フリー保育士のやりがいとモチベーション継続術【辛い気持ちを解消】

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こどもの頭を撫でる保育士

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回は「フリー保育士のやりがいとモチベーション」について書いていこうと思います。

保育園には担任の保育士以外に、フリーで様々なクラスに入る「フリー保育士」がいます。

担任を持たないので自由度が高い一方で、やりがいを感じなかったり、モチベーションが保ちづらいといった悩みに直面する事もあるポジションです。

縁の下の力持ち的なポジションなので、立ち回り方が難しいと感じる方もいるのではないでしょうか?

今回はフリー保育士としてのやりがいや、モチベーションをどう継続していくかを考えていきたいと思います。

少しでもフリーとして勤務する方の気持ちが楽になれば幸いです。


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フリー保育士とは

フリー保育士とは文字通り「フリーで動く保育士」の事を指します。
要は、担任に入らず、様々なクラスのお手伝いをする役割です。

保育は複数の保育士(保育者)がシフトを組んで、各時間帯をローテーションして勤務しています。
中には土曜日勤務をして、その分の振り替え休日を平日にとる事もあります。

そうなると、その日に穴が開いてしまうので、そこにフリーの先生が入る事になります。

また、クラスに入らない分、クラス担任が抜けて仕事する時に代わりに入ったり、全体的な雑用を行う事もあります。

まさに、縁の下の力持ちといったポジションです。

私の園では4名のフリー保育士がいて、クラスの補助や一時保育の対応などを行っています。

年度によって経験者を配置したり、新人を配置するなど状況は異なりますが、配置するからには理由も併せて提示するようにしています。


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フリー保育士は辛いポジション?

いまりちゃん
フリー保育士は辛いと思われる方も多いですよね?
保育士園長まゆあ
そうだね。その原因はいくつかあるから順番に見ていきましょう

クラスごとのやり方を把握する大変さ

まずはクラスごとのやり方の把握です。

少し極端な例ですが、0歳児クラスと5歳児クラスの保育の仕方が同じという事はないと思います。
0歳児と1歳児ですら全く異なるので、各学年にあったクラス運営の方法があるはずです。

フリーとして入ると、そのやり方の違いを把握しておかなければなりません。
0~5歳児まで全6クラスあると、やり方も6通りあります。

6通りと言葉にすると多い様に感じますよね。

もしかしたら、園によってはフリーの中でもある程度入るクラスの割り振りがあるかと思います。

しかし、基本的には全部のクラスに入る可能性もあるだけに、それぞれのやり方をある程度把握する事がフリーとしての辛さを感じる瞬間になります。

こどもの成長・発達の理解

やり方とともに、年齢ごとのこどもの成長・発達を理解しておく必要があります。
成長などに合った関わり方をしないと、こどもにとって負担になりますからね。

その年齢や月齢に合った声掛けや遊び方、接し方があるはずです。
担任の先生は日々関わっているので問題ないかもしれませんが、フリーの先生はそうではないですよね。

あまり入る機会が多くないクラスだと、こどもと接する時に戸惑う事もあるでしょう。
成長や発達はこどもによっても差がありますし、一人一人違います。

保育を行う上ではとても大切な事ですが、クラス担任はそのクラスの事を中心に見るのに対し、フリー保育士は0歳児から5歳児までをある程度把握しておかなければなりません。

その点が大変だと思う方もいらっしゃるようです。

雑用が続いてしまう事も

時には雑用が続いてしまう事もあります。

例えば

・普段掃除しない場所の清掃
・物の片づけ、修繕
・書類の整理、確認

などです。

こういった仕事が多くなると、こどもたちと関わりを持つ時間が少なくなってしまいます。
「せっかく保育士になったのに、こんな仕事ばっかり…」と思うのも仕方ないですね。
こどもたちと接してこそ保育士という考えをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

保育園の運営を考えたら必要な事ではあります。
また、業務内容が雑務中心で雇用されていれば割り切れる事でもあると思います。

雑用ばかりだと気持ちが沈んでいくのは分からなくもありません。
この事も辛いと感じるポイントだと思います。

仕事がある時と無い時の差

仕事がある時と無い時の差が大きいのも辛く感じる原因の一つです。
クラスに入ったり、雑務があるうちは良いですが、どうしても仕事が少ない時もあります。

人手が十分足りていればクラスに入る必要性もあまりないですからね。
(もちろん、手厚く見る点では入っても良いと思いますが)

その時に何となく居場所がなかったり、時間を無駄にしているような気持ちになってしまいませんか?

さすがに仕事が0になる事は無いと思います。
ですが、仕事があまり無い時にどうしていくか、策を考えていなければ徐々に暗い気持ちになっていきがちなので注意が必要です。

職員の輪の中に入りづらく感じる

クラス担任は大体複数でいる事が多く、連携を取っていく事からお互いの距離が近くなりがちです。

一方、フリー保育士は様々なクラスに入るかたわら、クラスには所属していません。
その為、職員の輪の中に入りづらいと感じる方もいらっしゃるようです。

先輩保育士さんであればある程度は輪の中に入っていけるでしょう。
しかし、新人保育士さんがフリーになっている場合、自分から輪の中に入っていくのは勇気がいる事です。

クラス担任の方から誘えば状況も違ってくると思いますが、見えない壁をどうしても感じてしまいがちになるのです。

コミュニケーション能力が試される

保育の仕事はコミュニケーションをとる事が大事であり、必須のスキルです。

沢山の人と接する機会が多いので、コミュニケーション能力が試されるポジションと言っても過言ではないでしょう。

また、基本的に指示を受けて動くことが多いので、意味を素早く理解する事も重要です。
保育の仕事は判断の連続。
どんどん判断していかないと、流れに乗れなくなってしまいます。

