どうも!保育士園長のまゆあです。
今回は「保育者と保護者の連携」について考えていきたいと思います。
みなさんは保護者との連携についてどのように考えていますか?
保護者との連携は保育を行う上で欠かせないものです。
連携を取ることでこどもたちのより良い成長、最善の利益にも繋がりますし、こどもへの一貫した援助などもできるようになります。
しかし、保育者さんの中にはどのように連携を取ったらいいのか分からない、悩んでいるという方がいらっしゃると思います。
そこで今回は保護者との連携を取るための3つの方法を紹介します。
こどもたちの為にも、連携を取っていきましょう。
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保護者と連携する為のキーワードは「こどもの育ち」
保護者と連携を取りながら保育をすることはとても大事な事です。
その為に日々色々な方法で保護者と連携を取ろうとしていると思います。
また、園として、保育者として、何か良いことを言おう、保護者の助けになりたい!
この様に思っている方もいらっしゃるでしょう。
ただ、経験を積んだ方ならまだしも、経験が浅い保育者さんの中には、どの様に連携を取ったらいいのか分からないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
考えれば考えるほど「うーん…。」と考え込んでしまいます。
保育園は「保育が必要なこどもが通う場」です。
つまり、そこにはこどもの成長が必ずあるわけです。
・新たにできるようになったこと
・生活の中で援助が必要なこと
・友だちや保育者との関わり
上記で挙げたものは、どれもこどもの姿です。
保育園でも家庭でも見られるだろう姿だと思います。
保育者は保護者の代わりはできません。
しかし、預かっている時間は保育者たちがこどもの育ちを見守る立場になります。
日中保護者が見る事ができない部分を補完し、家庭への支援や連携へとつなげていく。
こどもの育ちを連携の中心に置き、こども中心で考えていく。
このように考えていけば連携もスムーズなのではないでしょうか。
もちろん、すぐに上手くいくとは限りません。
ですが、次から紹介するコツを知っておけば、保育者として経験が浅くても上手く連携が取れるようになります。
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保護者との連携を上手くとる3つの方法
方法①こどもの育ちを会話の中心にする
先ほどもお伝えした通り、こどもの育ちを中心に連携をとっていくと上手くいきます。
保育者のみなさんは日中の様子をしっかり見ているはずです。
送迎時などに日中の姿、そして、こどもの育ちについて会話することで、会話のキャッチボールもしやすくなります。
会話が繋がれば、保護者の方も話しやすくなるので、より連携も深まりやすいです。
会話をするという部分では次のコツ②にも繋がります。
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方法②聴く方を優先し、保護者の気持ちに共感する
保護者は日々仕事と育児に追われて、忙しくしています。
忙しい日々を送っていると、どうしても気持ちの余裕を持てない事があります。
一方で、日々忙しくされている保護者の方の中には、心の中で「誰かに話を聴いてもらいたい」と思っている方もいらっしゃいます。
ですので、そこで話をしっかりと聴くことが大事になります。
そして、保護者の想いや気持ちに共感すると心も開いてくれるようになってきます。
話をしっかりと聴いてもらえると、相手の事を徐々に信頼するようになります。
つまり、信頼関係の構築にもつながるのです。
保育は信頼関係で成り立っていると言っても過言ではありません。
連携を取るためには信頼関係も必要になりますので、声にしっかりと耳を傾けるようにしましょう。
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方法③情報を共有しあう
園でのこどもの姿や家庭での姿をお互いに共有しましょう。
保育者、保育園側は家庭での様子をじっくり見る事はできません。
保護者側もイベントなどで園内での姿を見るかもしれませんが、園生活の様子をしっかり見る機会は少ないと思います。
ですので、お互いに情報を共有をする事でこどもの姿をトータルで把握する事ができるようになるのです。
こどもの育ちを把握する上で情報の有無は重要なポイントです。
情報が無ければ、こどもにとって適切な援助ができない可能性が上がってしまいます。
こどもの育ちを話し合う中で、保護者の方に
と聴くだけでも得られる情報量は変わってきますよね。
保育者も保護者もこどもにより適切な関わりをしていくために、情報を共有し、より良い連携とこどもの育ちに繋げていきましょう。
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園から主張を強く出すのはNG
こどもの育ちを中心に連携するからと言って、園から押し付けるように「ご家庭でも○○してくださいね」と言うのはNGです。
確かに保育者の視点からすると、こどもに対して援助・支援の方法が見えたり、保護者の方にアドバイスできることもあるでしょう。
しかし、子育てと仕事の両立を図っている保護者の方に対して、家庭でも何かをしてほしいというお願いは、ただ追い詰めてしまうことにも繋がりかねません。
もちろん、こどもの育ちを考えたら家庭でも引き続き取り組みを行えるのがベストです。
ですが、余裕をもって取り組むから良い方向に向かうのであって、余裕もない状態では良い保育、良い子育ては難しくなってくるのではないでしょうか。
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良きパートナーとして連携していきましょう
保育者と保護者はどちらもこどもの育ちを見守っていく立場になります。
ですので、お互いが良きパートナーとなれるように意識して連携すると、良い方向に進んでいくと思います。
うまく連携がとれないと、こどもに悪い影響を与えてしまう可能性が上がってしまいます。
保育者と保護者が同じような気持ちで足並みをそろえていくことが大切であり、一日を通してアプローチすることができるようになります。
保護者の気持ちを理解しつつ、こどもの最善の利益に繋がるようにうまく連携していきましょう。
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