コミュニケーション力アップ!保育者も身につけるべき雑談力を上げる方法

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雑談する女性

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回は「雑談力を上げる方法」について書いていきたいと思います。

みなさんは普段「雑談」についてどれだけ意識していますか?

雑談に対しては様々なイメージがあると思いますが、雑談力を上げる事はコミュニケーションアップさせるだけでなく、他にも沢山のメリットがあります。

私は結構意識をしており、単なる雑談だけではなく意図的に雑談する事もあります。

こういった経験を通して、雑談にはメリットが多くあることを身をもって感じています。

この記事を通して雑談力を上げるにはどうしたら良いのかを考えていくとともに、私なりの雑談力を上げる方法やその感じたことなどもお伝えできればと思います。



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保育士も身につけたい「雑談力」というスキル

みなさんは「雑談」についてどんなイメージを持っていますか?

・楽しい雰囲気にする
・コミュニケーションをとる事ができる
・騒がしいイメージがある
・他人と仲良くなれる
・難しそう
・話下手だから上手く話せない

上記は一例ですが、色々なイメージがありますよね。

いまりちゃん
私、話すの苦手だなぁ…

保育士園長まゆあ
苦手でもメリットを理解して自分なりに取り組んでいけば力はついてきますよ

雑談は悪いイメージもありますが、しっかりと意識をすればコミュニケーションを高められる良い武器になります。

私もどちらかといえ話下手で奥手なタイプですが、雑談力を意識するようになってから変わったと思っています。

普段から人と関わる事が多い保育士の仕事。
コミュニケーションが大切な保育士さんが身につけておきたい力になると思います。



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雑談力を上げるメリット

メリットイメージ

保育士園長まゆあ
雑談力を上げる事によって沢山のメリットがあります

いまりちゃん
メリットを理解すれば雑談に対するイメージも変わってくると思いますよ

メリット①職員同士のコミュニケーションの活性化

まずは「職員同士のコミュニケーションの活性化」が挙げられます。

保育の仕事はモノを相手に仕事をしているわけではありません。
人と人とのコミュニケーションが無いと保育の仕事はなりたたないのです。

どの様にコミュニケーションをとるのかは様々な方法があると思いますが、そのうちのひとつが「雑談する事」

雑談を通してお互いの事を知る事ができると、だんだんと心の壁が無くなっていきます。
相手の事を知る事で更なる雑談のネタができたり、何日にも渡って話す事ができる様になるでしょう。

お互いが話す事」に対して敷居が低くなると、保育中に連携が取りやすくなります。
伝えるべき情報が伝えやすくなったり、ちょっとした疑問の解決を試みたり、こどもの事について話したり…
情報の共有もしやすくなりますね。

これらは全て「話す事」でなり立つ事です。
こうしたコミュニケーションを活性化させる第一歩として「雑談」が有効な手の一つになるのです。

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メリット②保護者と良い関係を作れる

保育園では保育士と保護者のやり取りがあると思います。
送迎時にこどもの様子や日中の出来事を話しますが、その時にちょっとした雑談を挟んでみましょう。

子育て中の保護者は、話し相手を求めている事があります。
話をするだけで保護者の気持ちがスッキリする事だってあるのです。

たわいもない会話は保護者の心を溶かしてくれます。
話していてリラックスできるような状況になれば、保護者との良い関係が作りやすくなると思います。

話しやすい人に対しては良い感情を抱きますからね。

また、雑談の中から家庭内の状況がみえる事があります。
これは結構大事な情報になる事も多いです。
内容によっては保育に活かす事もできますので、積極的に行ってみましょう。

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メリット③気持ちのリラックス

気持ちをリラックスさせる効果も雑談にはあります。
雑談する事で気持ちを和らげ、安心してもらう事ができます。

保育士の仕事はとても大変です。
気力があふれている時は良いかもしれませんが、不安定な時だってあるでしょう。
体調だって変化しますからね。

「ちょっとつらいな」って思った時に雑談でもしてリラックスできると、やる気が回復したり、モヤモヤしたものがとれると思います。

私は大体事務所で仕事をする事が多いですが、事務所で一緒に仕事をする職員や、中に入ってきた職員に声をかけて少し話をする機会を持つ様にしています。

少しでも気持ちがリラックスできればとの思いからですが、サクッと終わる事もあれば少し長くなる事もあります。
保育に支障がでるほどの時間は取らない様にしていますが、自然な流れに任せる事にしています。

また、実習生やインターンシップ、中高生の職業体験など、単発で保育園に来る方もいると思います。
たいてい緊張している事が多く、中にははガチガチになっている方もいました。

