
どうも!保育士園長のまゆあです。
子育てをされている皆さま、こどもに絵本の読み聞かせをしていますか??
絵本はこどもが生きるために必要な情報を得たり、様々な事を学べるツールとして長く使用されています。
昔から愛されているロングセラーの絵本から、ちょっと変わった絵本まで、今の世の中には沢山の絵本が流通しています。
さて、絵本の読み聞かせというと、誰が行うイメージがありますか?
多くの方のイメージはお母さん、つまり母親がしているイメージを持っています。
実際、お父さんは仕事が忙しくて…という声を聞く事が多くあります。
では、お父さんは絵本の読み聞かせをどれだけ行っていますか?
実は、研究により絵本は父親が読み聞かせをした方が、こどもにとって効果がある事が分かっているのです。
ここでは、父親が絵本の読み聞かせを行うべき理由について紹介します。
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アメリカの研究では父親の読み聞かせで言語能力アップという結果が

普段の生活で、絵本の読み聞かせは主に母親が行っている家庭が多いのではないでしょうか?
実際、お父さんも行っているという家庭はまだまだ少ない様に思います。
アメリカで行われた研究によれば、週1回でも父親が読み聞かせをした家庭のこどもは大きくなるにつれ、言語能力が上がったそうです。
また、その他知能向上にも効果があると言います。
なぜ、父親の方がこうした効果が得られやすいのでしょうか?
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父親読み聞かせの方が効果がある理由

読み聞かせは父親の方が適しているという結果がある事を紹介しました。
では、次になぜ効果が高いのかを見ていきましょう。
理由①こどもが新鮮な気持ちになれる
父親とこどもが接する時間は思ったよりも少なく、もっとこどもと接する時間が欲しいと思っているお父さんは多いです。
もっと接する時間が欲しいと思っているこどもにとって、お父さんが読み聞かせをしてくれるという事は、こどもにとって「特別感を感じられる時間」なのです。
そういった特別感はこどもの気持ちを新鮮にしてくれるので、絵本の話を集中して聞いてくれますし、それだけ刺激として受けやすいのでしょうね。
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理由②抽象的な読み方が想像力を育む元になる
母親の読み聞かせはどちらかというと事実にのっとって会話や質問を繰り広げるケースが多いとされています。
一方、父親の読み聞かせ方は、抽象的な質問をして想像力を働かせたり、考えられるように読む傾向があるようです。
時には絵本と現実の世界を結びつけながら話立てていくこともあります。
こうして話をつなげていくことで、こども自身が考えていく力が身についていくという訳です。
読み聞かせの途中に質問を入れる事はNGだと考えている方もいるとは思いますが、
これはケースバイケースで対応して良いと思います。
理由③ママと異なる観点が更なる好奇心を生む
父親と母親というより、男性と女性ではその物に対する観点や内容の捉え方が異なる事があります。
同じものでも違うと言う事は一見するとこどもを混乱させるだけになる様にも見えます。
しかし、考え方を変えればそれだけ多種多様な考え方が世の中には存在し、どれもが正しいと言う事を学ぶ機会にもなります。
日本語は世界でも難しいとされる言語です。同じ言葉でも意味が沢山あるものもあります。
こうした言葉や内容の違いが分かった時、こどもの好奇心はさらに大きくなります。
「もっと知りたい!」という欲求も生まれるかもしれません。
こどもの刺激になっている事は間違いないのです。
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読み聞かせするときのコツはあるの?

