どうも!保育士園長のまゆあです。
今回は「手遊びがこどもに与える3つの良い影響」について書いていきます。
手遊びがこどもに与える良い影響ということで保育者さん向けのお話になりますが、子育てされている方もぜひご覧いただけたらと思います。
こどもたちは手遊びが大好きです。
気にいった手遊びがあれば毎日の様にやってという声もあがりますし、遊びの中で手遊び歌を歌うような姿も見られます。
この手遊び、保育の中で日々行われているものですが、こどもたちにとって良い影響があるのをご存じですか?
この影響をしっかりと把握して手遊びをすると、よりこどもの成長にも繋がります。
ぜひ参考にしてみてください!
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手遊びがこどもに与える良い影響は3つ
手遊びはこどもたちへ刺激を与えます。
刺激はこどもの成長や発達を促していく上で必要な事ですので、発達面の良い影響が見込まれます。
そして、その刺激は特に五感へ良い影響を与える事が分かっています。
それが何かというと
②聴覚への影響
③視覚への影響
主にこの3つに良い影響を与えます。
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①触覚への良い影響
まずは一つ目の触覚面です。
手遊びの中には肌を触れ合わせるものもあります。
こどもの身体をこちょこちょとくすぐってみたり、手や身体を動かすことが運動面の刺激につながります。
早ければ目で物を追うくらいの時期から手遊びを楽しむことができますが、肌が触れ合うような手遊びを行う事は、触覚への刺激となるのです。
また、触れ合う事はコミュニケーションにも関わってきますよね。
安心感にも繋がりますので、優しく関わりあいたいものです。
刺激を与えるには実際に触れなければなりませんので、手遊びの過程で触れ合うこと自体を大切にしていきたい所です。
②聴覚への良い影響
2つ目は聴覚に対してです。
手遊びは歌詞やメロディーがあるものもあります。
替え歌の様なものやキャッチーな手遊びまで多種多様です。
ですので、様々な手遊びを通して言葉やうたを聴くと、
・手遊びを繰り返し聞く事で言葉の数が増加する
・口調やリズムなどを聞く事で表現の幅を知る
などの効果が見込まれます。
こどもは耳で聴く力がすごく、沢山の事を吸収します。
語学勉強でもそうですが、小さい時から英語を聴いていると自然と身についてきますよね。
ここで一点注意をするのであれば、日々同じことをやりすぎてしまうと、飽きがきてしまうので注意が必要です。
③視覚への良い影響
最後、3つ目は視覚面です。
手遊びは文字通り手を使います。
ですので、「振り付け」がありますよね。
アンパンマンやピカチュウなどのキャラクターから、お弁当やおにぎりなどの食べ物、腕全体を使うものまで様々です。
それらの手遊びを見る事で、
・保育者の表情から表現の幅を知る
・身近な物事に興味を持つ
など、視覚的な情報がこどもへの良い影響に繋がります。
こうして挙げてみると、手遊び一つにしても沢山の良い効果が期待できそうですね。
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保育の中で手遊びはいつ行われている?
例えばお昼寝前だったり活動の合間とか、それほど長くない時間で行います。
楽しく手遊びをやっていると、こどもたちも興味をもって見てくれますし、覚えた手遊びは繰り返しやってとお願いされることも少なくありません。
早ければ生後3か月くらいから簡単な手遊びは分かるとも言われています。
保育の中の良いコミュニケーションツールとして楽しく行うのもいいですね。
また、手遊びは同じものでも、やる人や地域によっても多少の違いがあります。
ひとがやっているものを聞き比べてみると面白かったりします。
歌詞が違ったり、順番が違っていたり、ポーズが違ったりと色々です。
中には新人さんなどが手遊びをやって、普段と違うと「ちょっとちがーう」なんてこどもから言われたりして、恥ずかしくなることもあります。
ですが、手遊びはそもそも人によって違う可能性があるものなので、割り切って自信を持ってやってみてくださいね。
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余談:私の新人時代にあった話
新人の頃、先輩の前で手遊びを披露する機会がありました。
練習といった感じでやらされたのですが、まだ自信が無かったころでしたので、おどおどした感じの手遊びになってしまったんですよね。
そこで、いっぴきののねずみという手遊びをやりました。
テンポも一定で暗い感じの手遊びになってしまったので、先輩たちから色々(自主規制)言われて当然ではあったのですが、それがきっかけでしばらく人前で手遊びをする事に抵抗がありました。
私が悪いとは思いますが、先輩は新人の方が自信を無くすような関わりはやってはいけないですね。
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手遊びは楽しく行う事がカギ!
なんにせよ、手遊びは楽しく行う事が大事です。
保育者が楽しくやっている姿を見せてこそ、こどもたちも反応します。
そのうえで手遊びが持つ効果や刺激などを理解すれば、こどもたちにとって成長・発達を促す事に繋がります。
参考書を読んだり、動画を見るなどしてレパートリーを増やしつつ、実際の保育にどう活かしていくかを考えていきましょう。
こどもたちが大好きな手遊び。
ぜひ、みなさんが率先して楽しんでみてはいかがでしょうか。
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