トイレトレーニングでパンツを嫌がる時にしてはいけない3つの声かけ

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トイレ

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回はトイレトレーニングに関する記事を書いていきます。

三男が現在(2022年1月)トイレトレーニングを行っており、最近まで順調に進んでいました。

しかし、ある時から突然パンツをはくことを嫌がったり、パンツをはかずにおむつをはきたがるようになりました。

親としては「何でだろう?」と悩むところ。
同じような悩みをお持ちの方も多いと思います。

しかし、一方で保育士資格を持つ保育者としてはどうにか対策を考えたいところでもあります。

そこで今回はトイレトレーニングの際にパンツをはくことを嫌がった時にしてはいけない声かけを3つ紹介します。

間違った声かけでこどもの気持ちが折れることがないようにしていきましょうね。



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こどもがパンツを嫌がる!どうしよう

子育てにおいてトイレトレーニングは誰もが通る道です。

成長に伴い、徐々にトイレで排泄をすると言うことを覚えていく過程で試行錯誤しながら徐々にパンツに移行していきます。

今までオムツをはいていたこどもが、パンツをはくようになり、自分でトイレに行く姿を見ると成長を感じますよね。

いまりちゃん
保育園でもトイレが成功して嬉しそうにパンツをはく姿を見ると嬉しくなります!

そのまま順調にトレーニングが進めば一番良いのですが、一方で一筋縄でいかないのがトイレトレーニングの難しさ。

時にはパンツをはくことを嫌がり。
時にはトイレに行くことを嫌がり。
時にはおもらしをしてしまう事も。

段々とパンツをはくことを嫌がり、関わる大人側がどうしたら良いのか分からなくなってしまうという「負のスパイラル」に陥ってしまうケースも少なくありません。

こういう状態になると大人もイライラしがちになりますし、こどもにとっても精神的な負担が増えるばかりになります。

保育士園長まゆあ
では次にどうしてこういう状態が生まれてしまうのか考えてみましょう



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トイレトレーニングが停滞する理由

トイレトレーニングが停滞してしまう理由は様々です。

例えば

・おもらしをした時の感触が嫌
・失敗すると怒られるからパンツを履きたくない
・擦れてしまって痛く感じる
・イヤイヤ期と重なり何でも嫌と言う
・便座など座るところが冷たい

大人からしたら小さい理由かもしれません。
しかし、こどもからしたら「超が何個も付くくらい大きな理由」だったりします。

更に、理由として挙げた例の中にある「失敗」。
人間誰しも失敗すると嫌な気持ちになってしまいますよね。

それはこどもも同じなのです。
失敗を重ねてしまうと、徐々にパンツをはくことを嫌がってしまうようになります。

そのような状態の時にあなたはどんな声かけをしますか?
声かけひとつでこどもの気持ちは変わったりもします。

もし、パンツを嫌がってしまっているのであれば、もしかしたら間違った声かけをしている可能性もあります。

声掛けに注意するだけで状況を変えることもできます。
次に要注意の声掛けを3つ紹介しますので、ご自身が使っていないか一度振り返ってみましょう。



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こんな声掛けは要注意

トイレを嫌がるこども

パンツをはくことを嫌がった時に、こんな声掛けをしていないでしょうか。

大人がこどもにかける言葉は思ったよりも力があります。
かける言葉によっては、こどもの気持ちがマイナスの方向に向かってしまう可能性もあります。

ここでは要注意の声掛けを3つ紹介したいと思います。

①なんではかないの?

「なんでパンツをはかないの?」とこどもに声をかけること自体は珍しくないかもしれません。

理由を尋ねる時にはこういった声掛けをする時もあると思います。

しかし、そこでこどもの気持ちを汲まなかったり、幾度となく繰り返し聞いてしまうとどうでしょうか?

きっと、聞かれることが嫌になり、パンツをはく事自体も後ろ向きな気持ちになってしまうと思います。

あなたも同じことを何度も聞かれたら誰だって嫌ですよね?
大人も同じだと思います。

「なんではかないの?」

「○○だから」

「それじゃあいつまで経ってもパンツはけないね!」

この様な感じで気持ちを汲み取らず、こどもの意向を無視するような対応は要注意です。

もちろん

「なんではかないの?」

「○○だから」

「分かった。じゃあはきたくなったら教えてね」

こんな感じで一度気持ちを受け止めて、理由を汲み取ったうえで対応するのは良いと思います。

しつこく理由を聞くことは要注意の声かけの一つなのです。



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②パンツはかないとお兄さん・お姉さんになれないよ

これも良く言いがちな言葉ではないでしょうか。
「あーお兄さんになれないんだ〜」とこどもに向かって言っている姿が容易に浮かびませんか?

オムツ=赤ちゃん

パンツ=お兄さん・お姉さん

確かにおむつとパンツに対して上記の様なイメージを持つのは自然のように思えます。

しかし、「見方を変えると人権を尊重していないような声かけ」になると私は考えます。

こどもだって一人の人間です。
お兄さん・お姉さんになれないと言う言葉は、一人の人間として尊重できている言葉がけではないと思います。

この言葉は言わば「あなたは赤ちゃんのまま」と言う声かけ。
こどもの育ちを否定するような声かけではないでしょうか。

使いがちな声かけですし、言われた経験がある方も多いと思いますが、こどもには使わないようにしたいものですね。

③パンツをはかないなら○○してあげない

これは条件づけの言葉かけになります。
この言葉も身近なところで聞かれる言葉ではないでしょうか。

パンツをはかなければ欲しいものを買ってもらえない、ご飯が食べられない、遊ぶことができない。
つまり、パンツをはかないことで、色々なことをさせてもらえないわけです。

こどもからしたら「ガーーーン!」といった気持ちになるでしょう。

この声かけの怖いところは「こどもが自分を認めてもらえないと感じるところ」です。

認めてもらえないと自信がつきません。
となると、こどもが自信を持って生きることができなくなることだって考えられます。

どうでしょう。怖いと思いませんか?
何気なく使った言葉がこどもの人生を左右してしまうのです。

また、嫌なことを強要することにもなりかねないので、注意が必要です。



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こどもの気持ちに寄り添った声かけを

こどもを暖かく見守る母親

小さいこどもでも一人の人間です。
気持ちもありますし、何よりも尊厳を持って接したいもの。

親の立場からするとつい言いたくなる気持ちも分かりますが、ここはグッと堪えて見守ることも大切です。

失敗を咎められたら誰しも嫌なもの。
この記事を読んでいるあなたもそうではないでしょうか。

でもそれは逆を言えば、

「良い声かけができれば上手くいく可能性があがる」

ということでもあるんです。

今回は要注意の声かけを3つ紹介しました。
次の記事では良い声かけを紹介していきたいと思います。

こどもの気持ちに寄り添った声かけを心がけていきましょうね。



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