どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「おすすめベビーカー」です。
赤ちゃんを出産するにあたり、ベビーカーの購入を検討する人は多いと思います。
ですが、一方で「小さいうちは軽いし、ベビーカーは場所もとるから買わなくて良いかな」と考える人もいます。
実際、初めて子育てするとき、私は購入する事に対して積極的ではありませんでした。
ですが、子どもの成長はとても早い!
あっという間にずしっとくる重さになり、抱っこ紐を使ってもきつく感じるようになりました。
もちろん、やられたのは私だけでなく、妻もです。
肩と腰が悲鳴をあげてしまいました。
また、保育園の保護者の中でも同じ悩みを抱えてる方がいました。
思う事はみんな同じなんですね。
そこで今回は私の園で実際にあった相談の話を交えながら
私がおすすめするコンビのベビーカー「スゴカル」の紹介をしていきたいと思います。
抱っこひもでOK?その考えは甘いかも?
根拠のない自信に満ちあふれていたあの頃
「小さいうちは体重も軽いので抱っこひもだけでも大丈夫!」
冒頭でそう書きましたが、私も結構真面目にそう思っていました。
特に長男が生まれてしばらくは。
初めての子育てといっても保育士で毎日のように抱っこやおんぶをしてるし、
まだまだ体力には自信があるから大丈夫だと根拠のない自信を持っていたんですね。
あの頃の自分に言ってやりたい!
「その考えは甘い考えだ!と。」
突然やってきた「痛みとの戦い」
そうは言ったものの、子どもの体重が7キロくらいになってきたころから、段々と痛みとの戦いになってきました。
子育てと保育は別物とよく言われますが、まさにその通り。
保育で短時間抱っこするのと、我が子を1時間ぶっ続けで抱っこするのはわけが違います。
抱っこしている時間の事まで頭に入れていなかったんですよね。
保育していて何時間も抱っこする場面なんて、
年度初めで園児が慣れていない時くらいなものです。
意外と保育園で抱っこしてる時間は短いのです。
でも、いらないんじゃない?と言った手前、
自分から「ベビーカー買おうか?」とは言いだしづらかったので
そのまま頑張っていたら案の定妻から
「はやくベビーカー買ってよ。」と言われる始末。
「やばい、何かやばい雰囲気だ・・・」
私ってこういうのを察知する能力は高いんですよね。
案の定プチ喧嘩…。
普段子どもの事を見ているメインは妻の方という視点が完全に抜け落ちていました。
負担が大きかったんですよね。
この時点でベビーカーの購入は決意していました。
保護者も身体の痛みと戦っていた
また、園にいて登降園の様子を見ていると抱っこで登降園する方のほとんどが
「よいしょ!はぁ~!」
と気合をいれながら?抱っこしています。
お仕事が終わってからのお迎えですから、まさに「疲れた体にムチを打っている」という状態でした。
話してみると「もう重くて重くて…」と本音をこぼす方も。
結構負担に思ってる保護者が多いということが分かりました。
夫婦で交代して抱っことかできれば良いのですが、それでも辛いものは辛いのです。
こうしてみると、子育てする方のほとんどが何らかの痛みと戦いながら子どもを抱っこしていることが分かりますね。
おすすめのベビーカーは?と聞かれた私は…
最近、しんどそうに抱っこしている保護者と話をしました。
と聞いてみたら
「もう身体が痛くて痛くて・・・。整体通いがやめられません(泣)」
とのこと
…整体に行くほどだったのか(^-^;
やはり身体は毎日悲鳴をあげていたようです。
その子は1歳になった子ですが、1歳にもなれば8~10キロくらいになります。
2リットルのペットボトルを4、5本毎日肩からかけているようなものですからそりゃ悲鳴をあげるわけです。
そこでおすすめのベビーカーを聞かれた私
「先生、ベビーカーを買おうと思うんですが何かおすすめのベビーカーってないんですかね?」
そう聞かれて若干困ったのを覚えています。
なぜならば「ベビーカーって星の数ほどある」からです。