こういう状態ではその人が持つ良いところが活かせないですよね。

緊張をほぐし、リラックスできれば、少しでも良い体験ができるようになるのではないでしょうか。



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メリット④導入したい事を伝えて反応を見ることができる

会議では中々アイデアが出なくても、休憩中だと斬新なアイデアが生まれたという経験がありませんか?
気持ちがリラックスしている状態の方が、「この考えを今言ったら怒られそうだ」とか「これはちょっと通らないかな」と言う様な意見を挙げやすいです。

雑談中は気持ちがリラックスしている事が多いですから、ダメもとの意見も良いやすいのだと思います。
それが良い方向に進む事もありそうですよね。

これを逆手に取ると言いますか、これからやろうとしている事をそれとなく言ってみて周りの反応を確かめる事ができます。
私は良くこれをやっているのですが、これから導入を検討している事を話してみて反応を見ます。

ノンコンタクトタイムを導入した時もそうだったのですが、やろうとしている事に対して周りがどう思うのかを事前に知っておけば、進めやすくなったり、導入に関して再検討する事もできます。

会議などでは雰囲気などに負けて、良くないと思っている意見に対しても賛成してしまう事があると思います。

一方、雑談の場だと思っていたことを口にしやすいので、言いにくかった事がでてくる可能性が高くなります。

ある意味まっとうな評価がもらえると思っています。
どちらかというと先輩や役職者向けかもしれませんが、これも雑談力を上げるメリットになるのではないでしょうか。

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雑談力を上げる方法

両手で指差しする女性

相手の心をほぐすちょっとした話をする

何を話せばいいのか分からないという方も多いと思いますが、まずはシンプルにちょっとした話をするだけで良いと思います。
話さない事には何も始まりませんからね。

最初は話が続かなくても、続けていけば会話の糸口が見えます。

私は立場上、沢山の見学者と話をする機会があります。
基本的には初対面の方と話をする事になりますが、ここで気まずい雰囲気を出してしまっては印象が良くありません。

ですので、最初にちょっとした雑談を加えるのですが、

・元気なお子さんですね
・人見知りする事ありませんか?
・他の保育園もご覧になっていますか?

相手のお子さんの事を聞いたり、簡単な質問から会話の糸口をつかむのです。
その時に相手を否定することなく、ありのままを聞くことを心がけています。

自分に勢いがつくと、その後は自然と会話できる様になりますので、ファーストステップとして、こうした雑談を交えると良いと思います。

否定をせず、受け入れる

先ほども書いた通り、否定はせずにありのままを受け入れてみましょう。
話をしたのにも関わらず、否定してしまうとそれ以上話が続かなくなります。

例えば…

いまりちゃん
私カレーライスが大好きなんです

保育士園長まゆあ
そうなんだ。私は嫌いだけどね

どうでしょうか?

こんな会話は無いと思いたいですが、否定とはこういったイメージです。
これでは雰囲気も良くならないですし、話をしようとする気になれないと思いませんか?

では、こういった会話ならどうでしょう。

いまりちゃん
私カレーライスが大好きなんです

保育士園長まゆあ
そうなんだ。週に何回も食べているのかな?

いまりちゃん
週に3回は必ず食べていますよ

保育士園長まゆあ
私はカレーが得意じゃないから給食の時くらいかな。ところで、なんでそんなにカレーが大好きなの?

その物(このケースだとカレーライス)が嫌いだからと言って、いきなり否定すると話が終わってしまいますが、このように一旦話を受け入れて質問などで返すとそのあとの会話が続いていきます。

知らなかった事や嫌いなものでも、逆に質問してみるくらいの勢いで話すと上手くいくのではないでしょうか。

相手の新たな一面にも気付くことができますし、話が盛り上がる事で雑談力も付いていきます。



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初めは質問を中心に会話してみる

会話の内容に対して、質問で返していくと自然と雑談が成立します。

話を膨らまそうとすると何を話していいか分からなくなることもあると思いますが、質問であれば相手の事をそのまま聞くだけですから、あまり深く考えなくても雑談する事ができます。

先ほどの例だと、

「週に何回も食べているのかな?
「なんでそんなにカレーが大好きなの?」

こういった部分が質問の所になります。

質問を中心に話していくと、どこかで共感できるポイントや、話を展開させるポイントが出てくるはずです。
こうしたポイントで会話が展開されると、自然と雑談の力も上がっていきます。

質問中心だと自然と聞き役に回る事になりますので、相手の話の腰を折らないように気を付けましょう。

困ったときは相手に質問する。
こういう風に覚えておけば、気が楽になっていくのではないでしょうか。

ただ、ずっと雑談をするわけにもいかないですから、ある程度話をしたら自然に終えて良いという事も覚えておきたいですね。

会話のキャッチボールを意識する

雑談は会話のキャッチボールという風にとらえることができると思います。
話して返答がないと会話にならないですからね。

例えば、先ほどから例にしているカレーの会話で

いまりちゃん
今日の給食のカレー楽しみだったんです

保育士園長まゆあ
私も楽しみにしてたよ

これだけだと話が終わってしまいますよね。
何となく「しーん…」という雰囲気が出ていると思いませんか?

