新人保育者・新入職員に分かりやすく伝えられる研修の行い方

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キューブに書かれたOJTの文字

どうも!保育士園長のまゆあです。

今回は新人保育士・新入職員に分かりやすく伝えられる研修の行い方です。

保育園では新年度になると、新しく入職される保育士さんや保育者さんが多くいます。
新卒さん、既卒さん、様々な顔ぶれが集う園もある事でしょう。

そこで新しく入職される方に対して、研修を行う保育園も多くあります。
4月から新年度はスタートするので、できる事なら3月中、もしくは早い段階で研修を行いたい所です。

そこで今回は新人保育士さんや新たに入職された方にも分かりやすく伝えられる研修の行い方を紹介します。
研修は学びや共通知識を習得したり、職員が成長する場になります。
何か一つでも取り入れられることがありましたら、取り入れてみてくださいね。


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新人保育士、新入職員への研修は必要不可欠

エプロン姿の男女

研修は新人保育士さんや、新入職員の方にとってスキルアップの場になるとても大切なものであります。

一方、研修を行う側、保育園や事業者側も、自園にマッチした人材になってもらいたいという願いも込めて研修を行っています。

研修の方法は様々ですが、行う意味を考えると必要不可欠なものと言う事ができますね。

その研修ですが、できる事なら相手に分かりやすく伝えたい所ですよね。
しかし、どの様に伝えたら良いのか分からなかったり、昔ながらのやり方で失敗するケースもあります。

今回この記事では研修を分かりやすく伝えられる行い方を5つにまとめたので、次から一つずつ紹介していきたいと思います。


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①まずは一緒に学ぶ姿勢で行う

まずは研修を行う側も一緒に学ぶ姿勢を持つと良いと思います。

特に若い職員に対しては、ただ教えるだけとか、背中を見て学べといったやり方ではついてきません。
教えよう!という気持ちが強すぎると、教えられる側は温度差を感じてしまったり、嫌に思う方も少なくないです。

そこでどうするかというと、新入職員と一緒に学ぶ、並走して伝えていくようなイメージで行っていくとうまくいきやすいですし、効果もでやすいです。

実際に私が現在所属している法人はその方針をとっています。
ただただ教えるのではなく、本部職員も入って一緒に考えたり発言するようにし、同じ目線に立つよう心がけています。

保育士園長まゆあ
私の園でも全員が新人さんのつもりで言葉を分かりやすく表現するなど、伝わりやすく工夫したうえで一緒に学んでいます

同じ目線に立って研修を行う事、これは特に大事な事です。

②テーマを絞って伝える

それぞれの保育園で伝えたい事は沢山あるでしょう。
時間が限られる中で沢山の事を行いたいと思う気持ちは分からなくはありません。

ただ、研修を受ける側はそれを全て受け止めるわけです。
今何をやっているのか分からない状態にするべきではありませんよね。

例えば伝えたい事が「保育の流れ」「コミュニケーション」「書類の事」だとして、一気に話されても相手は戸惑うだけです。

今回は〇〇の話、次回は××の話をしますといった形で、テーマを絞って伝えると相手に伝わりやすいのではないでしょうか。

時間が無いからと言ってごちゃっと説明されては伝わりづらいです。
研修で伝えるテーマは絞り、伝える事を集中させましょう。


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③分かりやすい言葉で伝える

先輩保育士と新人保育士では経験も年齢もすべてが異なります。

ですので、伝える側が「これくらい知っているだろう」とか、「知ってて当たり前」といった感じで研修を行うと相手に伝わらない可能性もあります。

普段の保育の中でもそういったことはありませんか?

言葉の意味などをはき違えたままだと、保育をしているうちに食い違いが発生する可能性もあります。
食い違いがあると、ちょっとした不信感につながりかねませんよね。

分かりやすく意味や言葉をかみ砕いて研修を行う。
中学生が聞いても分かるような言葉の選び方を意識すると伝わりやすくなりますよ。

④ゴールや目標を明確にする

ゴールや目標を明確にする事は、研修のモチベーションにも関わります。
いつまで続くのか分からない研修ほど苦痛なものはありません。

明確にする事ですが、例えば

・こどもたちが楽しめる手遊びを3つ覚えましょう
・保育所保育指針の1章について学びます
・マニュアルの〇〇ページまでやりましょう

ざっくりとした感じですが、どこまで何をやるかが分かると受ける側も集中して取り組みやすくなります。

きっちりと目標が設定されていれば、短時間の研修であっても効果を上げる事ができます。
その時間、しっかりと集中する事ができますし、モチベーションを保つ事もできます。

ゴールや目標が見えない研修を行う事は避けましょう。


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⑤伝えるだけではなくフィードバックも行う

研修はやったら終わりではありません。
ある程度の期間が過ぎたら、フィードバックしてみましょう。

効果測定みたいなイメージですが、研修で伝えたことが身についているのかそうでないかによって、次に行うアプローチが変わると思います。

・行動に変化があったか
・理解できていなかった所はないか
・伝えたことに間違いはなかったか

上記の点を中心に考えると良いと思います。

そして、フィードバックする時には必ず「褒める」事も忘れないでくださいね。

時には同じことを繰り返し伝える事もあるでしょう。
でもそれは相手が苦手に思っていることかもしれません。
その時に「何度言えばわかるの?」という言葉は禁物です。
相手が委縮してしまいますからね。

伝えたまま投げっぱなしにならないように、フォローもしっかりとやっていきましょう。



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みんなで成長するための研修を

芽が生えた双葉

保育園における研修は必要不可欠です。

新人保育士や新入職員が保育の現場で成長していけるようにサポートしていく必要がありますし、運営する側としても研修を通して自園に合った人材に育てていく必要もあります。

その研修が分かりにくく、伝わらないものだったら…。
もったいないですよね。

保育の仕事は人のつながりで成り立つもの。
職員の成長は保育園の成長でもあります。
分かりやすく伝わる研修を心がけてみんなで成長していきたいですね。


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