(星の数は言い過ぎか)
さらに、使う人の考えや体形などでも合ったベビーカーが変わるので、どうしようか少し悩みました。
しかし、保護者の方は答えを待っているようだったので、
私が最近購入したコンビの「スゴカル」の紹介をしました。
というわけで紹介した「スゴカル」の凄い所をまとめます
スゴカルはコンパクトに使う事ができる
私も3人子育てしていますので、これまでいくつかベビーカーを使ってきました。
(レンタルも含め)
いくつか使ってみると使いやすいベビーカーとそうでないベビーカーがあるのが分かるようになります。
そんな中、私が使うに当たって何を優先して考えるようになったかと言ったら、「どれだけコンパクトか」です。
実際にベビーカーを使うと分かりますが、どうしてもスペースが必要になるんですね。
そして、高確率で邪魔に思う時があるんです。
車に乗せてもスペースを取りますし、電車では少しでも混んでいると他人のことを気にしてしまいます。
スモールライトがこの世に発明されたら、絶対に使いますね。
スゴカルの良い所の一つに「コンパクトさ」が挙げられます。
畳んだ時のサイズはW487×D450~480×H860~1010mmと、
スペースはたたみ1/8畳分で済みます。
また、高さもハンドルが折りたためるので車に乗せる事も出来ます。
ただし、コンパクトさだけを求めると他の機能が失われるので、できるだけコンパクトかつ、他の機能も使えるちょうどいいバランスを求めて総合的に購入の判断しました。
(もちろん、「コンパクトさだけ」を考えたら他のベビーカーでも良いかもしれません。)
以下の部分が他の良い機能として挙げられます。
コンパクトさと同じくらい大切な「軽さ」
例えば、ベビーカーを使っていてこういったシチュエーションに出会った時、あなたはどうしますか?
・エスカレーターのない階段を上る時
・段差を超えなくてはならない時
・車に乗せるとき
などなど
こういった時ってベビーカーを「持ち上げなくてはならない」んですよね。
女性でも持ち上げなくてはならない場面があるので、軽いほうが絶対楽です。
スゴカルはこのクラスでは最も軽い部類に入る5.0kg!
大体3か月くらいの赤ちゃんの体重くらいですね。
また、持ち上げやすいように「持ちカルグリップ」というものが座面についており、
片手で持ちやすいように工夫されているのもポイントです。
ただし、5kgって聞くと「もっと他のベビーカーは軽いよ」という声が聞こえてきそうです。
確かに重さだけで比べると、もっと軽いA型ベビーカーはあります。
ですが、このスゴカルには他の軽量ベビーカーにはない良い機能が搭載されているのです!
オート4キャス採用で小回りが自由に利く!
ベビーカーの中には前向き・後ろ向きに切り替えられるタイプのものがあります。
対面にすることで、赤ちゃんもパパ・ママの顔が見えて落ち着くという利点があります。
しかし、対面式にできるベビーカーの中には通常時の前輪のみフリーで動き、後輪は固定されているタイプの物があります。
このタイプだと対面式にしたときに前輪に来る方が自由に動かない為小回りがきかず、
押しづらいというデメリットが発生してしまうのです。
押しづらさを解消するために、スゴカルシリーズは
オート4キャスという4輪全てがフリーで動くように設計しています。
これにより対面にしたときの押しづらさが解消され、
どちらの向きでも移動が楽になりました。
押しづらいという点はユーザーの不満になりがちな部分ですが、これが無いというだけでも良いですね。
コンビ ホワイトレーベル ベビーカー スゴカル 4キャス compact エッグショック HH クラッシーネイビー (生後1ヶ月~36ヶ月まで対象)
エッグショック採用で振動を大きく軽減
コンビの製品では「エッグショック」と言って、卵を3メートルの高さから落としても割れない素材を座面シートに採用しています。
他にもコンビ製のチャイルドシートなどにも使われています。
ベビーカーに子どもを乗せていると、「振動」が気になりますよね?
