緒に伴走して保育を行なっていく必要があります。

伴走という言葉が出てきたので、わかりやすくマラソンに例えてみましょう。
マラソンにはペースメーカーと呼ばれる人がおり、ランナーを引っ張る役割を担っています。

これを保育者に当てはめて、ランナー=新人保育者、ペースメーカー=先輩保育者として考えてみてください。

・時にはペースを上げるために引っ張る
・一緒に保育を組み立て実践する
・時には後ろから暖かくフォローする

こんな感じで新人保育者のことを指導することができれば、教えられる側も安心すると思いますし、時には引っ張ってもらうことで実力以上のものも発揮できる可能性があります。

今は昔と違い、後輩に背中を見せて伝える、やってみせるというやり方は通用しづらくなってきています。
前にも書いたことがありますが、先輩の背中はあくまでも先輩の背中であり、経験値が違いますよね。

経験の違いはすぐに埋めることができないので、見せられた側の後輩が理解できない、全く伝わらないと言ったこともあります。

そこで一緒に走ること、つまり、伴走することで指導する側も成長ぶりがわかりますし、新人保育者も道筋が立てられて理解しやすくなると思います。

どうでしょうか?
こうしてみると先輩保育者が伴走力を身につけることで、良い方向へと向かうと思いませんか?



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そしてもう一つは「共通言語化」が必要

さて、もう一つは「共通言語化」です。
いきなり共通言語化と聞いて、なんぞや?と思った方は多いと思います。

ここでいう共通言語化は「保育観の共有」や「やり方の共有」など、業務に関わることの理解度になります。
同じことをイメージできるという言い方もできますね。

例えば、離職率が低く、長年働いている保育園があったとします。
職員に入れ替わりが少ないと、「○○やっておいてくれる?」と伝えただけでどんな感じのものを作るのかが伝わるのではないでしょうか。
うちの園も3年間メンバーの入れ替えがほとんど無かったおかげで、深く話さなくてもイメージの共有ができていました。

逆に入れ替わりが多いと、一から教えることも多いでしょう。
中々意図も伝わらず、伝える側もストレスになってしまいます。
同じことがイメージできない、つまり共通言語化ができていないとズレが生じたり、思った方向に事が進まないといった弊害が生じてしまいます。

共通言語化をするために必要なことをいくつか挙げると、

・普段からコミュニケーションをとる
・ざっくばらんに保育の話をする
・繰り返し一緒に保育をする中でお互いを理解していく
・保育理念や保育方針を日頃から確認し合う

共通言語化がどれだけできているか、どれだけできるようになるか。
これは指導においても非常に重要なことだと思っています。



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この2つを実践するとどうなるか

保育をする2人の保育士

伴走力を身につけ、共通言語化できたものが多くなると、コミュニケーションがとりやすくなっていきます。

コミュニケーションがしっかり取れていると、保育園の雰囲気も良くなっていきます。
雰囲気の良さは利用する保護者や見学者の方にも伝わります。
良い保育園の条件にもなっていきますよね。

逆にコミュニケーションが取りづらいと、働きづらさを感じてしまいます。
先輩が強すぎる、教えてくれない、威圧的な感じでは嫌に思いますよね。

保育士園長まゆあ
風通しが良くなると言うこともできますね

風通しが良ければ、自分の意見を言えたり、時にはフィードバックしてもらえたり、保育についての意見交換もできるようになります。
そうなると新人さんも成長がわかって自信にもなりますよね。
保育者としての成長が見られれば、保育力も上がります。

伴走力をつける、共通言語化することで、最終的には保育園としての力を上げる事につながっていきますよ。



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指導方法に迷ったら取り入れてみましょう

ガッツポーズをする3人の保育士

新年度に初めて後輩をもった保育者さんも多いと思います。
中にはどのように指導したら良いかわからないという想いを抱えている方もいらっしゃることでしょう。

一生懸命やらなきゃ、教えなきゃと頑張る気持ちもよくわかります。
ただ、力を入れすぎたり頑張りすぎてしまうのは良くないことです。

保育士園長まゆあ
自分自身を追い詰めてしまうことになりますからね

今回紹介した「伴走力」や「共通言語化」、この2つを実践することで無理なく指導していけると思います。

指導方法に迷った時はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。



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