子どもに悪影響!育児中のお酒とタバコをやめた方がいい理由

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お酒とタバコを持つ子ども
大人の嗜好品としてお酒・タバコがあります。
ご覧いただいている方の中にも、好んで飲んだり吸っている人もいるでしょう。

私自身タバコは吸いませんが、お酒は好きで飲むこともあります。

さて、これらは独身時代、皆さん好きなだけたしなんでいたものです。

では、妊娠が分かってから、子どもが産まれてからはどうしていますか?
相変わらず飲んでいますか?それとも辞めようと思いましたか?

妊娠中、育児中にお酒やタバコをたしなむことは、
子どもの成長に悪影響を与えかねません。

また、子ども自身が間違って飲んでしまうなど、
事故の原因にもなってしまいます。

ここでは育児中にお酒やタバコをやめた方がいい理由と、
誤飲した時の対応や相談先などをまとめました。

お酒やタバコはママをイライラさせる事が!

男性につかみかかる女性
妊娠が分かった段階で、女性は母親になるという自覚を持ちます。
そして、今までとは違い、子どもを第一に考えます。

一方、男性はいまいち父親になるという自覚が持ちにくいとされています。
その為、急に訪れた環境の変化に戸惑う方が多いです。

きっと経験ありですよね。

さて、そんな中、ママがつわりで苦しんでいたり、睡眠時間を削って子育てしている中、パパがいつも通りお酒を飲んでいたり、タバコを吸っていたらどうでしょう?

