どうも!保育士園長まゆあです。
「抱っこをしすぎると抱き癖がつく」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし保育現場に長くいると、抱っこは単なる甘やかしではなく、子どもの発達・安心・信頼形成に欠かせない営みであることを痛感します。
園が保護者に選ばれる理由は施設の新しさや立地だけではありません。
**「子どもが安心して過ごせる雰囲気」と「保育士が温かく関わる姿勢」**
これらも大きな決め手になります。
その象徴が、実は“抱っこ”なのです。
この記事では、園長としての経験を踏まえながら「抱っこ」が保育環境づくりにどのように影響し、園が選ばれる理由につながるのかを整理していきます。
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抱っこは保育の“軸”になる
抱っこは、子どもが「安心」を感じる最も分かりやすい行為です。
泣いている子どもを抱き上げるだけで、表情がやわらぎ、心拍数や呼吸が落ち着いていくのを実感するでしょう。
これは単なる感情的なケアではなく、心理学や脳科学の研究でも裏づけられています。
子どもは抱っこを通じて情緒が安定し、自己肯定感を育み、信頼関係を構築するのです。
保護者から見れば、「我が子が安心して保育士に抱かれている姿」ほど心強いものはありません。
その安心感こそが「この園に預けたい」と思わせる大きな理由になります。
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保育士が抱っこから得る“気づき”
抱っこは子どもの安心だけでなく、保育士にとっての学びの場でもあります。
○子どもの体温や筋肉の緊張から、その日の体調を感じ取れる
○抱き心地から成長のステップ(体の発達・姿勢の変化)に気づける
○表情や声の出し方から情緒の揺れを察知できる
このように、抱っこを通して得られる情報は、日誌や記録以上に「子ども理解」を深めてくれます。
結果として職員間での共有も具体的になり、園全体の保育の質が上がるのです。
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「抱き癖」という誤解と園の雰囲気
一方で、いまだに「抱き癖をつけないように」という考えを耳にすることがあります。
もし園内にこの価値観が強く残っていると、保育士は子どもを抱きたい気持ちを抑えなければならず、保育者自身のストレスにつながります。
また、抱っこをためらう姿を保護者が見たとき、「ここの園は冷たい」と誤解されかねません。
園の雰囲気は、子どもと保育士の小さな関わりが積み重なって形づくられるものです。
だからこそ、園全体で「抱っこは甘やかしではなく、信頼を築く行為である」という共通理解を持つことが大切です。
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抱っこを支える保育環境づくり
とはいえ、現場には「抱っこをしたいけれど体力的にきつい」「業務が多くて余裕がない」という声もあります。
そこで園長として考えるべきは、抱っこをしやすい環境づくりです。
○人的配置の工夫:乳児が多いクラスでは複数担任で対応し、抱っこの負担を分散
○体力サポート:職員にストレッチや腰痛予防研修を取り入れる
○ICTの導入:連絡帳や記録業務を効率化し、子どもに向き合う時間を確保
○家具や空間設計:ソファや座れるスペースを配置し、無理のない姿勢で抱っこできるようにする
抱っこを大切にする文化を「職員が無理なく続けられる仕組み」に変えることが、園長の重要な役割と言えます。
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保護者に伝えたい「抱っこの価値」
園でいくら抱っこを大切にしていても、保護者が「抱き癖はよくない」と信じていれば不安につながります。
だからこそ、園から発信する姿勢が欠かせません。
○面談やお便りで「抱っこは子どもの安心と成長につながる」ことを伝える
○保護者の前でも自然に抱っこし、温かい関わりを“見える化”する
○子どもの安心した表情をフィードバックして共有する
こうした小さな積み重ねが「この園に預けてよかった」と思わせる信頼につながります。
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まとめ──抱っこが園を選ばせる
抱っこは一見すると日常的な行為に過ぎません。しかし実際には、
子どもの安心と発達を支える
保育士の子ども理解を深める
園の雰囲気を温かくする
保護者の信頼を高める
という大きな力を持っています。
園が選ばれるかどうかは、特別なカリキュラムや豪華な設備だけで決まるわけではありません。日常の一つひとつの関わりの中に「この園なら大丈夫」と思わせる要素があります。
その最たる例が、抱っこなのです。
園長や保育士が「抱っこ文化」を大切に育むことは、子どものためだけでなく、保育士自身のやりがいと園の魅力を高めることにつながります。
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