保育参加を積極的に行うとメリットが沢山ある【保育士も保護者も楽しもう】

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保育園園舎

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回のテーマは「保育参加」です。

この記事は
・保育参加について知りたい保育士、保護者の方 
向けへの記事になります。

保育園で行われる保護者参加行事の一つとして「保育参加」があります。
認可保育園だと自治体から「ぜひやってくださいね~」というような通知が来るところもありますが、小さい保育園ではやらない事が多いです。

しかしながら、私は保育参加は積極的に行った方が良いと考えています。

なぜならば、保育参加は保育士・保育園・保護者それぞれにメリットがあるからです

ここでは保育参加をなぜ積極的に行った方が良いのか、その理由について解説していきます。


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保育参加ってなんのこと?

保育参加は保育士といっしょに保育を実際に行います

手を洗う子ども

保育参加とは読んで字のごとく「保育に参加する事」です。

つまり、保育士と同じ事を保護者も行うのです。
保育士体験みたいなものですね。

保育参加をすることで

・保育士が毎日どんな事を行っているのか
・保育士の園児に対する声掛け
・保育園での生活の様子
・園内の環境
・どんな給食を食べているか
・保育士の大変さ

これらの事が分かります。

実際に保育士の補助として1日を過ごすのでおむつ替えはもちろん、手遊びや絵本の読み聞かせ、身体を使った遊びなんかも行う事になります。

保育参観との違い

保育参加に似ているものとして「保育参観」があります。

保育参加が保育士体験なのに対して、
保育参観は保育している様子をこっそりと観察して子ども達の普段の姿を見るという意味合いが強いです。

この2つは似ているようで全く異なるものなのです。

普段の姿を見るという点の方が強いので保育士と一緒に保育を行う事もなければ、子どもの前に姿を表すという事も基本的には無いでしょう。


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保育参加は積極的に行うべきです

OKサインをする女性

保育士園長まゆあ
私は保育参加をどんどん行うべきと考えています。
それも小さい認可外保育施設ほど、です。

理由はとてもシンプルで、自分たちの保育を公開するわけですから

・方針に沿った保育ができているか
・保護者に普段の姿を見ていただいても大丈夫か
・園内環境は整っているか
・保育の流れは適切か

という風に自分たちを見つめなおす良い機会だと思うからです。

また、保護者の方に保育園に対して
理解を深めてもらうという機会にもなります。

そう考えると保育参加を行う意義があり、良いものに思いませんか?

しかし、一方で保護者と一緒に保育をするという事に対して嫌がる保育園、保育士がいるのも事実です。

良く考えてみると嫌がるという事は「何か保護者に見せられない事があるのではないか」と思ってしまいます。
特別に配慮すべき事柄があるのであれば別ですが、特に理由が無ければ保育参加を嫌がる理由もないはずです。

保育参加は保育園の成長の場

こんな風にとらえられる様になると良いですね。
そういった意味で積極的に行う方が良いと思います。


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保護者にとっても良い機会になる

保育参加は保護者にとっても良い機会になります。

保育園の中にはいって一緒に生活する機会はそう多くありません。
今まで見えなかった事が保育参加によって見えるのです。

例えば

・保育士が自身の子どもにどう接しているのかが分かる
・保育園で気をつけている事が分かる
・自身の子どもを含めた子どもの成長が分かる

などです。

参加するまでは中々気がのらなかったりするかもしれませんが、参加するメリットは大きいように感じるはずです。

仕事を休まなければならないケースが多いと思いますが、きっと休んででも参加して良かったと思えるでしょう。

保育参加で気をつけたい事

Pointイメージ

保育士が注意する事

保育士や保育園側は保護者の方と一緒に保育を行うわけですから、
何を手伝っていただくかをしっかりと明確化しておく必要があります。

保護者は保育士ではありません(中には保育士の方もいるかもですが)
ですので、分かりやすく指示を出す事が必要になるわけです。

・リーダー(指示役)は誰か
・保護者をサポートする人
・当日の流れ
・保護者にやってもらうこと

こういった事は事前に明確化しておいたほうが良いでしょう。

間際になって慌てている様では保護者に不信感を持たれかねません。
事前の準備がとても大事なのが分かると思います。


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保護者が注意すること

保護者が保育参加する場合、気をつけたいのが「今は保育士である」という点です。

自身のお子さんもいると思いますが、保育士としての視点も持ち、他のおともだちにも公平に接することを心がけてください。

もちろん初めて参加する方がほとんどですので、わからないことも多いかと思いますが、分からない事は必ず聞いていただいて、保育の流れに沿って保育参加を行っていただけたらと思います。

子ども達から「遊んで!」と沢山せがまれてしまい、困ってしまう事もあるかもしれませんが、ぜひ保育士になりきって楽しんでくださいね。

きっと心地よい疲れと共に充実感が味わえると思います。

保育参加は積極的に取り入れましょう

子どもと遊ぶ保育士

繰り返しになりますが、保育参加は積極的に取り入れていきましょう。

自分たちの保育がきちんとできているか不安になる事もあるでしょうが保育参加を行う事はメリットが沢山あります。

保育参加を行うと

・保育の流れの再確認ができます
・自分たちの保育を見つめなおす機会になります
・園内環境を見直す事ができます
・保護者の保育園に対する理解を深めてもらえます
・保護者にとっても刺激ある機会になります

保護者と一緒に保育を行う事は緊張するかもしれません。
ですが、保育園も保育士としてもレベルアップするチャンスでもあります。

ぜひ皆さん楽しんで保育参加を行ってくださいね。

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