きっとママはイライラすることでしょう。

今までお酒が大好きだったママであれば
「私は我慢しているのに、パパばっかり!」
と、思うと思います。

タバコに関しても、妊娠・出産を経験すると臭いに敏感になるママが多いです。
臭いを嗅いだだけで、嫌悪感を抱くこともあります。

大げさではなく、離婚の原因になったりもしますので、気を付けるべきなのです。

お酒が子どもに与える影響

では、次にお酒が子どもにどんな影響を与えるのか、考えてみましょう。

お酒は「間違えて飲んでしまう」リスクがある。

お酒
お酒は飲ませることが無ければ問題はありません。

ですが、大人が間違えて飲ませてしまう、
子ども自身が間違えて飲んでしまうというリスクが考えられます。

お酒は見た目でジュースのように見えるものが多いです。
間違えて飲んでしまう事は十分に考えられます。

今はファミレスでちょい飲みが流行っており、

子連れで利用した際に間違ってジュースだと思って飲んでしまうケースもあるようです。

店員さんが間違えてお酒を提供してしまい、意図せず飲んでしまったという事故も実際に起こっています。

お酒を飲んでしまった時の影響は大きい

神経イメージ
飲んだ量が少量であれば問題ない事が多いです。

しかし、量が多い、または対応が遅れた場合はアルコールが体内に吸収されて脳細胞を破壊します。

アルコールは吸収スピードが早く、腸に達した段階で吸収が始まります。

破壊された脳細胞は元に戻らないので、
細胞が壊れると、脳の神経細胞の発達が阻害されてしまいます。

すると、記憶力や判断力の低下、脳のちぢむ、意欲が湧かないなどの影響がでます。

また、骨の発達にも影響がでます。
骨の発達が遅いと、身体の成長がそれだけ遅れることになります。

小さいうちはアルコールを分解する力が備わって無いため、急性アルコール中毒になる事もあります。

全身の臓器に大きな負担をかけるばかりか、最悪の場合死に至ることもあるのです。

子どもにとって悪影響しかないことがよくわかりますね。

授乳中の飲酒も良くない

授乳中にママが飲酒した場合は、母乳を介して
アルコールが赤ちゃんの体内に入ってしまいます。

その結果アルコール中毒になる危険性があり、危険です。

少量ならと飲んでしまうケースもある様ですが、
推奨された物ではありません。

お酒が好きなママにとっては辛い時期ですが、
我が子の健康を考えたら口にしない方が賢明です。

子どもがお酒を誤飲した時の対応策

万が一お酒を飲んでしまったら、緊急の対応として
アルコールを薄める為に水か牛乳を飲ませて経過観察を行いましょう。

また、経過観察すると共に、場合によっては救急車を呼ぶ、
病院に連れていくといった対応が必要になります。

対応が遅れるとその後に影響が残りやすいです。
入院や胃洗浄を行った例もあるので、早めに対応した方が良いでしょう。

タバコが子どもに与える影響

たばこ
次にタバコによる子どもへの影響を見ていきましょう。

煙に含まれる有害物質による影響が大きい

タバコは煙を発する為、周りに影響を与えてしまいます。

煙にはニコチンや発がん性物質など、
およそ70種類くらいの有害物質が含まれます。

まさに「毒ガス」といったところでしょうか。

吸う人はフィルターを通して吸うので、
ある程度は有害物質を減らした状態になります

しかし、周りにいる人はフィルターがないので、
全ての有害物質を吸い込む可能性があります。

受動喫煙という風に呼びますが、
妊娠中から影響が出やすく、
流産や早産のリスクが高まります。

受動喫煙の結果…


・流産や早産の危険性が高まる
・子どもの低体重を招く
・乳幼児突然死症候群のリスク増加
・呼吸器系の病気にかかる可能性があがる


こんなことを引き起こしてしまうのです。

いかに有害物質が子どもに大きな影響を与える事が分かりますね。

サードハンドスモークの危険性

最近では三次喫煙(サードハンドスモークとも言います)のリスクについても報告される様になってきました。

サードハンドスモークとは、タバコを吸う人の洋服や髪、吸った後の部屋の床や壁にタバコの有害物質が付いていて、それを吸ってしまうことで健康被害が生じるというものです。

「タバコ臭いな」と感じたら、すでに三次喫煙のリスクにさらされていることになります。

目に見えるものではないので、十分掃除したつもりでもまだ有害物質が残っている可能性も否定できません。

タバコをあやまって食べる可能性

お酒と同様にタバコ自体を食べてしまったというケースもあります。

灰皿に入っていたタバコを食べたり、空き缶を灰皿代わりにしてニコチンが溶けだした水を間違えて飲んでしまうなどの事例があり、とても危険な事です。

そして、食べてしまった時に恐いのはニコチン中毒です。

中毒になるとめまいや嘔吐、下痢、高血圧などの症状が現れます。
更に重度になると顔面蒼白、けいれん、こん睡が起こり、最悪の場合は死に至ります。

子どもはタバコが有害なものだと判断できません。
間違えて食べない様にしたいところです。

タバコにの受動喫煙や誤飲を防ぐ方法は?

タバコに関してはやめる、禁煙するのが一番です。
吸わなければ子どもに害を及ぼす事はありません。

ニコチンガムなどを併用し、場合によっては禁煙外来を受診するなど、専門機関の力も借りると良いでしょう。

また、よく換気扇の下やベランダで吸うケースも見られます。

しかし、これらの場所で吸っても受動喫煙のリスクは下げられません。

換気扇では完全に煙を排除する事はできず、

ベランダでも窓の隙間から十分に煙が入ってくるからです。

ですので、きっぱりやめるのが一番なのです。

タバコの誤飲はすぐ病院へ!