その後何を話そうか、迷ってしまうと思います。

こうなってしまうと気まずい雰囲気しかでませんので、ちょっとした話を交えてキャッチボールを意識してみましょう。

いまりちゃん
今日の給食のカレー楽しみだったんです

保育士園長まゆあ
いまり先生はカレーが好きなんだっけ?

いまりちゃん
すごく好きです!

保育士園長まゆあ
確かに美味しいよね。私も好きだなぁ(同意する)そういえばこの間、カレーに○○をトッピングしてみたら凄く美味しかったよ(話の展開)

いまりちゃん
へぇ~そうなんですね!今度やってみます!

何となく雑談っぽくなっていませんか?
会話のキャッチボールという事を意識すると話は弾んでいくはずです。

もちろん、ポンポンキャッチボールができれば良いですが、逆に上手くいかない事もあるでしょう。
初めはうまくいかなくても、経験を重ねれば自然とできるようになりますので、あきらめずにトライしてみましょう。



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情報のアンテナを張り巡らせる

情報のアンテナを張り巡らせておくと、話のネタができます。
今はSNSの発達により、マクロな情報も出てきやすい時代になりました。

今は多くの情報が世界中を駆け巡っています。
地球の裏側の出来事も一瞬で分かるようになったのは、本当にすごい事だと思います。

テレビや雑誌で見た事でも良いでしょう。
Youtubeなどの動画サイトからも沢山の情報が得られます。

色々な情報を元に、話をする中で共通の話題が見つかると雑談も盛り上がっていきます。
共通の話題があればお互い楽しい時間になりますし、コミュニケーションも取りやすくなります。

ただ、一つ一つの情報を深く知る必要はなく、キーワードの様な形で覚えておくだけで良いと思います。

ちなみに今、私の周りで食いつきやすい話のキーワードは「鬼滅の刃」です。
私自身は鬼滅の刃については詳しくありません。
こどもたちが見る程度で、主要なキャラを数名知っているだけです。

内容を知らなくても、社会現象になっているものですし、様々なグッズが沢山売られているのを目にしています。
ユニクロで服が売られたときは中々サイトに繋がらないといった事例も知っています。
(私もこどもに買う為にトライしました。買えなかったけど…)

職員の間では好きで見ている人もいるので、ちょっとしたときにキーワードを出すと話が盛り上がります。

あまりそのものに詳しくなくてもキーワードさえ押さえておけば雑談のネタになりますし、情報を得ておくことが雑談力を上げることに繋がる事例でもあります。



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雑談はケース・バイ・ケースで

指で×マークを作る女性

雑談は常に行っていれば良いという訳ではありません。
雑談をすべきでないタイミングもあるはずです。

それを無視して話してしまうと、「ただの空気が読めない人」になってしまいます。

保育に置き換えると、まさに保育業務中になります。
保育中にこどもたちを差し置いて雑談するのは好ましくないですし、仕事とは言えないと思います。

一方で休憩中や食事中、ノンコンタクトタイムなどで職員同士雑談をするのは構わないと思います。

雑談は大事ですが、ケース・バイ・ケースを心がけるようにしたいものですね。

雑談力を身につけて良いコミュニケーションを

黒板に書かれたCommunicationの文字

保育士は様々な人と関わりあう職業です。
人との関わり合いには会話は欠かせないですし、コミュニケーションを取り合って保育業務を行っていく必要があります。

今回、私の経験から雑談力を上げる方法を書いてみました。
雑談力を上げる事でコミュニケーションアップだけではなく、相手をリラックスさせたり、導入したい事の反応を見る事ができたりと良いことが沢山あります。

保育士さんであれば身につけたり、上げておきたいスキルだと思います。
ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

最後に、参考になる本も併せて紹介しますので、気になるものがありましたらチェックしてみてくださいね。

テレビにも出演している斎藤孝さんのベストセラー本です。
非常に読みやすい内容になっています。

「内向型の」とタイトルにあるだけあって、当てはまる人には十分参考になる本です。
私も内向型だと思っているので、こういった方にはピッタリの一冊です。


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