まずは心を落ち着かせて読もう
まず大事なのが、心を落ち着かせてから読む事です。
絵本を読み聞かせるときは、読み手であるお父さんもこどもも、できる限り落ち着いた環境で読むようにしましょう。
ながらスマホやテレビを見ながら読み聞かせる事は、物語の内容が頭に入ってこないので避けた方が良いです。
このように、じっくりと親子だけの時間を作りだす様に意識するとベストですね。
早口にならず、ゆっくりと
長めの絵本だと、読む側が途中疲れてきてしまいます。
すると、早く終わらせたい気持ちからか、だんだんと早口になってしまうケースがあります。
早口になると、こどもが物語の内容を聞き取りづらくなるだけでなく、絵本自体を楽しめなくなってしまいます。
ですので、なるべくゆっくり話す事を心がけましょう。
セリフとセリフの間にワンテンポ置いて話してみたり、ページをめくる時に一呼吸おくと、ペースを保つ事ができるのでおすすめです。
セリフに合わせてメリハリのある読み方をしてみる
絵本を読み聞かせるといっても、棒読みのような話し方や、表現に乏しい話し方だとこどもも飽きてしまいます。
表現を付けるとしたら…
・声の大きさを変えてみる
・読むスピードを変えてみるなど変化をつけてみる
このような感じで読んでみるとメリハリがつきます。
こどもも集中して聞いてくれますし、好奇心をくすぐる事ができるでしょう。
子どもの様子に合わせて無理なく読む
「さぁ!読んであげるぞ!」と思っても、こども自身が絵本を読みたいと思うタイミングでなかったり、途中で飽きてしまう等して集中が切れてしまう事もあります。
そういった時は無理をして最後まで読もうとしなくても大丈夫です。
「途中だけど終わりにしようか」とこどもに聞いても良いと思います。
一回苦痛に思ってしまうと、誘っても嫌がるだけになってしまいます。
親子の信頼関係の減退・喪失やこどもの言語獲得機会が減ってしまう可能性もありますし、なにより信頼関係にも影響を及ぼす可能性があります。
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絵本の読み聞かせはお互いの特別な時間に
こどもにとってお父さんが読み聞かせをしてくれる時間はとても貴重なものです。
お父さんの膝の上で読んでもらうということは、父親ならではの安心感や安らぎを感じる事ができ、信頼関係を築くことができます。
この信頼関係は、お父さんがしっかりと見てくれているという証にもなります。
見てくれているという安心感は、大きくなって悩む時が来てもパパに相談してきたり、
コミュニケーションをとろうと思える下地になっていくでしょう。
そして、お父さんから見た視点はどうでしょう?
普段、忙しく働いているパパも、読み聞かせの時間はこどもとゆっくりとできる時間になります。
こうしたゆったりとした時間の中で子どもの成長を感じ取ることができるでしょう。
読み聞かせの時間をどんどん積み重ねていくと、今まで気づかなかった一面を知れたり、身体の発育、言葉の発達などが分かり、嬉しく思うかもしれません。
また、読み聞かせをすることで、読む側のお父さんにとってもリラックス効果が現れると言うメリットもあります。
お父さん自身の気持ちを癒す意味でも、子どもに絵本を読んであげるということはとても良い事なのでしょうね。
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ぜひ沢山の絵本を読んであげてください!

父親の読み聞かせするは、こどもにとっても大きな効果があり、大切な事だという事がわかりました。
沢山の本に触れられる様に、休日に散歩がてら図書館や本屋巡りに行くのも良いでしょう。
忙しいときこそ少しの時間でもいいので、こうした時間を作っていきたいものです。
こういった経験の積み重ねが、こどもの為にもお父さんの為になっていきますよ。
沢山の絵本を読んで親子でかけがえのない時間を過ごしていきましょう!
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絵本選びの参考サイト
絵本は世の中に数多くあります。
しかし、いざ読んであげようと思って本屋に行っても、普段忙しい方は
絵本を吟味する時間が中々取れないのが現状としてあると思います。
そういっときは、ネットの力を借りちゃいましょう!
信じられないようですが、
全ページ試し読みができる絵本サイトもあります。
そんなサービスしていいの!?と驚くと思います!
ここでは、私が普段使っているサイトをご紹介します。
是非、各家庭に合った絵本を見つけ、有意義な読み聞かせライフを過ごしてくださいね!
【絵本ナビ】
日本国内でも大手の絵本に特化したサイトです。
このサイトの良いところは何といっても「全ページ試し読み」です!
全ページを読む事ができるなんて凄すぎです!
会員登録は必要ですが、登録は無料なので安心できますね!
サイト内には絵本に関する情報も沢山載っているので、見ていて参考になる事が多いです。
私も本屋にいけない時は絵本ナビを使って絵本の閲覧や購入をしています。
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら
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【楽天ブックス】
おなじみ楽天通販サイトです。
ここは絵本が沢山探せるだけでなく、
最安値で購入できるショップを探して購入することもできます。
私は日用品を買うついでに、絵本を一緒に買う事があります。
まとめて購入すれば絵本を買う為に渡り歩かなくて済み、
それだけ手間も減りますので、子どもとの時間も作りやすいかもしれませんね。
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