2センチ以上のタバコを食べた場合は
出来るだけ吐かせてから病院を受診します。

この時に水などは絶対に飲ませてはいけません。

胃の中でニコチンが水分に溶け出し、中毒状態になってしまいます。

また、ニコチンが溶けた水を飲んでしまった場合は、ニコチン中毒の症状が早く現れやすいので、一刻も早く病院に連れていくようにしましょう。

間違えて与えない為にできる事

バツ印を作る医師
子どもがお酒やタバコを誤飲しない為に出来る事があります。
それをパパ自身が率先して行う事で、家族全体の意識を高める事ができるでしょう。

子どもの目に触れさせない

第一に大切なのは「子どもの目に触れさせない」事です。

子どもは親の行動を真似します。
ある程度分別が付くようになれば真似をしなくなります。

しかし、小さいうちは興味本位だったり
美味しいものだと思って口にすることもあるでしょう。

まずは、目に触れさせない事が大切です。

手の届くところに置かない様にする

寝返りをするくらいの月齢の子どもでしたら行動範囲は狭いですが、
ハイハイや伝い歩きをするようになると、グッと行動範囲が広がります。

ある調査では、1歳未満の事故の割合が多いという報告もされています。

1歳くらいだと早い子は歩いていますし、ほとんどの子どもが伝い歩きをしていますので、そうすると容易にテーブルの上のものに手が届く様になるでしょう。

この頃は子どもの行動範囲を甘くみてしまう時期ですので、「まさか」の事故が起こりやすいと言えます。

高い所に置く、手の届かない所に隠すなどし、
うっかり置き忘れる事のない様に心がけたいですね。

誤飲や中毒を起こしてしまった場合の相談先は?

スマホと病院
タバコの誤飲は、誤飲事故年間発生件数の中でもトップクラスの件数が発生しています。
また、お酒に関してもタバコ程件数は多くないものの、発生しています。

もし、あなたの子どもが誤飲してしまったら素早い対応がとれるでしょうか?
恐らく、自信のある方は少ないのではないでしょうか。

いざという時の為に、相談機関をまとめました。

※執筆時点での情報です。
最新の情報を掲載するように努めていますが、情報が古くなっている可能性もありますので、ご注意ください。

相談で電話をかける時のポイント

事故が起こった場合の相談窓口は
年中無休、24時間で対応しているところがほとんどです。

電話をかける際は…


・慌てない
・落ち着いてゆっくり話す
・誤飲した物、量を伝える
・発生した時間


を伝え、指示を仰ぎましょう。

相談先の一覧

緊急時から普段の相談窓口までまとめました。
ただし、情報は常に動くものです。
最新の情報を確認するように努めましょう。

〈緊急時〉

119番
・119
緊急性が高い場合は救急車を呼びます
救急車を呼ぶ際は、救急である事を伝え、

・住所
・名前と年齢(月齢)
・発生状況
・現れている症状
・近くの目標物

などを伝えます。

電話は切らずに、オペレーターの指示を仰ぎます。

気が動転しがちですが、落ち着いて伝える事が大切です。

また、必ず住所から伝えるようにします。

住所が分かった段階で救急車が出動します。
1秒を争う事態ですので、とにかく場所を伝える様にしましょう。

平成28年度の報告では、救急車の現場到着は全国平均8.6分。
病院に収容されるまでの時間は全国平均で39.4分だそうです。

【参照 総務省 平成28年度版 救急・救助の現況

判断に迷う時の相談先

誤飲をしたとき、症状が無くても病院に行くべきか悩む事もあるでしょう。
そういった時は、相談窓口に電話するのも一つの方法です。

〈救急の相談窓口〉

・#8000  小児救急電話相談
・#7119  救急相談センター

どうするべきか、判断に迷う様ならまずはここにかけてみましょう。
相談員が症状に応じて適切なアドバイスをくれます。

〈中毒系の相談窓口〉

・つくば中毒110番 029-852-9999(365日 9時~21時対応 無料)
・大阪中毒110番 072-727-2499(365日 24時間対応 無料)
・日本中毒情報センター「たばこ専用電話」072-726-9922 (365日 24時間対応 無料の音声応対方式)

また、地域の救急病院や休日・夜間診療所などでも対応可能です。
ホームページや広報誌などで近隣の情報を調べておく事をお勧めします。

子どもの事を考えて最善の対応していきましょう

元気な女の子
大人にとってお酒やタバコは、適度であればプラスに働く事もあります。

しかし、子ども目線で考えた場合はデメリットの方がはるかに大きく、悪影響を及ぼしてしまうことは明らかです。

最悪の場合、死に至ってしまうので、しっかりと対策をすることに越したことはありません。

出産を機にお酒はタバコはやめるなど、家族にとって何が最善なのかを考えてみましょう。

もう自分だけの身体ではありません。

家族の為、そしてその中心にいる子どもの健康を考えるきっかけになれば幸いです。

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