どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「保育士と栄養士の連携」です。
・保育士と栄養士が仲良く働く関係を作りたい方
向けへの記事になります。
保育園には保育士以外にも様々な職種の人が働いています。
その中でも圧倒的に多いのは栄養士をはじめとした給食関係の職員です。
給食や食育などで連携をとっていかなくてはならないのですが、
調理室は割と閉鎖的な部分があり、連携を取ろうと思っても中々上手くいかないケースもあります。
中には保育士と栄養士の連携に悩む方もいるでしょう。
ここでは、保育士と栄養士が連携することの大切さや、仲良く働けるコツを紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
保育士と栄養士の連携は大切です
これははっきりと言えますが、保育士と栄養士の連携は大事です。
職種が違う為、連携を取るのに苦労している保育園も多いですが、連携しないと子どもにとって不利益が生じる可能性が高くなります。
一般のイメージだと
栄養士…給食を作る人
になると思います。
ですが、今は栄養士も保育の補助に入って給食の様子を見たり、時には子どもや保護者の応対をしたりと、仕事の幅が広がっています。
それが一番顕著に表れるのが「食育」の場面です。
食育では保育士と栄養士がしっかりと連携を取って行う事が必要になります。
連携を取る為にやるべきこと
全ては子どもの為にという意識を持つ
保育士と栄養士、どちらも「子どもの為に」という意識が一つのポイントになります。
そもそも、保育園は子どもの保育を行う場ですよね?
つまり、子どもの健やかな成長を遂げられる場として機能しなければなりません。
保育士は保育を通して子どもの心身の発達を支える
栄養士は給食など栄養面を通して子どもの心身の発達を支える
職種は違えど、目標となる部分は同じわけです。
この共通意識がないと、同じ方向を向いて仕事をする事はできません。
情報を共有する
連携を取るには情報の共有が必要です。
保育士から調理室に出向いて相談する。
こういった行動を通してこまめに情報を共有していきます。
情報を密に交換していると、子どもの為に何が行えるか、より良い方法を探し出せるようになります。
保育士と栄養士では視点も違うので、気付かなかった点にも気付きやすくもなるでしょう。
また、子どもによっては食物アレルギーなどが原因で他の子どもと同じ給食が食べられなかったりします。
このようなケースでは連携を密に取っておかないと大変な事になります。
連携が取れていないと最悪子どもの命に関わってくることにもなりかねないからです。
・園としてどういった対応をするのか
・保護者とのやり取りをどうするか
などをよく話し合っておくべきでしょう。
スポンサーリンク
保育士と栄養士が仲良く働く関係を作るコツは3つ
コツ①職種の違いを理解する
まずは、職種の違いを理解しましょう。
栄養士は保育士がどんな事をしているのかを知る。
意外と出来ているようで出来ていないのではと感じている部分です。
もちろん、詳細まで知ると大変かもですが、お互いの職種で
・何を必要としているのか
・どういった視点で仕事をしているのか
・どういう思いを抱いているのか
といった事を知っておくと良いのではないかと思います。
業務の背景を知らないと何か意見を交換した時に感じる事も違うと思いますし、
知っていると相手の立場を尊重したやり取りを行える様になりますので、少しずつ理解を深めていければと思います。
コツ②業務中に話をする時間を意識的に作る
大きい保育園では中々難しいかもしれませんが、話をする事で意思疎通を図る事ができます。
おしゃべりをするという訳ではありませんが、業務中のやり取りの積み重ねは関係性の構築に繋がります。
タイミングによっては朝の挨拶すらできないこともあるかもですが、それでも意識的に一言でも良いので話をしていきましょう。
もちろん、急を要する事でしたら後回しにせずに話をしに行かなければならないでしょう。
忙しく動き回る仕事ではありますが、出来る限り話をして関係づくりをしながら連携も図っていきましょう。
コツ③休憩を一緒に取る
保育士と栄養士それぞれ別に休憩をとる保育園も中にはあります。
もちろんそれぞれの園で事情が違うので良し悪しではくくれませんが、休憩は一緒に取ってみましょう。
そういった時に他愛もない話をする事が信頼関係を深めるきっかけになったりします。
年代が近ければ共通の趣味の話で盛り上がる事ができると思います。
年の差があるとジェネレーションギャップを感じてしまいますがね(笑)
私の園も、私より一回り上の職員もいれば、一回り下の職員もおり、休憩時間は色々な話題が出ます。
もちろん、栄養士もその輪の中に入っており、笑って話してくれています。
職種で分け隔てる事のない様に心がけたいものですね。
良い関係作りを目指してみてくださいね
保育士と栄養士の関係作りはとても大切で、連携する事の大切さもおわかりいただけたかと思います。
連携を取る事は子どもの育ちにも関係していきますし、安全な保育を実現させる為にも必要な事です。
また、仲良く働く事は労働環境の改善にも繋がります。
保育士と栄養士で派閥があるという話も聞きますが、それでは良い事が無いのは明白です。
少しずつで良いので、連携を取れるように歩み寄ってみませんか?
それが子どもの為にもなり、保育園全体に良い影響を及ぼすようになるのですから。
スポンサーリンク