赤ちゃんは自分で動くことが難しいので、地面から受ける振動や衝撃の影響をまともに受けてしまいます。
振動は赤ちゃんにとってはストレス以外の何物でもなく、泣いてしまったりベビーカー嫌いになる原因にもなります。
ですが、エッグショックのシートであれば振動を吸収してくれるため、心配はいりません。
正しい姿勢で乗ることが大切ですが、スゴカルシリーズはこういった点でも赤ちゃんの目線になって考えているのが分かりますね。
手入れしやすい点は地味にGOOD
座る面の座席カバーですが、取り外して洗濯することも可能です。
夏場は汗をかいたりしますし、ベビーカーは外で使うものですから砂ぼこりや雨で汚れることもあるでしょう。
また、乗っている時に吐いてしまったり、食べこぼす事もあると思います。
そんな時に取り外して洗濯できるのはとてもいいポイントです。
赤ちゃんが乗るものなので、できるだけ清潔に保つことができるのは嬉しいですね。
荷物の収納量は大きいほうが良い
私の経験上、座面下の荷物スペースはできるだけ大きいほうが良いです。
抱っこひもだけでなく、夏場は水分補給のペットボトル、
冬場はブランケットなど、入れておきたいものは沢山あると思います。
スゴカルは5キロまでのものであれば入れる事ができますので、
状況に合わせてまとめて入れておくのが良い使い方でしょう。
外出した時に買い物をしたり、荷物が多くなってしまってもこれなら安心できますね。
子どもの暑さ・寒さ対策も万全
スゴカルは座る位置が高さ55センチの所にあります。
これだけ地面から離れていれば、夏場の地熱で熱くなったり、砂ぼこりを被ってしまう心配も減りますね。
また、日差しを守るカバーはかたつむりのように赤ちゃんを覆ってくれます。
紫外線を大幅にカットしてくれるだけでなく、風から守ってくれます。
風が当たらなければ、防寒として身体を冷やしすぎないようにもできます。
逆にスゴカルの凄くない点ってあるの?
スゴカルシリーズのデメリットは値が張るという点
A型やAB型のベビーカー全般に言えますが、機能が充実している分高額になりやすいというデメリットがあります。
もちろん、それだけ高機能ということですが、5万円以上するものも多くあります。
セールの時を狙えれば一番いいのですが、そうそう店頭での値下げはありません。
せいぜいボーナスポイントが付くくらいでしょうか。
値段に関しては「ひとつ前のモデルも検討してみる」というのも選択肢です。
スゴカルシリーズのひとつ前のモデルで「メチャカル」シリーズがあります。
機能はそれほど変わりませんが、値段は安いです。
スゴカルと比べ1万円くらい違う事もあるので、こちらでも良いかもしれませんね!
タイヤは小さめなので、段差でつっかえてしまう可能性が?
タイヤは他のベビーカーと比べて大きくもなければ小さくもないといった所でしょうか。
特段大きくしっかりしているという訳ではありません。
ですので、オート4キャスのおかげで平面は小回りが利きますが、
段差になるとふいに引っかかってしまう事があります。
バリアフリー化も進んでいるのでスムーズに移動できる場所が増えた半面、
段差があるところもまだまだ多いので、気を付けたい所です。
軽いが故の宿命か、荷物はあまりひっかけられない
当たり前かもしれませんが、本体が軽いと少し重いものを引っ掛けた時に倒れてしまう可能性があります。
ベビーカー下部の荷物入れに物を入れていても
倒れることもあるので気をつけたほうが良いです。
重量感があるベビーカーであれば気にならないのかもしれませんが、
軽いとこういったケースもあるのです。
まぁ、ベビーカーは赤ちゃんを乗せるもので荷物置きではないので使い方としては不適切かもしれません。
ですが、便利ではあると思いますし、かなりの方が荷物を引っ掛けたりしているでしょう。
うちも荷物をかけて使う事があります。
引っかけられる量は限りがありますが、倒れる可能性があるというのは覚えておいた方が良いでしょう。
まずは店頭で見てから、ネットで最安値を探しましょう!
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、
ベビーカーは調べただけでは分からないことが多いです。
特に自分の体形にあったものであるか、自由に動いてくれるかは、実際に触ってみない事には何とも言えません。
まずは、色々と触ってみてみて、自分に合ったものを探してみるのが良いでしょう。
その後、ネットで最安値の所を探して値段を比較してから購入するのが賢い買い方です。
子育てには何かとお金がかかります。
同じものであれば少しでも安い所で購入した方がお得です。
ベビーカーを使う事は身体が痛くなってきた方、疲れてきた方にピッタリ!
保育園に通う保護者の方も購入し、満足したようでした。
あなたの子育てが少しでも楽になれば幸いです!