新人保育士が保護者対応をする時は「丁寧さ」と「話を聞く事」がポイントになる

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子どもの受け入れをする保育士

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「新人保育士の保護者対応」です。

この記事は
・保護者対応で悩んでいる新人保育士
・新人保育士に保護者対応を指導する先輩保育士

このような方向けへの記事になります。

新人保育士さんが保育業務を覚える中で、壁にぶつかりやすいのが「保護者対応」です。

保護者対応をする中で、上手く様子を伝えられなかったり、
質問をぶつけられて困る経験をした方は多いと思います。

今回は新人保育士さんが保護者対応をする時に
覚えておきたいポイントを紹介していきます!


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新人保育士の保護者対応は「丁寧さと話を聞く事」がポイントです

黒板に書かれたPOINTの文字

新人保育士さんは初めて保護者対応するという時にどんな気持ちを抱いたでしょうか?

多分、ほとんどの方が「何を話そうか」と緊張した事でしょう。

私も初めて保護者対応するとなった時に、
ものすごく緊張したのを覚えています。
「明日から保護者対応してみましょう」と言われ、夢にまで光景が出てきましたからね(笑)

では、そんな新人保育士さんが保護者対応する時に、何をポイントにしたら良いのでしょうか?

私はまず丁寧に対応する事、
保護者の話をしっかり聞く事の2点が
ポイントになると考えています。

その理由を順を追って説明していきます。

とにかく大事な「丁寧さ」

お時儀をする女性

新人保育士は丁寧さを前面に出すと良い

新人保育士は保育士としての実務経験・スキルはほぼゼロに等しい状態です。
ですが、保護者にとってはそんな事は関係なく、一人のプロの保育士として話をしてきます。

そんな保育士さんが保護者対応をする時にできる事と言ったら、
まずは「丁寧に対応すること」くらいしかできないと思います。

・最後まで笑顔で話をする事ができているか
・その日の様子をきちんと伝えられたか
・伝え忘れ、返し忘れが無いか
・挨拶を元気に行っているか
・言葉づかいは綺麗か

などなど

できるだけきめ細やかに保護者対応を行っていきましょう。
初めは素早くやらなくて良いですし、そういう指導は避けた方が良いです。
とにかく確実にこなせるように心がけていきます。

丁寧さは良い印象を与えやすい

あなたは丁寧な人を目の前にしたら、どんな印象を持ちますか?

きっと

・真面目そう
・頼りになりそう
・優しそう
・誠実そう

こんな印象を持つのではないでしょうか。

割と良い印象をもたれやすいですね。

色々な説がありますが、だいたい人は5秒以内で相手がどんな方か判断しています。
かなり短い時間ですが、このことからも最初の印象が大事と言う事が分かりますね。

もちろん、その後も継続した付き合いをしていくわけですから、
後から印象が変わっていくこともあり得ます。

しかし、最初の印象が悪いと、保護者によっては我が子を見てもらいたくないという感情になることも十分に考えられますし、
信頼関係を築くまでに時間がかかってしまうでしょう。

保育業界は信頼されてナンボの世界です。
その、信頼度は印象によって大きく変わってくることもあるのです。

分からない事を適当に答えない

新人保育士さんにありがちなのが、答えられない質問等に対し、
園長先生や他の保育士に確認することなく、適当に答えてしまう事です。

間違った事を伝えてしまい、あとから園長先生などが謝罪をするといった事や、
間違っている事を知った保護者が怒ってしまうといった事例は沢山起こっています。

確認するのが面倒だったり、確認することで先輩保育士から何か言われるのではないかという気持ちが働く事もありますが、
その事が原因で保護者からの信頼を失う事も考えられます。

きちんと「確認してまいりますので、少々お待ち下さい」や
「ただいま確認ができないので、明日のご回答でも宜しいですか?」と保護者に伝えれば分かってくれるはずです。

大事なのは報告・連絡・相談です。
分からない事を適当に回答してやり過ごすのはやめ、
きちんと確認をとるようにしましょう。
そういった対応は丁寧さに欠ける対応と言わざるを得ません。


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話を聞くことで相手の事を知り、信頼関係を作る

話を聞こうとしている女性イメージ

話を聞くことで、相手の事が分かる

相手の事を知るには、相手の話を聞かない事には始まりません。

話を聞くと相手が何を考えているのか、普段何をしているのか、
家での様子や疑問に思っている事を知ることができます。

時には自分の話しも織り交ぜていくことが必要ですが、
保護者の心を開いていくという意味では、
話を聞く事に重点を置いた方が良いと思います。

もちろん、こちらから伝えるべき事があったらきっちり伝える事も必要です。

沢山の会話が生まれるとベストですね。

話が続かない場合はこちらから振るのもOK

話しが苦手な場合は、何か一つでもいいので話を振ってみるのも良いと思います。

保育園で振れる話題の例としては

・家で好きなこと
・食事の様子
・園であった行動をもとに、家での過ごし方
・寝かしつけ

など、子どもの事を中心に家での話を振ってみてください。

割と振ってみると保護者の方も教えてくれますし、これらは普段の保育にも参考にできる内容です。

そこから会話が盛り上がったりもしますし、思わぬ情報も聞けるかもしれません。

ただし、保護者が急いでいそうな時や、
プライベートすぎる話題を振るのはNGです。

時と場合を考えて話を振ってみましょう。

話をする事で、信頼する気持ちも生まれる

人は話を通して心を開いていきます。

話をしない人に対して、信頼する気持ちは生まれないでしょう。
相手が何を考えているのか分かりませんからね。

保護者も保育士に対し、この人はどんな人なんだろうという気持ちを抱いています。
要は、会話がお互いの距離を縮めていくのです。

丁寧に接してくれ、話も聞いてくれる。
私もいち保護者ですから保護者の視点からすると、こういった保育士さんは信頼しようという気持ちになれますし、話をする事に対して何の躊躇もしなくなりますからね。

毎日話をしなくてはならないという訳ではないですが、機会があれば意識してみると良いと思います。

関連記事

新人保育士のステップアップの第一歩になる

胸に手を当てるエプロン姿の女性

丁寧に対応する、話を聞くという事を守るだけでも保護者対応の質がかなり変わります。

初めは緊張して何をしていいのか分からない事もありますが、
これらをこなしていけばステップアップしていきます。

時にはクレームが発生したり、大変だと感じる事もあると思いますが、
慣れれば難しいものではありません。

保護者対応は保育士として働く上で、必ずついてまわるものです。

失敗しても良いくらいの気持ちをもって沢山挑戦し、経験値をどんどん積んでみてください。

それが新人の頃の特権でもあります!

保護者対応の参考になるおすすめ本

保育士園長まゆあ
これから沢山保護者対応をしていくと思います。そこで、ここでは保護者対応に対して参考にできそうな本を紹介していきます。
いまりちゃん
気になる物はチェックしてみてくださいね!

〇おなじみU-CANから発売されている保護者対応事例集です。

分かりやすく漫画で描かれているので読みやすいと思います。

〇対子どもの保護者とはいえ、相手はいち社会人です。

社会人同士のやり取りになりますので、敬語はきちんと使えた方が良いと思います。

というわけで、敬語を身につけられる様な本も紹介します。



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