どうも!保育士園長のまゆあです。
今回のテーマは「子育て支援センター」です。
お子さんを持つ皆さんなら、一度は耳にしたことがあると思います。
では実際に行かれた方はどれだけいるでしょうか?
お母さんは行った経験をお持ちの方が多いでしょうが、お父さんはとなると数はグッと減ってしまうでしょう。
行かない原因は様々あれど、地域の中にある子育て施設を活用しない手はありません。
むしろ、積極的に活用すべきなのです。
行きづらいなぁと感じている方が(特にお父さんが)少しでも利用しやすく思えるように、私の経験談もあわせて紹介していきます!
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もくじ
どれだけ知ってる?子育てセンターってどんな所?
子育て支援センターという言葉は聞いたことがあるけど、どんなところか分からないという方も多いと思います。
子育て支援センターとは、乳幼児やその親が交流を持つ場所かつ、育児の相談や情報提供などの支援を行う所です。
基本的には住んでいる市区町村のセンターを利用することができます。
保育士や看護師が常駐しているので、利用した時にプロの声を聞くことができるのが特徴です。
似たような施設に児童館がありますが、こちらは遊びの場を提供することがメインなので、子育て相談はできません。
地域の方の子育てを後押ししてくれる施設として重要な役割を担っています。
支援センターでは様々なプログラムが行われることも
それぞれで行っていることは異なりますが、毎月何かしらのイベントを行っています。
例えば…
・かみしばいの読み聞かせ
・工作教室
・リトミック体験
・絵本の読み聞かせ
・○○で遊ぼう!(一つの素材に特化した遊び)
・歌をみんなで歌おう
などです。
イベントが行われる日は普段よりも多くの子ども連れが訪れます。
また、パパ向けに特化したイベントが行われる所もあります。
詳細はお近くの支援センターに問い合わせる必要がありますが、楽しめる内容の物ばかりですので、気軽に参加してみると良いです。
私は新聞紙で遊ぶイベントに参加したことがありますが、みんなはしゃいで楽しそうにしていました。
男性は私だけだったのですが、子どもの総攻撃をくらいましたよ(笑)
でも子育て支援センターってママが多いんじゃない?
パパたちが気にする点として、他のママさんが多いことが挙げられます。
実際ママたちの中で支援センターにいるパパってなんか~(以下自主規制)なんて声もあります。(ググってみたら不幸せになります)
確かに初めて子どもと二人で利用したとき、パパさんが全然いなくて驚きました。
もちろんいるんですよ、全く居ないわけじゃない。
仕事柄どんな場所で、パパが少ないのも知っている。
でも、まさか、こんなにアウウェーだとは・・・と思うくらい居なかったんですよね。
漂うよそ者感。
別の日に行ったときは多少はいましたが、父子でとなると私だけでした。
それなりの覚悟は必要かなぁと思います。
パパがセンターに行くメリット
とはいえ、パパが子育て支援センターにいくにもメリットがあります。
子育てにおいてこういった場所を活用するのは子どもにもパパ自身にも良いことがあるんですよ。
子どもと沢山触れ合える
センターでは沢山の遊具やおもちゃがあります。
パパでも見たこと無いものも多くあるでしょう。
一緒に遊ぶことで、親子水入らずの時間を過ごすことができます。
特に平日遊ぶことができないパパにとって、休日に利用すれば沢山遊ぶことができますし、家で遊ぶよりかはストレスの解消度が遥かに異なります。
ご近所さんへの騒音を全く気にしなくてよいのですからね。思いっきり遊んじゃいましょう!
子どもの知らない一面が分かる
遊んでいると年齢が近いお友達同士で遊ぶ姿も見られます。
子どもは子どもながらに顔を使い分けているものです。
お友達に対して優しくしてあげたり、親から離れて探検したり・・・
私の子どもも初めて遊びに行ったときに知らないお友達と仲良く遊んでいる姿を見て感心してしまいました。
子育ての相談ができる
支援センターには保育士など子育てのプロがいます。
何か子育てで困ったことがあれば、相談する事ができます。
定期的に通えば、継続した相談ができるので、より深い話ができますので相談事があれば相談してみましょう。
利用して月日が浅いときは話すのが難しいかもしれませんが、定期的に利用していくとお互い顔を覚えると思います。
お互い顔を知っている状態であれば、話もしやすいと思います。
場合によっては個別で話を聞いてくれる事もあるので、悩んだら相談できる場所として覚えておきましょう
パパ友ができるかも?
