どうも!保育士園長のまゆあです。
今回は「積極的休養(アクティブレスト)について」です。
積極的休養という言葉をご存じですか?
アクティブレストとも呼ばれ、休日などに軽い運動や趣味などを楽しみ、意欲や活力を養っていく事を指します。
休日に休んでいるはずなのになんだか疲れが取れない…と悩む方は、こうした休養のとり方ができていない可能性があります。
気持ちを整えていく事は大事な事ですね。
今回は積極的休養(アクティブレスト)について書いていきます。
保育士さんにも知っておいてほしい事でもありますし、働きやすい環境作りに役立ちますので、ぜひ活用してみてください。
※この記事は、メンタルヘルスケアの関連記事になりますので、こちらもあわせてお読みくださいませ。
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積極的休養とは?
積極的休養とは、休養を取る際に軽い運動や趣味、スポーツなどを楽しみ、次への活力や意欲を養う事を指します。
英語では「アクティブレスト」という風にも呼ばれています。
休養という言葉を聞くと、ただ単に休むだけと思われがちです。
しかし、休日などに疲れたからと言ってただ寝ているだけでは、疲れが取れないと思います。
寝ても寝ても疲れが取れないというのはまさにこういった状況の事ですね。
身体を休めて体力を回復させるのはもちろんの事、身体を軽く動かして気力などを「養う」ことが必要なのです。
この養うという部分が抜けると、休んだ気持ちになりにくいと思います。
心も身体もしっかり回復する事ができるように、意識的に休むことが必要なのです。
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メンタルヘルスケアにおいても大事な考え
積極的休養は、メンタルヘルスケアにおいても大事な考えになります。
メンタルヘルスケアとは、精神面の健康状態が不調にならない為の取り組みです。
疲れが取れなかったり、気力が落ちてくると、精神面で不安を抱えがちになります。
不安な状態が続くと、うつ病などこころの病に繋がる可能性が高くなってしまいます。
そして、こうした病になってしまうと、離職して療養するなどの措置が取られることが多いので、自分自身にも周りにも影響を与えてしまいます。
国もメンタルヘルスケアについては、従業員が50人以上の事業所にストレスチェックを義務づけたり、ストレスチェックに関するマニュアルを作成するなど、力を入れています。
こういった状況にならないように、ケアの中で積極的休養(アクティブレスト)を取る事によって心の健康管理を行い、働きやすい職場の実現を目指していく事で、心身の充実を図っていくのです。
こうした事からも、積極的休養を取っていく事はとても大事なことなのです。
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積極的休養で得られるメリットは多い
身体のリフレッシュができる
まずは、身体のリフレッシュができるというメリットが挙げられます。
身体は適度に動かさないと固くなる一方です。
運動をしたり、レジャーをしたり、好きな趣味でも良いと思います。
激しい運動はNGですが、自身が気持ちよさを感じる程度に身体を動かしてみましょう。
筋肉痛になったらそれこそ仕事に仕事に支障をきたしかねませんからね。
保育の仕事は体力勝負の面もあります。
適度に身体を動かして、体力の維持を行い、こどもたちと元気に遊ぶ土台を養います。
そして、身体のリフレッシュは、こころのリフレッシュにも繋がっていきます。
ストレスを軽減し、意欲や気力を回復させる
身体のリフレッシュとともに、気力や意欲を回復させることも積極的休養のメリットになります。
こちらはこころのリフレッシュですね。
「あー気持ちよかった」と感じると、何となく気力が湧いてきた経験はありませんか?
楽しかった、気持ちよかった、スッキリしたという感覚は、意欲や気力の回復に繋がります。
こうした状態はストレスが軽減された状態になったとも言えます。
人はストレスが軽減されれば、どんどん前向きになっていけますからね。
前向きになると意欲や気力、生産性も上がりますし、集中力が増したり、行動がアクティブにもなれます。
みんながそういう状態になっていけば、職場の雰囲気がとても生き生きとしたものに変わっていくと思いますよ。
長時間労働の防止
休養に関して意識を高めていくと、長時間労働の防止にも繋がります。
休養は何も週末だけではありません。
仕事が終わった後の時間も休養の時間なのです。
職場が積極的に休養を取らせるように取り組みを行うと、自然と長時間労働を減らしていく事に繋がっていきます。
業務内容を効率化したり、内容を削減したり、人員を増やすなど、休養取得に向けてあらゆる手段を講じる様になるでしょう。
個人的にはこういった考えを持つ事業者が増えてくれれば良いと思っているのですが…。
現実はブラック企業をはじめとした、長時間労働をヨシとする所も数多くあります。
しっかりと休養を取らせた方が、職場の未来に繋がるはず。
退勤後の積極的休養も考えていきたいポイントですね。
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休養の長さによっては豊かな未来への準備期間にもなる
休養にもいくつかの種類があります。
日々の休憩時間も休養の一種になりますし、1週間単位の休みも休養になります。
長ければ1か月単位になる事もあるでしょう。
その中で身体を「休める」ことと、「養う」こと、この2つをバランスよく実施できる様に環境を整えていくと良いでしょう。
そして、休養の長さはによっては、自身がより豊かになれるように準備する時間にも当てる事ができます。
自身の将来の事について考えるのも良いでしょう。
家族の未来を考える事も大切なことです。
ここで大事なのは「計画的に休養する事」です。
長期になると、ねらいや計画性を持った休養を考えた方が充実したものになります。
時間があるとついダラーっとしてしまいがちですが、それだと意味がありません。
実のある休養になるように考えていきましょう。
働きやすい環境作りに向けて
職員が働きやすい環境を作っていく為に、こうした休養を取る事は非常に効果的と言えます。
身体を休める事に目を向けがちですが、心の休養にも目を向ける事が大事なのです。
身体と心をしっかりと休め、意欲や気力を養い、イキイキと働けるように。
その為に必要なのが「積極的休養(アクティブレスト)」です。
もちろん休養を取るためにはある程度の余裕を作らなくてはなりません。
職員を増やしたり、業務の効率化や削減を行う事も必要でしょう。
こうした取り組みは、雇用・管理する側の意識を変えていく事も大事なことです。
働きやすい環境を作る事は、職員を守る事に繋がります。
ぜひ、積極的に休養を取れる様に取り組んでみてくださいね。
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私がおすすめする積極的休養の取り方
個人的におすすめなのは、オンラインでできるものです。
そこで、お家でもできるヨガはいかがでしょうか。
ヨガは最近人気のスポーツです。
私の職場でも何人かヨガに通っている方がいます。
コロナ禍において外出や人との接触に制限がある今の世の中、行きづらいと感じている方も多いと思います。
受け放題オンラインヨガOlulu では、ZOOMを使ったオンラインレッスンを行っており、対面する必要がありません。
パソコン、スマホどちらからでも気軽に参加する事ができます。
このレッスンは、こちらは顔だししてもしなくてもどちらでも構わない点が良い所です。
自分の行っている姿を他の人に見られずに済むというのは、特に初心者の方にはありがたいポイントだと思います。
もちろん男女問わず参加する事ができます。
会費も月4000円と安めの設定ですし、家で何度でもレッスンを受けられるので、空いている時間にどんどん行う事ができます。
初めての方は一週間お試しで利用できるのも安心ポイント。
仕事を終えてから気分転換におこなったり、休日にゆっくりと参加するのも良いですね。
オンラインで行われるものをアクティブレストとして行うのは、今の状況にはピッタリだと思います。