あわただしい中で指示を聞いたり、コミュニケーションをとっていくので、苦手だと感じている人にとっては辛い気持ちになってしまう事もあります。

保育士園長まゆあ
情報共有もしなければならないので、大変さがつきまといますね
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一方でやりがいもあるポジション

様々なこどもと触れ合える

様々なクラスに入るという事は、「様々なこどもと触れ合える機会がある」という事でもあります。

その為、こどもたちからも顔を覚えられやすいですし、たまに入るとこどもたちの方から「遊んで」とお願いされることも多いです。

大変な事でもありますが、これはある意味ではフリー保育士にしか経験できない事です。
そのことがやりがいとして感じられるでしょう。

こどもの成長の違いなども肌で感じ取れますし、0歳児~5歳児までの成長の過程が見られるという事はあなた自身にとっても勉強にもなると思いますよ。

縁の下の力持ち

クラスを陰から支える事で、運営が上手くいくことも沢山あります。
担任だけではできない事もあると思いますので、クラスを後ろから力を与える事がやりがいにもなります。

まさに「縁の下の力持ち」ですね。

こうしたフリー保育士の存在が常にいるという事は、非常にありがたい事です。
園長としても心強く感じますし、頼りになります。

実際に私の園でもフリー保育士がいますが、とても頼りにしており、安心して任せることができています。

任される事でもやりがいは増していくと思うので、率先してやれると良いですね。

フリーならではの視点で見れる

フリーとして動くと全体を総合した視点で見れますので、保育園を運営する上で重要な視点を持つことができます。

クラスに入ると、どうしても園全体の事が見えにくくなります。
目の前のこどもたちに全力を傾ける必要があるので当然ではありますが、フリーとして動くと沢山の情報に触れる事ができます。

また、自身からもクラス担任にいろいろ質問する事があると思います。
そこでも情報を得ることができるでしょう。

園全体を見やすいポジションですので、困っているクラスがあればすぐに手を差し伸べられるようになりますし、かゆい所に手が届くように立ち振る舞っていくと、信頼にも繋がります。

コミュニケーションをとりながら全体が上手く運営できるように立ち振る舞ってみてはいかがでしょうか。

フリーならではの視点を持つことは、その後のやりがいに繋がっていきますよ。


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フリー保育士としてモチベーションを継続させる方法

右斜め上に伸びる矢印

他の人には味わえない経験をしている

フリーとしての仕事はクラス担任にはできない部分が沢山あります。
要は「他の人には味わえない経験をしている」事になるのです。

更に言うと、「成長のチャンス」でもあります。

クラスから離れた視点を持つことは、実は大事なことだったりもします。
そして、沢山のこどもと保育に触れる事は、自身にとって刺激になる事でもあります。
刺激は成長に繋がりますからね。

「成長のチャンスが目の前にある」
「他の人には味わえない経験をしている」

そう考えるとモチベーションを保って仕事ができるのではないでしょうか。

何事も前向きに捉えてみる

フリーになると、全体に余裕がある時にこどもたちから離れる機会が多くなります。
また、雑務ばっかり続くと仕事がつまらなく感じるかもしれません。

そんな状況を前向きに捉えてみませんか?

こどもたちから離れると時間ができますので、勤務時間内に保育についての勉強ができるかもしれません。
雑務も保育園の仕事としてはとても重要な仕事になります。

保育士園長まゆあ
保育にまつわるの仕事で、無駄な仕事は一つもありません

こう考えると気持ちが楽になりますし、やってやろう!という気にもなれます。
捉え方一つでモチベーションも変わってきます。

まずは言葉かけ一つでも良いので、前向きに捉えていくようにしてみましょう。

担任だけが保育士の仕事ではない

保育の仕事は担任を持つことが全てではありません。
保育園を運営するすべての出来事が仕事内容になります。

ですので、フリーとして各クラスの穴埋めを行ったり、代わりに担任をしたり、その他雑務をする事も立派な保育士業務になるのです。

ある意味で割り切りの心を持つという事にもなりますが、「担任を持たなければ保育士ではない」という考えを持つ人が、実は多いのかもしれません。

保育士園長まゆあ
実際、私の園にもそういった考えを持っていた方がおりました

園としての役割をきちんと理解して仕事する事も大切です。
理解すれば、おのずと使命感も出てきますし、潤滑油の様な役割にやりがいを見いだせるかもしれません。

そうなれば、自然とモチベーションにもつながると思いますよ。


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フリー保育士は園に必要な存在です

ガッツポーズをする保育士

何かと辛い、大変といわれることが多いフリー保育士ですが、保育園の運営には欠かせない存在であることは間違いありません。

ある意味、「フリー保育士の人数」が「働きやすさを左右する」と言ってもいいくらい重要なポジションだと思います。

園として余力があった方が、職員も気持ちの余裕を持ちやすいです。
余力が無いと、職員のちょっとした体調不良などですぐピンチになってしまいます。
配置基準を割る事は絶対に避けなければならないですからね。

もちろん、クラスに入らない分、辛い気持ちになる事も確かにあるかもしれません。

しかし、フリーのポジションはやりがいも沢山ありますし、普段では味わえない経験をする事ができます。

ぜひ、胸を張ってフリー保育士の仕事を楽しんでみてくださいね。

保育士園長まゆあ
頼りにしていますよ



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