支援センターにくる少数のパパ同士、仲良くなり、パパ友になるかもしれません。
パパ友なんていらないよなんて考えの方もいますが、顔見知りくらいにはなっておいた方が今後継続利用を考えているなら良いかと思います。
私は2人の方と知り合いました。
仕事ではないので、沢山の方を相手にするわけではありません。
状況にもよりますが、作れるパパ友の人数は2~3人が現実的なラインでしょう。
新たな交友の場として利用するのも良いですね。
利用するときの注意点
利用する際はいくつか注意する点があります。
自分だけの施設ではありませんので、トラブルにならないように気をつけていきましょう。
センターのルールを守る
あたりまえの事ですが、どのような施設でもルールがあります。
ルールを守って利用するのがマナーです。
しかし、当たり前の事が出来ていないという事例も見受けられる様です。
例えば飲食禁止の場所で飲食するなどです。
ルールを守らない人は、周りから見ると目立って見えます。
自分ではバレていないつもりでも、意外と見られています。
特に、ママたち女性はそういった部分に敏感です。
また、子どもにも示しがつかないでしょう。
ルールを守る・守らないは子どもの将来にも影響が出てくる所です。
子どもたちに守らせたいなら、まずは自分自身が守ることを意識したいですね。
相手の子どもに怪我をさせないように見守る
子ども同士の怪我は、良い経験になる反面、できる限り避けたい事です。
子どもの成長の事を考えたら
怪我をさせてしまった
↓
相手に謝る
↓
仲直りする、怪我させないように気を付ける
という過程を踏むことになり、一つ一つの行動が子どもの学びと成長になります。
しかし、怪我が原因で中にはトラブルに繋がってしまうケースもあります。
昔はその辺も寛容だったのが、今は保護者同士のイザコザを生んでしまったり、怪我の程度によっては治療費を求める事もあるといいます。
確かに、顔に傷を負って跡が残ってしまうような事があったら一言いいたくなりますもんね。
我が家の長男坊も目の下を引っかかれ、傷跡が残ってしまいました。
相手の保護者は知らんぷりで行ってしまったため、何もすることができなかったのですが、文句を言いたい気持ちになりました。
要らぬトラブルは避けたいものです。
その為にもスマホを見るより我が子を見る、手を出してはいけないことをしっかりと子どもに教えるなどの対策が必要ですね。
必要な物は持参する
支援センターは子どもが集まるところなので、子どもに必要なものは大体準備されています。
しかし、それに頼っていてはいけません。
できるだけ自分で用意したものを使うようにしましょう。
初めは借りて申し訳ないという気持ちが先行しますが、人間は慣れる生き物です。
しばらくすると「まぁ借りればいいか」」という気持ちに変わっていきます。
保育園でも忘れて物を借りる方は大体固定化されています。
顔には出さないものの「また?」と思う職員がいないとも限りません。
準備は万端にしておきたいものですね。
挨拶をしっかりする
基本になりますが、挨拶はきちんとした方が良いです。
施設の職員、一緒に遊んだお友だちなどに対して挨拶をします。
元気よく力いっぱいしてくださいとは言いませんが、相手に聞こえるくらいの普通の声であれば十分です。
利用する前に「宜しくお願いします」
一緒に遊ぶお友だちに「こんにちは」、「宜しくね」
利用が終わったら「ありがとうございました」、「またお願いします」
しっかり挨拶できる人ほど好印象になります。
逆に挨拶しない人は「あの人何なんだろう?」と思われてしまい、誤解を招いてしまう事もあります。
子どもの社会勉強として、他人との挨拶をみせるいい機会にもなります。
子どもにお手本を見せながら、子ども自身も覚えて言えるようにすると良いですね。
積極的に活用してみましょう!
ママが多い子育て支援センターの利用はハードルが高い様に思えます。
しかし、子育てするうえで利用することは親子にとってメリットも多く、子どもも色々な事を覚えるチャンスにもなります。
パパの利用は全然OK!
積極的に、定期的に利用していき、子育てに上手く活用してみてくださいね。
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